2017年12月27日(水) 更新

就活とは何か~企業が求める能力~

就活とは:企業による能力ある人材の青田買い

就活とは何かをご存知でしょうか。新卒の就活と、20代から30代になってからの転職活動の大きな違いについて説明します。就活とは、今は何もできなくても将来的にはその企業を背負って立ってくれる素材を求めているということです。転職とは、すぐに企業の業務をバリバリしてくれ、その会社に足りなかった部分を補ってくれる即戦力を求めています。就活とは企業による能力ある人材の青田買いを示しています。

就活をするときは自己PRが重要になる

ですので、就活とは、世間で言われている転職と同じような観点で自分の長所をアピールすると、返ってこの人は伸びしろがない、ととらえられて不合格になってしまうケースも非常に多いです。ですので、就活とは、自分が能力のある人間であり優秀だとアピールする必要があります。では企業の求める能力とはいったい何になるのでしょうか。

企業が求める能力:「熱意」「素直さ」

就活とは企業が能力のある人を探す活動だと解説しました。企業が求める能力のある人間としての優秀さで、大きなものは2つです。1つは「熱意、積極性を持っている」こと。2つは「素直な性格である」こと。です。就活とはこの2つの能力についていかに面接官に訴えることができるかがカギとなります。

能力としての熱意:ただ熱く取り組んだ経験では不足

就活とは、求められる能力のひとつが熱意だとお伝えしました。ただ、熱意が重要と考えると、自分がいかに部活に熱心に取り組んだのかというようなことをPRする人がいます。それはそれで熱意でしょうが、企業が求める熱意はもう少し高度です。就活とは企業が求めるものに対して期待をかなえる人材だとアピールする必要があります。

企業が求める熱意=高い目的意識

そこで求められるのは、まず高い目的意識です。自分がこうなりたい、あるいはこういうことを行うことで社会に貢献したい、という強い思いを抱いて、それに対していかに粘り強く取り組んだのか、ということが求めている人材なのです。それがボランティアでも構いませんし、目標を持った部活でも構いませんし、もっと言えば卒論でも構いません。とにかく一つの目標を持って、それに向かってまい進した、という経験を持っている人が、能力のある優秀な人材だと判断されるのです。

能力としての素直さ:伸びしろと比例する

最重要の要素社会に出ると、学生のころとは違った人間関係の中で、初めて出会うルールに沿って、やったこともない手順の仕事をすることになります。その仕事がどんな不合理なことでも、一旦は受け止める素直な心を持って、そしてそこで止まらずに、要求以上の仕事をすることでその不合理を乗り越えてしまおう、というような人でなければ、入った企業で成長していくことはできません。そういう、素直で「強い」心を持った人を、企業は伸びしろのある良い素材だと判断するのです。

就活とは企業による「熱意」「素直さ」の能力を持った人材の青田買いになる

以上より、就活とは何か、企業が求める能力についてご紹介しました。のべたように、就活とは何か、という問いがあるとしたら、それは志望先の企業に対して自分の熱意と自分の素直で強い心を訴えること、だと言えます。それが「即戦力」ではなく、「素材」として優秀な人材を採用したいと思う企業のニーズなのです。ですので、世の中の就活マニュアルは役に立ちません。そうではなくて、自分の今までの人生を振り返って、「熱意を持ってやったこと」「問題があった時にくじけず素直で強い心で取り組んだこと」を思い出して、それをぶつければ、就活の成功が見えてきます。それが就活とは何か、ということなのです。

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