2020年06月12日(金) 更新

留学生が日系企業のインターンシップに参加する方法

留学生が日系企業のインターンシップに参加するとキャリアに関連したスキルを身に付けられる

日本の学校で学び、日本で就職したいと考える時には日本の会社を良く理解する必要があります。そのためにはインターンシップに参加して日本の労働慣習を直接体験し、挨拶やビジネスマナーを理解し、コミュニケーションスキルを上達させるための有意義な機会にすることができます。留学生が勉強した内容や,将来のキャリアに関連した就業体験を行う事でミスマッチを防ぐためにも大事なことです。

日系企業のインターンシップに参加するなら日本語能力検定2級以上が必要になる

留学生が日系企業で働くためには、日本人社員とのコミュニケーションをとるにも、仕事の内容を理解するためにも少なくとも日本語能力試験2級以上が必要です。会社によっては1級を要求されることもありますが、少なくてもビジネスレベル以上の日本語力は必須となります。またスピーチだけでなく会社では報告書やいろいろな文書などを作成することがあるので日本語で文章を書ける必要があります。もし不足していると思ったらインターンシップの前に必要なレベルまでアップさせることが大切です。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

留学生のインターンシップへの政府の支援があるので忘れずに活用する

日本の学校で学び日系企業に就職したい留学生に対し、政府が留学生インターンシップ支援をしています。その内容として厚生労働省がインターンシップ期間中の傷害・賠償責任保険負担をし、全国ネットを活用し有名大企業から地域の優れた企業まで 幅広い分野での受け入れ先の確保に務め、留学生が学んでいる学校と連携し円滑な運用を行い、インターンシップ実施前に事前講習等を実施するなど留学生の就職のための支援を行っています。

留学生インターンシップの申し込みは外国人雇用サービスセンターで行う

留学生のインターンシップは直接企業に連絡して申し込みすることはできません。留学生のインターンシップ参加募集は、各外国人雇用サービスセンターなどを通じて行われ、主に年2回、春、夏の授業の休講期間に実施されます。詳しい事は、各地にある外国人雇用サービスセンターのサイトの「留学生の方へ」のページで確認できますが、情報はいつも更新されるので常にチェックすることが必要です。また、大学の就職担当窓口に確認することも大切です。

インターン選考内定者のESを覗き見!

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。

そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。

JAL、日清製粉、三菱UFJ銀行、大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。

設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

インターンシップの内容は仕事の進め方や専門的な業務内容を紹介するものになる

外国人雇用サービスセンターを通したインターンシップの内容は、参加できる留学生の対象は大学の学部3年生か大学院1年生で、受け入れる企業は外国人留学生に仕事の進め方やビジネスマナーなどの体験や専門的・技術的分野の業務内容で実施します。賃金は 職場体験を目的としているので 無報酬となってます。流れとしてはエントリー企業から、実習を希望する企業を2社選択し エントリーシートを大学のキャリアセンターに提出、インターンシップ受入決定後、事前講習を1日受講後 企業に誓約書提出、 インターンシップに参加後センターに受講レポートを提出することになっています。

インターンシップに参加するならエントリーシートの志望動機が重要になる

外国人雇用サービスセンターを通したインターンシップに参加する留学生は、外国人留学生専用のインターンシップエントリーシートがあります。エントリーシートの中に応募する企業に対する志望動機を記入する欄があり、どうして選んだか、どのような体験や仕事をしたいかなどの記入内容がとても大事になります。大学の担当者の指導を受けながら丁寧に書くことが大切です。記入が終わったらエントリーシートは大学の担当者から提出されます。

留学生が日系企業のインターンシップを受けるには日本語能力を身に付けてから外国人雇用サービスセンターで申し込みする

留学生は生活習慣も、仕事に対する考え方や慣習も違う日本で就職しようとする時にはインターンシップを積極的に活用することが大事です。インターンシップの体験では疑問なところは遠慮せず積極的に質問し理解することです。日本の企業の内容や社員の仕事の仕方、社員に外国人がいれば本音で直接いろいろな情報を収集することができ参考になります。また自分のコミュニケーション能力やスキルなどを確認でき、対応策を考える事もできます。このインターンシップの機会を積極的に利用することで自分に合った仕事を探すことができます。

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