2019年11月11日(月) 更新
推論問題を時間内に攻略する解き方のコツ【SPI対策】
目次
SPIで出題される項目は決まっている
SPI試験は、企業の就活の選考において、多くのケースで実施されている試験です。
試験で出題される問題は受検方法によっても異なりますが、内容は人によって変わります。しかし、問題の項目に変わりはありませんので、項目ごとの解き方を理解しておきましょう。
推論はSPIに必ず出てくる問題
推論問題は、SPIの中で必ず出る項目です。推論問題は足し算や引き算のような計算問題でもなく、公式を覚えれば解ける問題でもないため、SPIの非言語のなかでも難しい問題とされています。
推論は、提示される情報から、正しいと推論できる事柄を求めます。そのため、事前に覚えておく公式などはありません。
推論は推定を繰り返しながら結論を導いていく問題
推論問題は基本的に、問題文章から読み解ける情報を元に推定を繰り返し、「必ず正しいと推論できる」結論を導き出す問題です。問題自体の情報は基本的に少ないため、図式化することで情報を整理する能力も求められます。
こういった内容から、推論問題は解答に非常に時間がかかる問題です。SPIでは解答に時間制限が設けられているということもあり、就活生からも難しい問題である、と思われることが多いようです。これらより、推論問題への対策はSPI対策の中でも、特に重要であると言えるのです。
文章を図や式化して回答を出す
推論問題の解き方の基本としては、実際に文章に示されている情報を図の形で書き出したり、式の形にするなどして比較し、回答するというものになります。正しく図式化するには、文章内容を正しく読み解けなくてはいけません。
この時点で上手く情報を拾い、読み解けていないと、情報から正しい答えを導き出すのは難しいでしょう。とはいえ、推論問題自体は小学生程度の算数の知識があれば回答できる問題です。図式化することで情報を整理することさえできれば、比較的スムーズに解けるようになるとも言えるのです。推論問題は正しく文章を理解し、事前の練習さえおこなえば解けるようになります。
推論を解くコツは図式の書きおこし
SPIの推論の問題を解答するためには、提示されたテーマを完全に理解しなければなりません。
例えば、「箱の中に30個の大中小の球が入っています。」と記されている場合には、30個という数字と、大中小の3つの種類の球が入っていることを理解しなければなりません。SPIの推論のテーマを理解できていなければ、連続する問題が解答できなくなるため注意しましょう。
SPIの推論のテーマを確認したら、次は現在わかっていることを確認しましょう。現在わかっていることを分析し、正しい解答を選択肢の中から選びます。その際には、言葉で整理するのではなく、円グラフや棒グラフなど図形を用いて、より見やすい形で整理することが大切です。
また、SPIの推論は、1つの図形で解答を求めようとせずに、解答を進めるにつれてわかってくる情報を次々と書き出していきましょう。
1つのことがわかれば、1つのピースが当てはまり、それによって別のことがわかってきます。そのようにして、順序良くわからないことを解明していき、選択肢の中から問題で求められている答えに相応しいものを選びましょう。
表現がばらついているときは統一する
問題内容の文章で、表現がばらついている場合は推定を出すのが難しく感じるでしょう。そういった場合は、一度全ての情報を統一した表現に置き換えてみると解きやすくなります。
これは計算問題などで、求める内容の単位を統一するのと同じようなものだと思っておくといいでしょう。
例えば、問題の選択肢が「A.Pの右隣はUである」「B.Tの左隣はUである」「C.Qの右隣はPである」という文章になっている場合、Bの選択肢だけが「左隣」となっているため、混乱してしまいます。こういった選択肢の場合であるなら、一度全ての条件を「右隣」に統一させて考えてみるのです。こうすることで、同一の条件ではどのような推定ができるかを考えやすくなります。
推論の問題を解くための時間も確保する
SPIの問題の中でも、推論の問題は最も時間がかかる部類です。余りにも複雑な問題である場合には、相当な数の推論の問題を解き慣れていなければ制限時間内に解答することは難しいです。
考えすぎてしまうと、制限時間オーバーになり、他の解答できるはずの問題を解答できなくなり、失点に繋がる恐れがあるので、見切りをつけて次の問題に移ることも大切です。
SPIの推論の問題の解答を進めることで、選択肢の候補を絞ることができます。選択肢の候補を絞ることで、その時点で明らかな正解が確定する場合もあり、大きな時間の節約に繋がります。
条件を当てはめていく推論の問題では、こういった効率化が非常に重要です。考え込めばわかるという訳ではなく、最後まで解答を導き出す必要がない場合もあります。
SPI対策に反復練習ができる問題集をプレゼント
採用試験でSPIを実施する企業は多いです。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。
SPIにおける推論問題では図式を書き出し設定の変更から取り組もう
一見難しそうに思えるSPIの推論問題ですが、内容自体は小学生でも解ける問題です。文章を正しく読み、情報整理さえできれば、回答は難しくはありません。
まずは苦手意識を取り除くためにも、何回か実際に練習問題に挑戦してみましょう。その中で、解説したコツを用いて解答していくことで、次第に推論問題の文章や問題の出し方自体に慣れてくることができるはずです。
特に図式を書き出したり問題自体の設定を変更することは、何回も解くことでより短い時間でおこなうことができるようになるでしょう。スムーズな解答ができるように、試験に向けて練習しておくようにしましょう。
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