2019年12月11日(水) 更新

就活とは何をするのか|自分にとって働くとは何かを考える~人生に役立つ考え方と活動の進め方

就活の言葉の意味

就活とは、就職活動の略語です。とくに大学生、大学院生などが、卒業前年から卒業年にかけて内定をもらうためにおこなう一連の求職活動を指します。希望する企業・職種を選ぶために企業研究をし、履歴書などを提出して筆記・面接試験を受け、内定を得るまでの活動を就活と呼ぶのです。

就活に向けて考えておくとよいこと

自分にとって働くとはどういうことか

就活を始める前に、自分にとって「働く」ことはどういうことなのか、働く目的をじっくり考えてみましょう。お金を得るため、やりがいを持つためなど色々考えられます。働く目的をはっきりさせると、就活の方向性が決まってくるのです。将来、自分はどのように働いていたいかを考えるとき、自分のライフプランと合わせて考えると、どう働きたいのかが見えてくるでしょう。

自分が人生で何をしたいか

就活とは何かを考えることは、今一体自分が何をしたいのかを考える機会にもなります。自分は人生で何をしたいのかを考えるときに、自分が行きたい企業がどんな業種なのかを把握することもできるのです。もしくは、今すぐには就活をしないで、もっと勉強をしようと思い直すかもしれません。働く目的と合わせて考えれば、目指す企業も絞りやすくなるでしょう。

企業に就職するとはどういうことなのか

多くの学生が、企業という組織に所属して働きたいと考えているのではないでしょうか。
企業に就職したら、その組織の一員として働くことになります。いくら有名な大手で他の人がうらやむような会社に就職が出来たとしても、組織の一員として頑張って働かなければならないのには変わりありません。
就活とは、社会の一員として組織の一員として働くまでの準備期間でもあるといえます。この時期に社会人としての基礎知識やマナーを学んでおけば、就職後に役立つでしょう。社会人としての基礎知識やマナーは、就活中にも求められるものになります。

就活でやるべきこと

自己分析をおこなう

就活は、まず自己分析をして自分の特性を知ることから始めます。自分の長所や短所、自分の特技や能力、興味のあることなどがわかると、どんな仕事に向いているのか、やりたいことは何なのかが見えてくるでしょう。長所や短所の把握は、自己PRを考える上でも必要となります。しっかり自己分析をおこない、自分の特性を把握しておくことは重要になるのです。

企業研究で志望する企業をピックアップする

自己分析から自分の特性を把握したなら、それがをどの業界や企業で活かせるのかを考えながら企業研究をしていきましょう。企業研究で、興味を持った企業の具体的な業務内容について理解を深めるとともに、なぜその企業を希望するのか、そこで何がしたいのか、自分をどう活かせるのかに焦点を絞り、自分と仕事の接点を探してください。これが説得力のある志望動機につながります。
また、インターンシップも企業研究のひとつになります。実際に職業体験をすることは、企業や業務内容をより理解するための手助けとなるのです。企業に対する理解を深めて、志望する企業をピックアップしましょう。

興味のある企業にエントリーする

志望する企業をピックアップしたら、その企業に興味があることを意思表示するためにエントリーしましょう。エントリーする際は、マイナビ、リクナビなどの就職支援サイトや直接その企業の採用サイトなどに登録します。
エントリーしたからといって、必ず説明会に参加したりエントリーシートを提出しなければいけない状況になったりするわけではありません。そのため、就活の最初の段階では、幅広い業種や企業にエントリーしておくとよいでしょう。就活における自由度を高くしておくと、活動の幅が広がり、結果内定へとつながりやすいのです。

適性検査に向けた対策をする

エントリー後、実際に受けたい企業が決まれば、エントリーシートや履歴書などの応募書類を提出してください。提出した書類が選考を通過すれば本選考に入りますが、本選考ではほとんどの企業が適性検査と面接をおこないます。
適性検査は、ペーパーテストとパソコンを使用しておこなうものに分けられます。検査は基礎能力検査と性格検査の2項目からなり、基礎能力検査では企業で仕事をするために必要な能力を問われますので、問題集やWEBサイトを利用して対策をしっかりしておきましょう
中には、一般常識試験や小論文などを課す企業もありますので、前もって確認して準備するようにして下さい。

面接に向けて準備をする

面接は、ひとりの学生が面接官ひとりまたは複数人とおこなう「個人面接」、複数の学生が同時に参加する「集団面接」、学生同士があるテーマに沿って自由に議論をする「グループディスカッション」など形式はさまざまです。面接は一度とは限らず、数回に渡っておこなわれます。
面接では質疑応答の回答の他にも、その人の人間性も見られます。面接の対策として、予想される質問の回答を準備するだけではなく、身だしなみやマナーのチェックもしっかりおこないましょう。選考を通過すれば、採用内定となり、入社に向けた準備を始めることになります。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

就活は自分と向き合って人生を選択することにつながる

就活とは就職活動の略語で、企業から内定をもらうためにおこなう求職活動のことです。働く目的が何か、自分は何をしたいのかを念頭に置き、就活をおこなうとよいでしょう。
また、就活は社会の一員として、組織の一員として働くまでの準備期間でもあるといえます。会社に就職してから、就職することの現実を分かって、辞めてしまうことがないように、これらを踏まえて精力的に就活をおこないましょう。

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