2021年10月20日(水) 更新

短大卒の「平均初任給」は?大卒との気になる金額差

短大卒の平均初任給は「16~17万円」

初任給は、学歴によって変わってきます。例えば、短大卒の事務職の初任給や給与は、業種や地域によっても差はあるかと思いますが、給与は16~17万円台が多いようです。そこから社会人2年目、3年目とどう給与が推移していくかにも注目しましょう。

調査方法 : メールを配信して学生にアンケート
調査日時 : 2017年1月26日(木)~1月29日(日)
調査元 : ポート株式会社
調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数:438人
質問内容 :「短大と大卒では給料に差があると思う」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「短大と大卒では給料に差があると思いますか?」という質問に対して、89.6%の人がYes、10.1%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ) 短大卒と大卒の給料についてアンケートを取ってみた結果、やはり多くの人が「差はある」と感じているようでした。では実際のところはどうなのか、給料を深掘りして探っていきましょう。

大卒に比べると短大卒は初任給の上昇率が低い

短大卒の初任給や給与が低めなのは、「金融・保険」「電気・ガス」や「土木建築」などの業種であること多いようです。どちらかといえば、製造業のほうが非製造業より高いことが多いようですので参考にしてください。短大卒の初任給の推移としては、業種によって違ってきます。
初任給は「電気・ガス」や「金融・保険」などは低めなのですが、上昇率は高いことが多いようで、「熱供給・水道業」なども含めて平均年収が高くなるようです。大卒よりは、初任給や給与の上昇率は低くなります。しかし、必ずしもこの差を保ったまま給与が推移していく訳ではありません。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

短大卒の生涯収入は初任給ではなく上昇率でチェックする

短大卒の初任給や給与は企業によっても違いますが、初任給はたとえほかの企業と比べて低くても、入社したあとの給与の上昇率が高い企業があるのでその点はチェックする必要があります。求人広告を見る際は短大卒の初任給や給与だけをみてしまいがちですが、初任給だけにまどわされないように注意しましょう。

業界の業績や将来性を見極めて生涯収入を考慮することが大切

最初は給料が安くても、生涯収入でいうと高給が見込める企業や業種も多々あります。あとは、生涯収入を考える際に重要なのが退職金やボーナスです。景気にもよりますが、業界の業績や将来性などは大丈夫かを見極めましょう。これらによってかなりの差がでてきてしまいますので、初任給や給与ばかりに目を向けないで、その後を生涯なども見越して就職活動をしましょう。給与がどんどん上昇する業界や会社も少なくありません。

短大卒と大学卒の初任給の差は約3万円

短大卒の初任給についてみていますが、短大と大学では在籍年数は2年しか違いませんが、そのわりには初任給の面ではかなりの差がみられます。例えば短大卒の初任給と大学卒の初任給の差は、約3万円くらいあるのです。
大卒と短大卒で初任給の差は約3万円くらいあると考えたら、この差は大きいですね。学歴別の初任給を見ると、大学卒では事務系・技術系とも20~21万円くらいが平均で、短大卒では事務右傾で17~18万円くらいが平均のようです。

初任給が高い順は短大卒<大卒<大学院卒

初任給の事も考えて進学を考えましょう。学歴でかなりの差がでてくるときがあります。また初任給だけではなく、卒業した学校が大学化短大かによって初任給や給与の上昇率も違ってきますので、初任給が20万円は欲しい場合は大学に進学する道もあるかもしれません。もちろん、大学院に進んで社会人になるとなれば、初任給や給与はさらに上がってきます。すぐに社会人にならずにスキルや知識を身につけて、高い初任給から社会人生活をスタートさせるというのもいいでしょう。

年齢を重ねるごとに大卒と短大卒の年収の差は開く

20~24歳の短大卒の年収は、男性で199万円、女性で195万円となっています。25~29歳になると男性231万円、女性220万円です。
一方大卒の年収は、20~24歳男性で222万円、女性で214万円になります。25~29歳の年収は男性260万円、女性239万円です。年齢を重ねるごとに、短大卒と大卒の年収の差は開く傾向にあります。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

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短大卒と大卒の初任給では「約3万円」の差!上昇率の推移で生涯収入を判断しよう

短大卒と大卒の初任給の推移と生涯収入を紹介しました。短大卒の初任給や給与の推移と生涯収入をみていきましたが、短大卒は大学卒に比べると初任給が低く、高卒に比べると初任給が高めの傾向にあるようです。もちろん時代と共に推移していますので、リアルタイムの情報を仕入れましょう。業種によっても違ってきますが、是非参考にしてみてください。

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