2021年09月24日(金) 更新

面接でドアノック出来ない場合の入室マナー

ドアが開いている面接室への入室の仕方

ドアの開いている、またはドアのない面接室に入るときは、面接官に向かってノックで「今から入ります」という合図を送ることができません。なので、控え室や廊下で名前を呼ばれたら、大きな声で返事をしましょう。これが入室しますの合図になります。

面接官からの声がけが入室の合図

ドアの開いている部屋へ入室するときは、まず部屋の入り口の手前で立ち止まり「失礼します」と挨拶をお辞儀をします。面接官から「どうぞお入りください」と言われたら、入室します。入室したら、「よろしくお願いします」と言い、もう一度お辞儀をします。挨拶とお辞儀をするときには、挨拶が終わった後にお辞儀をします。二つを同時に行ってはいけません。その後、面接官の前まで進みましょう。イスがあればイスの横まで行きます。

ノックは必要か?

ドアのない面接室ではもちろん、面接室のドアが開いている部屋への入室の際のノックはしません。ノックは元々、「今からドアを開けてもいいか」を確認するためのものなので、ドアが開いている部屋に入るときにはする必要がないのです。映画などでまれに、開いたドアをノックするというシーンがありますが、これはマナー違反なのでやめましょう。

ノックでの合図がない分、入室前の挨拶が大切です。緊張で声を出しにくいかもしれませんが、呼び出しの名前を呼ばれたときから元気で明るい声を出すように心がけましょう。

ノックは不要な場面もある!

また、ドアの開いている、またはドアのない部屋での面接のときは、入室する直前に身なりを整えたり、表情を作ることができません。ドアのない面接室での面接の際は控え室で身なりの最終チェックを行い、控え室を出た瞬間から面接官の目を意識してふるまうことが大切です。緊張しがちな方は控え室で緊張をほどくように努めましょう。自分の順番が近くなってきたら、深呼吸をして、いつ呼ばれても元気よく返事ができるようにスタンバイしておきます。

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面接室から退室するときは

退室のときには、部屋の出口で一度足を止め、面接官に向き直ってお辞儀をしてから退室します。部屋の出口に行くまでは面接官にお尻を向けてもかまいませんが、お辞儀をするときは面接官に体の正面を向けましょう。お辞儀は面接室の中で行います。ドアがない面接室のときは、退室の挨拶をうっかり忘れて面接の外に出てしまわないように注意しましょう。

ドアが開いている場合はそのままでOK

ドアのある面接室で、入室の際に開いているドアは基本的に閉める必要はありません。ただ、たとえば、ドアの開いている理由が、あなたの前の人の閉め忘れであった場合は、ドアを閉めた方がよいかもしれません。気になる方は、「ドアは閉めた方がよろしいでしょうか」と面接官に尋ねてみましょう。もし「ドアを閉めてください」といわれたら、音を立てないように注意しながらドアを閉めます。後ろ手で閉めてはいけません。

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面接ではドアノックしない状況も考えらえるので、慌てずに対処しよう

今回は、面接でドアノック出来ない場合の入室マナーについてみていきましたが、いかがでしたでしょうか。

面接では、ドアが開いている、またはドアのない面接室もあるということを事前に想定しておくだけで、本番で慌てずに済みます。本番での緊張やパニックは、面接での応答にも影響してしまいます。面接に臨む前はあらゆるパターンを想定して準備しておきましょう。そうしておけばいざ本番でドアノックができない状況に出くわしても慌てずに対応できるでしょう。

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