2016年11月29日(火) 更新

採用内定通知が出た企業に入社の意思を示すために必要なこと

採用内定通知は企業の意思表示であり雇用契約ではない

採用試験に合格して企業に採用が決まった場合、採用内定通知という通知を企業から受けることになります。この採用内定通知を受けた時点で企業側には受け入れる意思を示しているので、あとは採用内定通知を受けた人がそれを承諾するかどうかです。要するに採用内定通知はあくまでも企業側が示す採用の意思表示であり、その時点では実は何も決まっていないと言うことになります。

その企業に就職する意思があれば誓約書にサインする

採用内定通知を承諾する意思があるのであれば、誓約書にサインをして企業と雇用契約の締結を行う必要があります。そうしなければ、その企業との雇用契約は完了したことになりませんので、採用内定通知を受けた場合には必ずはっきりとした意思表示を行いましょう。もちろん、その企業に就職する意思がなければ、サインする必要はありません。採用内定通知は、いわば企業と就活生の互いによる意思の確認なのです。

封書であってもメールであっても採用内定通知書の効力は同じ

基本的には封書で採用内定通知書と誓約書などが一緒に送られてくるのが一般的です。しかし近年、インターネットの普及により、メールで採用内定通知を送る企業も増加してきています。採用内定通知の通知方法も大きく様変わりしています。しかしメールでも封書でもその効力は同じですので、採用内定通知が送られてきた時点で、少なくとも企業にはあなたを受け入れる意思があるということです。

採用内定通知に内定の条件が記載されている場合がある

採用内定通知には採用が決まったこと以外にも、内定の条件が記載されている場合があります。その条件をしっかりと把握しておかないと、企業に採用の意思があるにもかかわらず、最終的に内定取り消しとなるケースもあるのです。採用内定通知も大事ですが内定の条件も非常に重要ですので、必ず確認しましょう。

採用内定通知を受け取っても問題行動を起こせば取り消される

採用内定通知が届いても気を抜いてはいけません。採用内定通知が届き誓約書にサインをして入社の意思表示を終えても、新卒の場合は就職までの期間が数か月開きます。その期間中に問題行動を起こしてしまうと、内定も取り消されてしまい就活失敗となるケースが非常に増えているのです。節度の無い学生を欲しがる企業など無いのです。

留年した場合も内定が取り消される

新卒の場合、卒業できることを最低条件としている企業がほとんどです。学校を卒業できずに留年した場合も、その企業に就職は出来ません。これは企業から送られてくる内定の条件にも記載されているはずです。たとえ企業と内定者の互いに共に働く意思があったとしても、学生としての本分を果たさなければ意味がないのです。

採用内定通知は雇用契約ではなく企業側の意思表示であり入社するためには学生の本分を果たす必要がある

採用内定通知が届いたからといって気を抜くと思わぬ落とし穴に落ちてしまう可能性もあります。むしろ採用内定通知が届いた後のほうが気を付けて生活をする必要があるのです。採用内定通知はあくまでも企業側の意思表示です。入社の意思があるのなら、あなたもそれを示す必要がありますし、また採用内定通知に舞い上がって節度を忘れたり遊び呆けたりしてはいけないということです。

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