2019年12月16日(月) 更新
金融庁の面接の通過率を上げるための対策と回答例
目次
金融庁対策:面接の流れと内容
金融庁の面接の流れは、国家公務員の筆記試験に合格後、朝九時ごろに待合室へ集合し、その後職員との面接になります。一般企業とは違い、官庁訪問という独特の面接システムになりますので、金融庁を志望する場合は対策の一貫で必ず調べておきましょう。
官庁訪問という独特の面接システム
金融庁の面接は官庁訪問という独特の面接システムを持っていることをまずは頭に入れておいて下さい。
面接室で行われるようなものではなく、オフィスの職員の席で話すような形になります。
そして金融庁では面接が夜まで延々と続きますので、合計すると十回を超える面接になります。ですので、毎度設問の応えを用意していては間に合いませんので、事前の対策と自分なりの回答例は必ず用意しましょう。この回答例を延々と繰り返す形になります。
内容はどの面接官でも一般企業で聞かれる事と同じような事を聞かれます。
面接において第一印象が与える影響は大きい
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金融庁対策:一般的な質問を様々な角度から精査される
金融庁の面接において、聞かれる内容としては自己アピール・学生時代に頑張ったこと・学生時代に挫折した事・体力に自信があるか・どのような仕事をしたいか・志望動機など一般的な質問になりますので対策として回答例を自分の中で考えておきましょう。毎度質問に対する回答を考えていると最後の方の面接では、まともな面接をすることができなくなっているはずです。
金融庁でも質問は基本的な内容は同じであるため、対策として自分なりに回答例の対策は必ずしておきましょう。
答えに困る質問というのはなかなかされないようですが、逆に言えば一般的な質問を様々な角度から精査されるので、自分の回答例が筋だったものかよく考えてから面接に望みましょう。
金融庁対策:面接の質問と回答例①
まずは最も代表的な志望動機についてです。
回答例に関して、エントリーシートに書いたものとは別に一工夫入れたいものですが、原則としてはエントリーシートに書いたものと同じものでも問題はありません。とはいえ、エントリーシートに書ききれなかった要素を入れる方がベターになります。
質問:志望動機
【回答例】
『私は個人投資家としてFXや株などにも関わっているのですが、その中で投資家保護のルールの大切さを実感しました。なので国家公務員の各省庁の中でその投資家保護制度を実際に運用していく金融庁で働きたいと考えました』という具合に、特に金融庁、ということを伝えていきましょう。
金融庁対策:面接の質問と回答例②
つぎに学生時代に挫折した事についてです。
挫折という経験をそもそもしたことが無い人も多くいるとは思いますが、誰かしらには必ず聞かれる質問なので一つは回答を用意しておきましょう。面接官はその人が挫折したかどうか、よりも挫折した経験、という質問に対する回答を用意しているか、という点を見ている事もあります。
質問:学生時代に挫折した事とは?
【回答例】
『私はサークルの飲み会の幹事をよく務めるのですが、はじめの頃は自腹で支払う金額が多かったです。なぜなら、皆が酔った後に集金するようにしていたのですが、まれに払わない人もいるためです。そんな中半ば強引に先輩から集金をしようとしたところ、喧嘩になり私はサークルの雰囲気をかなり悪くしてしまいました。これが私の挫折経験です。ですが、そういう事があるから多少面倒でも飲み会の前に集金を行う、ということを全体の前で伝えることによって自らルールを変えるという、経験を得る事が出来ました。』という具合に、金融庁でしたらお金を絡めた回答が好ましいかもしれません。
金融庁対策:面接の質問と回答例③
最後に体力に自信があるか、という質問に関して。
国家公務員は世間一般で言われている公務員というものほどホワイト企業のような体質ではなく、むしろ部署によってはブラック企業顔負けの部署もあります。
当然それは金融庁にも該当するのですが、その回答はたとえ体力がない人でもあります、というしかありません。では具体的にどのような回答をすれば良いのか。
質問例体力に自信があるか?
『私は大学受験をする際に朝の2時まで勉強をしていました』とか『アルバイトで夜勤明けにそのまま大学の授業を受け、そのまま夜勤に入る経験もあります』
という具合に運動能力ではなく、不眠での活動記録を具体的に伝える事でたとえ外見から体力が見られなくとも、仕事でバテる事はないだろう、というアピールをすることが出来ます。
金融庁の面接は非常の長く回数も多いので回答例を参考にしながら事前に自分なりの答えを作成しておく必要がある
金融庁の面接対策としての回答例が以上になります。
基本的にはよく聞かれる質問ばかりではありますので、差別化するためにはやはり相手が金融庁である、という事を何度も意識していきましょう。
今回の回答例も、当然そのまま使えるものではありませんが、すべて相手が金融庁であるということを意識して対策した回答になります。面接というのは、ただのお喋りの場でその場のアドリブでどうにかなるものではなく、どの程度その人が対策をしているのかを見る場面でもある事を忘れずに挑みましょう。
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