2017年08月28日(月) 更新

話題の内定辞退!就活生が企業に送ったお祈りメールとは

通常の「お祈りメール」とはどんなものなのか!?

お祈りメールとは、通常は、企業から就活生へ送られる不採用通知の事です。
多くの場合でその末文に「今後のご活躍と発展をお祈り申し上げます」といった、就活生の今後を祈る一文があるからでしょう。
その為、結果が不採用となった際に、「お祈りメールが来た」や、「お祈りされた」とする言い換えが広がった、とされています。

手紙の書式としては、ごく一般的なもの

なお、企業から送られてくる、不採用通知の文書は、基本的に以下の流れです。

■応募へのお礼
■慎重に検討を重ねたが、不採用となる旨
■(丁寧な文書の場合には)ご縁が無かった等、不採用の原因は応募者自身には無い旨
■今後の活躍をお祈りする旨

相手の健康や発展を祈り、結びの言葉とするのは、手紙の書式としては、ごく一般的です。
ただ、「就活生のお祈りメール」が話題となった理由は、単に企業の発展をお祈りしたからではないのです。

就活生の「お祈りメール」って!?

お祈りメールの用件は、内定辞退でした。
ただ、その文面が、不採用通知の流れをそっくりそのまま踏襲した上で、内定辞退の旨を伝えるものだったようです。

ツイートがきっかけで、話題に

この「就活生のお祈りメール」は、
〈内定辞退をお祈りメール形式で送ってきた学生がいる、と某社の人事の方が怒っていた〉
という内容のツイートがきっかけで、話題となりました。
その為、実際にどんな文章であったのかを知る事は出来ません。
もし一般的な不採用通知を参考にしたならば、仮に、以下のようなお祈りメールが考えられます。

【貴社におかれましては、益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。
さて、この度は内定のお知らせを頂きまして、誠に有難うございました。
慎重に審議致しました結果、誠に残念ながら、貴社のご希望に沿いかねる事となりました。
折角の内定ではございましたが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の今後のご発展を心からお祈り申し上げます。】

例えば他には、この様な表現も

先ほど例に挙げたのは、どちらかといえばシンプルな文例です。
企業によっては、さらに丁寧に、選考結果についてのお詫びや、就活生の今後を祈っているものもあります。
もし内定辞退の就活生の「お祈りメール」が、より慇懃なタイプの文例を踏まえたものであれば、こういう文章も考えられます。

一般的な内定辞退のメールと異なるもの

予想を上回る内定数で、選考には大変苦慮致しました
内定の受諾を見送らせて頂く結果となりました
何卒、事情をお察し下さり、ご了承頂きますようお願い申し上げます
誠に不本意な結果かと存じますが、あしからずご了承下さい
末筆ながら、貴社の今後の求人活動とご発展を衷心よりお祈り申し上げます

これを目にして、どんな感想を抱くかは人それぞれでしょう。
ただ、一般的な内定辞退のメールと異なることだけは確かです。

就活生がお祈りメールを送るのは賛否両論の声がある

お祈りメールがどんな内容だったのか、また、就活生がどういう意図で、その文面を作成したのか、実際のところは分かりません。
しかし、そのように不明な部分も多く、想像の余地がある所から、賛否両論ともなり、話題になったといえるでしょう。

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