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2020年06月23日(火) 更新

職業訓練の面接に頻出の質問例6つと落ちる人の特徴

職業訓練とは

そもそも職業訓練について知らない人も多いのではないでしょうか。これは、再就職の支援を目的として、就職に必要な技能や知識を身に付けるための訓練を受ける制度です。
ここでは職業訓練の面接で聞かれる質問内容や、職業訓練の面接に落ちた人の志望動機と特徴に焦点を絞って紹介していきます。

公共施設を利用した公共職業訓練

職業訓練の1つに公共職業訓練というものがあります。これは、公共施設を勉強の場として使った職業訓練です。事務や技術職など、幅広いスキルを学べる学校が用意されています。

ハローワークが運営する求職者支援訓練

職業訓練には、求職者支援訓練というものもあります。こちらはハローワークが中心となって、雇用保険を受給できない求職者が、職業訓練によるスキルアップを通じ早期復職を目指すための制度となっています。

職業訓練で落ちる志望動機の特徴

職業訓練の選考試験に通るかどうかは、面接にかかっています。職業訓練は仕事じゃないからと、甘い気持ちで面接をするようでは不合格になって当然です。
職業訓練には筆記試験を採用している場合も多いですが、実は筆記試験にはそんなに重きを置いていないのです。職業訓練の面接では志望動機がかなり重要視されています。ここでは職業訓練の面接に落ちた人の志望動機を見ていきましょう。

職業訓練の面接に落ちた志望動機例

職業訓練の面接に落ちた志望動機例

・単に資格を取りたいから
・単に知識を得たいから
・単に勉強したいから
・目指す職業と訓練内容が一致していない

上記のような志望動機で職業訓練の面接に落ちたという人は多いと思います。企業や会社、人件費という費用を投じて、会社に利益をもたらしてくれる人材を求めていますので、上記のような志望動機では職業訓練の面接に落ちるでしょう。

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職業訓練の面接で聞かれる質問とは?

ここまでで、職業訓練の面接に落ちた志望動機例を見てきました。続いては、職業訓練の面接で実際に聞かれたことのある質問内容を独自調査でまとめたので紹介します。

職業訓練の面接で聞かれる質問例

職業訓練の面接時間は概ね、10〜15分程度といわれています。その時間の中で面接担当の方から訊かれる質問内容と返答の仕方の例を紹介します。あくまで、参考程度におさめておいてください。

■質問1:この訓練コースに希望した理由は?
■答え1:私は事務職に就きたいと考えているのですが、前職が技術職だったこと、そして大学でも理系の科目ばかりを選考していたため、スキルが不十分だと感じました。そのため、○○コースを希望しました。

■質問2:現在までの求職活動状況は?
■答え2:先週2社受けており、明日もう1社面接が入っております。ただ、先週受けた2社からは不採用通知が来ました。職業訓練校に通いながらも、求職活動は続けようと考えています。

■質問3:訓練に最後まで通えますか?
■答え3:はい、通えます。電車で通うことになりますが、家族にも理解と協力を得ております。

■質問4:受講中に求職活動を行いますか?
■答え4:はい、その予定です。もし通っている間に就職が決まれば、就職したいとも考えています。

■質問5:訓練中に就職が決まったらどうしますか?
■答え5:会社側が待ってくださるようなら、今後のキャリアのためにも修了日まで通いたいと考えています。ただ、そうでない会社が多いと思いますので、その際は退校して就職する予定です。

■質問6:訓練では色んな年代の人と勉学に励むことになりますがコミュニケーションに自信はありますか?
■答え6:同じ求職者同士ですので、情報交換をしつつ、交流を深めていきたいと考えています。努力をすることに、年齢は関係ないと考えます。

職業訓練の面接を落ちた人の特徴

就労意欲がない人は不合格

職業訓練は仕事のない人に就職してもらうというのが目的ですので、当たり前ですが職業訓練自体にやる気がない人は不合格になります。
そもそも就労意欲が足りない、勉強意欲がないと見なされると職業訓練の面接で落とされてしまいます。面接に落ちたと嘆く前に、就労にやる気をもって職業訓練をする意識をもってから面接に臨みましょう。

職業訓練の必要がない場合も不合格

職業訓練の必要がない人、それはすでにその資格を持っている人、もしくは多くの資格を持っている人です。あなたが資格をいくつか持っていて職業訓練の面接に臨んだとします。そうするとおそらく教官からこう言われるはずです。「いろんな資格をお持ちですね。職業訓練では、比較的資格を持たない人が資格を取得しにくる学校ですから、あなたには必要ないのでは?」

職業訓練の面接で落ちるのは、すぐに就職できる人なのだそうです。すぐに就職できそうな人にわざわざ職業訓練させるのは他の人のチャンスを奪ってしまうので、結果、面接で不合格となってしまうのです。

その他の理由で職業訓練の面接に落ちた人もいる

職業訓練の面接では、就労意欲のない方や緊急性のない方は、職業訓練の面接に落ちやすいという話でしたが、職業訓練の面接では試験の出来の良し悪しに関係なく、選ばれやすい条件があります。この条件に合わない人は、不合格になりやすいようです。職業訓練の面接を受ける前に確認しておきましょう。

職業訓練に落ちた・不合格になる人の特徴

職業訓練に落ちた・不合格になる人の特徴

・失業保険の給付が始まっていない人
・失業保険の残給付日数が少ない人
・過去に職業訓練を受けた人

失業保険の給付が始まっていない人の場合、職業訓練が始まると前倒しして給付が始まるため、職業安定所は前倒しで給付金を支払わなければならなくなり、これは面接で落ちる傾向が高いです。逆に、失業保険の残日数が少ない人の場合、職業訓練終了まで給付が延長されるため、職業安定所は多く給付金を支払わなければならなくなり、これも面接で落ちる傾向が高いです。

職業訓練の面接で落ちた場合の考えるべきポイントは必要なのか考えるのが先決

職業訓練の合否で重視されるのは、面接のようです。その面接で落ちやすい人や落ちた人の特徴は、就労意欲が低い人、就職支援の緊急性が極端に低い人、それから協調性などがない人になります。
これから職業訓練の選考試験を受ける人は、この点に注意して志望動機を練ってみてください。どうしてもここで技術を身に付け、就職したいのだという気持ちを伝えることが合格に秘訣になります。また、面接で聞かれる質問内容についても紹介しましたが、とにかく職業訓練の面接では、訓練に通う事ではなく就職することが1番の目標で頑張る部分だというところをアピールするようにしましょう。

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