リクルートの採用試験でSPIと面接が重視されるワケ ｜独自の制度と質問の特徴

リクルートでは応募者の足切りにSPIを使っている

リクルートの採用試験では、SPIと面接が重要視されています。その理由をSPIの方から確認していきましょう。
SPIを採用試験のに取り入れることで、より優秀な人材を把握できます。リクルートの応募者数は非常に多く、全員と面接をすることは不可能です。そのために、応募者の足切りとしてSPIが採用試験の1つにとりいれられているのです。そのために、リクルート社のSPIの採用試験のボーダーラインは非常に高くなっています。SPIは点数ではなく、7段階の偏差値で評価され、リクルートに就職を望むなら通常よりも高いレベルが要求されるでしょう。

しかし、SPIを取り入れる理由として、上記のものはごくごく一般的です。リクルートならではの"もう一つの理由"があるのです。それは一体何でしょうか？

SPIはリクルート社が開発した適性検査

SPIは適性検査の1つとして多くのシェアを誇っています。そのSPIを必ずと言っていい程に毎年採用しているのには理由があります。SPIはリクルート社が開発しており、その信頼性をアピールするためには、まずは開発したリクルート社がSPIを使用しなければならないので、毎年例外なく採用試験の1つとして取り入れられているのです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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リクルート採用試験で重視される面接の対策は？

SPIで高得点を取らなければ通過できないという点では、どの企業と共通しています。しかしリクルートの採用試験の中では、面接が最も重視されるので、SPIに通過できても安心はできません。

面接は4回以上行われますが、面接官が応募者の本心や本質を見抜けなかったり、応募者が未だに緊張したりしているようであれば、何度でも面接が行われます。

面接では「なぜ？」と深堀する質問が多い

リクルートで重視される面接ですが、面接官からは「なぜ？」と深堀されるのが特徴だといいます。自己PRや志望動機で発言した内容に関して、「なんでそれを選んだの？」「なぜその行動がいいと思った？」と質問されるのです。

論理的思考力、考え抜く力が求められるので面接を受ける前にこの特徴を知っておきましょう。

アドリブでスムーズに回答できるようにすると◎

リクルートは、将来的に有望な人材を求めているので、面接で過去の自分の経験だけではなく、様々な質問に正確に答えられなければなりません。過去に大きな実績を挙げたのであれば、惜しみなくアピールしましょう。また、突拍子の無い質問をされることもあり、どれだけアドリブでスムーズに回答できるかを見られています。

独自制度！リクルーター制度が採用試験に取り入れられている

リクルーター制度は、エントリーシートの内容や面接の結果を見て優秀な就活生と社員が面談を行い、その内容次第では面接を免除することもあります。

リクルートの採用試験では、このリクルーター制度が採用試験に取り入れられており、数回面接をしてから行われることがほとんどです。面談と称されていても、実質は面接と変わらないことを質問されるので、しっかり準備して受けましょう。

リクルートは採用試験の結果を総合的に見て判断する

リクルートは何度も面接を行ったり、間にリクルーター面談を挟むなど、入念に採用試験が行われます。ある程度好印象であっても次の面接に進めないことも多く、最終面接まで進んでも不採用になることは多いです。それぞれの採用試験の結果を総合的に見て採用するかどうかを決められるので、最後まで油断せずに受けましょう。

リクルートが自社で開発したSPIと面接を重視するのは有望な人材を採用するため！

リクルートの採用試験は、基本的に基準が厳しいので、自分の実力をどれだけ発揮できるかが重要です。SPI、面接の両方で壁を突破する必要があります。面接は和やかな雰囲気で行われ、就活生の内面を引き出そうとしてくれます。最終面接では、威圧的とまではいかなくても、鋭く質問をされることが通例です。リクルートの採用試験を攻略するためにも、面接対策は入念にしておきましょう。