2017年02月22日(水) 更新

外国人留学生が日本のインターンシップに参加するメリット

外国人留学生をインターンシップで受け入れる企業の意図は?

日本国内での内需に限界が見え始め、国際化を進める企業が大幅に増えています。日本では、国家戦略で訪日観光客の誘致を進め、円安による輸出産業の後押しも行っている事実もそれを証明しています。

最近の国内で起こった国際化の風潮と、企業が外国人留学生をインターンシップに受け入れる現状には何か関係があるのでしょうか?企業側の意図を見てみましょう。

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企業側にとっても、国際化が進むメリットがある

外国人留学生をインターンシップで受け入れるのは日本企業にとっても様々なメリットがあり、自治体などもそれを応援しているケースがあります。

企業側のメリットとしては、外国人留学生は日本語以外の外国語が使えるのは勿論、他の国で育った文化や生活習慣の違いが大きな刺激になる点があります。

外国人留学生の導入は国際ビジネスの貴重な情報源になる

外国の言葉だけを覚えても、他の国の文化や風習を学ぶ事は日本国内にいる限り難しいです。それを体現する外国人留学生が実際に日本へインターンシップで来るというのは、これから国際的に活躍できる人材を広く集めたり、国際ビジネスに打って出たりする際の貴重な情報源となります。会社自体が外の文化などを学ぶ機会になり得るのです。

外国人留学生にとってのメリットとは?

国によりビジネス習慣は大きく変わるものであり、それは他の国に打って出た際の長所とも短所ともなり得るものです。では、日本企業のインターンシップに参加する事は、外国人留学生にとって具体的にどのような点がメリットと言えるのでしょうか?

メリット①:日本企業で時間や納期の厳しさを学べる

日本のビジネスの長所は時間や納期に厳しく、約束や仕様を守る律義さにあると言えます。外国人留学生の場合は、その慣習に慣れづらいかもしれませんが、学んでさえしまえば他の日系企業でも様々な応用がきくようになります。

メリット②:実際に働くので言語感覚の違いも学べる

外国人留学生にとってインターンシップは現場の空気を感じる事のできる近道であり、日本のビジネスを学ぶ貴重な場です。日本のビジネスでは和製英語や他の国では考えづらい略称等が良く使われています。実際に働いてから意図を読み違えると、大きなミスにつながる可能性まであるのです。

インターンシップで言語感覚の違いや、日系企業の長所を学べる機会が得られるというのは、外国人留学生にとっても大きなメリットといえるでしょう。

外国人留学生の語学力の貢献は非常に大きい

日本企業が外国人留学生を受け入れるメリットの一つに、別な国の言葉を使える点があげられます。語学力があれば、会社の売り上げや世界展開へ簡単に貢献できるのです。

たとえば、日本語しかない企業のサイトを、外国人留学生が母国語に訳して公開すれば、それだけでビジネスチャンスが広がります。自分しか出来ない仕事があるというのは、インターンシップから本採用への一番の近道になります。

サイトだけでなく、生活習慣の違いから「これがあった方が同じ国の人を呼びやすい」という福利厚生や接客のアイディアも、自分だけでなく会社にとっても新しい発見となるのは大きなメリットでしょう。

インターンシップでは創意工夫をはかり積極的に提案する姿勢が大切

インターンシップでは言われた事だけを作業するのではなく、自分で考えて工夫していく姿勢も大切です。自分で考えて、提案する事は熱意の証明であり、出身国は関係がありません。その会社に対する積極性が評価を高めるのです。

外国人留学生はインターンシップへの参加で日本のビジネスを学べるメリットがある!

外国人留学生が日本企業のインターンシップに参加するのは、留学生側だけでなく、企業側にもメリットがあることです。かつての日本企業は画一的な人材を求める傾向がありましたが、厳しい国際化と競争にさらされ、ユニークな人材も広く求めるようになってきました。

その中で、外国人留学生はまだまだ希少な個性であり、インターンシップで異文化を受け入れる絶好の機会です。これは外国人留学生にとっても大きなチャンスになるでしょう。インターンシップを足掛かりに日本企業の中で活躍していくことが、会社だけでなく、文化交流という名の国際貢献にもつながるのです。

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