2016年11月25日(金) 更新

【辞退したい!】入社式前に現れる憂鬱な気分をどうすればよいか?

内定ブルーの憂鬱気分は「心の風邪」かも

個人的な性格も影響しますが、概して入社式前の学生の皆さんは憂鬱な気分になり易い状況です。学生から社会人へ変わる大きな人生の節目であり、今後勤める会社での人間関係や仕事など、判らない事に対する不安でいっぱいなのです。これでは入社式前に憂鬱になるのも仕方ありません。これは誰にでも起こりうる「心の風邪」のようなものとして、あまり深刻に受け止めないでください。もし自分の力で気分転換ができず、憂鬱な気分が1週間以上続く場合は専門医に相談してみる事もお勧めします。入社式には晴々とした気持ちで臨みたいですよね。

入社式前の憂鬱時には大きな決断を急がない

憂鬱な状態の時には何もかも悲観的に捉えやすい傾向があります。これは今のあなたが心も頭も余裕がなくなっているためです。このような状態の場合は辞退か入社かといった大きな決断を先延ばしにして、憂鬱状態から正常な状態に戻る事を優先させましょう。パソコンに例えるなら、今のあなたはソフトやデータが多すぎてハードディスクもメモリも余裕がなくなっている状態です。新しい事(大きな決断)をする前にパソコンの負荷(憂鬱)を減らし、動きやすくしてあげましょう。

入社式の辞退に法的なペナルティはある?

では、実際にあなたが入社式前に入社を辞退した場合、法的なペナルティはあるのでしょうか。結論からいえば法的な問題はまったくありません。会社が内定を出した後は内定者の立場が強くなり、内定者が最終的な入社の決定権を持ちます。辞退するも入社するもあなたの自由なのです。一方、その逆に会社側からの内定取り消しは損害賠償など法的ペナルティの対象になります。

辞退における法律外の影響

自由応募枠での内定の場合は、辞退しても大きな影響はありません。学校推薦枠(会社が一定数の学生を指定大学から採用する場合)も法的には辞退可能です。しかし、あなたを推薦した学校は翌年からの推薦枠の取消や縮小が行われ、結果的にあなたを推薦した母校と後輩が困る事になります。学校推薦で内定を得た場合、応募前にこの説明を受けているとは思いますが、学校推薦での企業応募の際は事前に熟考してから行って下さい。

辞退するなら早めに!入社式直前は避けよう!

個々の状況もあるので、辞退が良い、悪いというのは一概には言えません。例えば入社式前に会社の深刻な不正が発覚したり、希望していた部門の廃止や売却など、会社側の状況変化も辞退の理由となることもあるので、辞退することの良し悪しは一概には判断できないのです。ただ、私的な都合の場合はできるだけ早めに辞退の意思を伝えて、会社側へ負担をかけないよう心掛けましょう。

誠心誠意の対応を

学生と同様に、会社側も採用活動には多くの時間と資金、労力を掛けています。また、あなたが内定された事で他の人が採用の機会を失っている場合もあるのです。やむを得ず辞退する事になっても誠意を持って対応しましょう。間違っても入社式直前になって辞退することのないように。

内定ブルーの憂鬱と向き合って、入社式の辞退は慎重かつ適切に

入社式前は誰でも憂鬱になりやすく、入社辞退も考える人もいます。心が弱っているときは焦らずに大きな決断は先延ばしにしましょう。また、特に推薦応募の場合は学校や後輩への影響も考慮する必要があります。やむを得ず内定辞退をする場合はできるだけ早く、そして誠意を持って対応して下さい。

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