【転勤なしの企業を効率よく探す方法】就活生が知っておきたい地域限定社員の道を選ぶメリット・デメリット

転勤の有無が気になる就活生は多い

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「就活の際に転勤の有無は気になりますか？理由もあわせて教えてください」

転勤が気になるか、という質問に対して「気になる」と回答した人のなかには、「将来子どもができた際に転校になるとかわいそう」「海外へ行きたいから気になる」など気になる人の中でも意見が割れているのがわかります。 転勤の有無が気になる就活生は比較的多いようですが、転勤がない会社に就職するメリット・デメリットとは一体なんなのでしょうか。

どんな企業があるのか知ることも一つの選択

まずはどんな業界があり、業界ごとにどんな特徴があるのか知るのも一つの手です。自分の求めている企業の特性を知ることで職業選択の幅も広げることができるでしょう。業界マップでは、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。この機会に無料でダウンロードし、業界理解に役立てましょう。

転勤なしの企業を選ぶメリット

環境の変化に困らずに済む

転勤なしの企業を選ぶメリットから、まずは見ていきましょう。メリットとして1つ目に挙げられるのは、【環境の変化に困らずに済む】というものです。転勤すると、一から仕事を覚えたり人間関係を構築したりしなければなりません。転勤がなければそれも必要ないため、環境の変化に困らずに済むのはメリットだといえるでしょう。

地元に就職する場合は家族と離れずに済む

転勤なしの会社では、【仕事の都合で家族や地元から離れるという心配がない】点も、大きなメリットです。また、地元から出たくないという方は、家族と離れずに済みます。実家からの通勤なら、貯金や将来の計画も立てやすくなることも、メリットだといえるでしょう。

転勤なしの企業を選ぶデメリット

キャリアアップが難しい場合がある

転勤なしの企業を選ぶデメリットとしては、【キャリアアップが難しい場合がある】ことが挙げられます。転勤をしてからついたスキルや、残した実績などが昇進のキッカケになるケースは、非常に多いものです。転勤なしの場合は、そのキッカケが減ることを意味するため、その点はデメリットになるといえるでしょう。

人間関係のトラブルが清算できない

転勤なしの会社に就職するデメリットの2つ目は、【人間関係のトラブルが清算できない】ことです。職場での人間関係の問題は、退職理由のトップだといえます。転勤のある会社では、転勤を機に職場や取引先との人間関係を清算できるでしょう。しかし、転勤なしの会社では、人間関係の清算は望めません。職場に居づらくなったときに逃げ場所がないというのも、1つのデメリットになるのではないでしょうか。

転勤なしの会社を探す方法

①支社のない中小企業をあたる

メリット・デメリットを考慮したうえで、転勤なしの会社を探すことにした場合、どのように探せばよいのかご紹介します。1つ目は、支社のない中小企業をあたってみることです。中小企業は支社が存在しない場合が多いため、転勤の制度を取り入れていないケースが多いといえるでしょう。

②大企業なら地域限定社員の枠がある会社を選ぶ

大企業に就職したいなら、地域限定社員の採用枠がある会社を選ぶ、というのも探し方の1つです。地域限定社員の枠を用意する大企業は、増えてきています。地域限定社員なら、地域内での異動はあるかもしれませんが、そう遠くは離れないでしょう。

③総合職を選ばず一般職を選択するのも1つの方法

3つ目の探し方として、総合職ではなく一般職を選ぶというのもおすすめです。総合職は必ず転勤があるため、応募するのは避けたほうがよいでしょう。一般職は総合職ほどの昇進は期待できませんが、転勤なしを希望する人にはぴったりの働き方だといえます。

転勤なしの企業にはメリットもデメリットもある！就活では3つの方法で探そう

転勤なしの企業を効率よく探す方法と、地域限定社員を選ぶメリット・デメリットについてみてきました。転勤なしの企業には、メリットもデメリットも考えられます。地元で就職すれば、家族と離れずに済むのが大きなメリットになるでしょう。一方で、昇進に期待ができないなどのデメリットもあります。メリットもデメリットも考慮した上で、上記で紹介したような3つの方法で転勤なしの会社を探してみてください。