2020年06月29日(月) 更新
【職業選択の自由とは】就職後に後悔しないために知っておきたい自分に合った仕事の選び方
目次
就活生が職業選択をする上で意識していることとは?
キャリアパーク会員の就活生を対象に「職業選択の際は何を一番意識すべきだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 自分がやりたい仕事かどうか。
- 続けられるか。
- 職場の雰囲気。
- 自分がやりたいかどうか。
- 自分が頑張れるか。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「職業選択の際は何を一番意識すべきだと思いますか?」
職業を選択する上で一番重視する項目は人それぞれですが、企業とのマッチングが大事だということが分かります。「自分がやりたい仕事かどうか。」「雰囲気」など、自分の性格や考えに合っている企業を選ぶ必要があるといえるでしょう。この記事では、就活の仕事選びで後悔しないために知っておきたい、職業選択のコツを3つご紹介します。
どんな企業があるのか知ることも一つの選択
まずはどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。
日本国民は「職業選択の自由」によって守られている
「職業選択の自由」とは憲法の1つ
日本国民は、「職業選択の自由」に守られています。「職業選択の自由」とは、日本国憲法第22条第1項に規定されている憲法の1つです。職業選択は自由におこなえるものとし、営業をすることも自由である、と定められています。つまり、どのような職業を選ぶかは個人の自由だといえるでしょう。
転職においても職業選択の自由は適用される
職業選択の自由は、就活生だけに適用されるわけではありません。転職においても適用されます。たとえば就職した会社と、「退職後は競合他社に就職するのを禁止する。違反した場合は退職金を支払わない」という契約が結ばれていたとしましょう。しかし、これは職業選択の自由に反するものですので、無効になるのです。
就職後に後悔しないよう職業選択は慎重におこなう
職業選択は、就職後に後悔しないためにも慎重におこなうべきだといえるでしょう。職業選択を誤ると、企業にあった強みをアピールする自己PRや志望動機が書けません。そうなると内定がなかなか出ないという状況を招きかねませんので、自分にあった職業選択をすることが大切だといえます。
職業選択における失敗談
職業選択は人生に大きく関わってくることです。その時の気分や周囲の意見に流されて職業選択を行ってしまうと、非常に公開することになります。失敗談をいくつか紹介します。
職業選択における失敗談①
地元を離れて東京で暮らしたいと思い、東京で就活をはじめました。なかなか決まらずにいましたが、ようやく内定をもらうことができ、その企業に就職しました。しかし、仕事内容が面白くないうえに、遅くまで残業があり、せっかくの東京での生活を楽しむことができません。地元でやりがいを感じて働く友人と話すと、自分の仕事がますます嫌になっていきます。東京で暮らしたいという思いだけで、働くということを真剣に考えていなかった頃に戻って人生をやり直したいです。
職業選択における失敗談②
昔から図書館で働きたいと考えていたため、大学で司書資格をとりました。あこがれの職業だったため、業界や職場についてあまり研究せずに、資格を活かして就職しました。しかし、実際に働いてみると想像していたような職場環境ではなく、そのギャップに耐えられず辞めてしまいました。どんなに昔から憧れていた職業であっても、業界研究、企業研究をきちんと行なうべきだった、と後悔しています。
職業選択における失敗談③
私の両親は二人とも教師をしています。父も母も教師という職業に誇りを持っており、私は将来は教職につくことを期待されていました。二人からの期待を裏切ることができず、私も教師の道を選びました。もともと表に立ってなにかする、ということが苦手な性格だったため、教師を始めてからストレスを感じることが多くなり、自分の道を自分で決めなかったことに、今になって後悔しています。
社会人として一歩目の職場環境は人生において重要
最近では転職をする人も増えており、最初に入社した企業で一生働くという道以外の選択も増えてきました。ですが、最初の職場選びは人生において非常に重要です。社会人として初めての職場でつまづいてしまうと、働くことに対してネガティブなイメージをお持ってしまいます。最初の職場選びは、特に慎重に行わなくてはなりません。
自分に合った職業選択をするコツ
目先だけを考えない
職業選択をするにあたって、目先の給料や雇用条件はもちろん大事です。しかし、後悔しない職業選択のコツとしてもっと大事なのは、10年・20年・30年後に定年の自分を思い描ける企業かどうかだといえるでしょう。就職後、考えの変化によってキャリアプランは変わってくるかもしれません。現段階で将来働いている姿を考えることができない企業で働くと、後悔する可能性が高まるでしょう。目先のことだけを考えず、どうなりたいかをきちんと見据えるのが、後悔しない職業選択のコツです。
大切なのはキャリアプラン
まず、過去を振り返り、これまでの自分がどのようなときに最大限の成果を挙げられたか考えてみて下さい。自分がチームをまとめてミッションをクリアしたとき、尊敬できる人の下について作業したとき、ミッション自体への興味関心が高かったとき、いくつかの場合を考えられると思います。そこから自分が何に価値を感じるのか見極めていきましょう。次に、今の自分ができること、得意なこと、社会に貢献できること、を考えます。自分の向き不向きを確認し、アピールポイントをきちんと把握しておきましょう。最後に将来の自分について考えます。将来なりたい像、身につけていたいスキルをきちんと書き出しておきましょう。
キャリアプランのポイント
キャリアプランを考える際のポイントは以下のとおりです
- 自分が価値を感じるのは、どのようなことをに対してか
- 得意なことや特技、社会において活かせることをきちんと把握しておく
- 自分は将来的にどうなっていたいのか
キャリアプランで考えるべき点を把握したら、実際にキャリアプランを立ててみましょう。将来なりたい像を明確にし、そこから逆算して、数年後の自分がどうなっているべきか、ということを可視化することで、目標が見えやすくなります。
キャリアプランを立ててみよう
1年後:◯◯◯◯企業に就職
3年後:スキルを身につける
5年後:マネージャーとしてチームで成果をあげる
7年後:自分の会社を立ち上げる
キャリアプランは詳細まで具体的に決めていくことで、よりよい職業選択につながります。
②:譲れる・譲れない条件を選別する
職業選択のコツとしては、譲れる・譲れない条件の選別も大切です。職業選択をする際は、やりたいことだけではなく「譲れない条件」もしっかり選別して、自分のキャリアを決めましょう。絶対に譲れない条件を満たしてくれる会社だと、人は満足感を得られやすいため、就職後に後悔しにくい傾向にあります。さらに、譲れない条件の中でも優先順位をつけておくと良いでしょう。職業選択していく中で、譲れない条件は変わってくることもあるので、度々見直しましょう。
③:第三者の意見を聞く
行き詰まったときは、第三者の声に耳を傾けることも職業選択のコツです。第三者は、焦燥感でいっぱいの自分と違い、物事を冷静に判断できます。そのため、冷静な判断をしてくれるでしょう。家族や友人など、身近で自分のことをよく理解してくれている人なら、なお参考になるアドバイスをくれる可能性が高くなります。もちろん最終的に決めるのは自分ですが、判断材料としてはとても参考になるでしょう。
職業選択のコツ
- 具体的なキャリアプランを立てる
- 働く上で譲れない条件を明確にし優先順位をつける
- 自分の良き理解者からアドバイスをもらう
迷っているときに後悔しない職業選択の仕方
スキルアップを考えた職業選択
業界や企業研究をきちんと行っても、まだ自分に合う職業がどれなのか、迷ってしまうこともあると思います。そのような場合は、自分のスキルアップできる職場かどうか、という点に注目して職業選択をするようにしましょう。キャリアプランをもとにして、自分がいつまでに何のスキルを身につけるべきなのか、そのスキルはその企業で身につけられるのか、慎重に見極めましょう。
転職しながらステップアップしていく
今の仕事を辞めて転職することに対して、あまり良い印象を持ってはいない人も中にはいると思います。転職する理由にもよりますが、多くの場合は今の職場よりもより良い環境を求めての転職です。最近では転職は珍しいことではありませんので、転職しながらステップアップしていく道もある、ということも覚えておきましょう。
多くの企業で必要とされる職業
専門的な職種であると、場合によっては転職が難しいかもしれません。しかし、中には多くの企業で必要とされるスキルがあります。営業やマーケティングのスキルが高いと、多くの企業で役に立つため、たとえ業界が違ったとしても、転職できる可能性があるでしょう。他にも、IT業界で活躍するイメージが強いシステムエンジニアも、最近ではさまざまな業界で活躍しています。
就職後に後悔しないためにコツ3つを押さえて自分に合った職業選択をしよう
職業選択の自由とは何か、自分にあった仕事選びのコツについて見てきました。職業選択の自由は、憲法において定められています。就職後に後悔しないためには、自分に合った職業選択は重要だといえるでしょう。自分に合った職業選択をするためにも、【目先だけを考えない】【譲れる・譲れない条件を選別する】【第三者の意見を聞く】というコツ3つをおさえておいてください。
もしあなたが今この3つのものが見えていないのであれば、自己分析をし直してみるのも良いでしょう。この自己分析シートを使えばあなた自身の強みや、適正を診断できます。結果をもとに自分の志向と照らし合わせながら、業界を決めていけば就職後に後悔することも少なくなるでしょう。
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