2016年12月12日(月) 更新

外資就活の必須対策!面接で内定がとれるコツも

外資系企業と日系企業のちがいとは

外資系企業への就職を望むなら、就活のコツを心得ておきましょう。まず知っておくべきは、外資系企業と日系企業とのちがい。なんとなく理解している人も、この機会に掘り下げて知っておきましょう。

外資系企業の特徴①実力主義

日系企業でもベンチャーなど、実力主義の傾向が強い企業も多くあります。しかし、外資系は実力主義に加え、専門性を持つ人材を重視する傾向も強いようです。そのため、職種別採用が基本。日系企業が総合職として採用し、ジョブローテーションを通して適性を見極めて配置するやり方とは異なります。

若いうちから専門性を磨けるため、その分野のスペシャリストとして活躍できるのが外資系の特徴といえます。自分が叶えたいビジョンがハッキリしている場合は、外資系に向いているでしょう。

外資系企業の特徴②外国人とのコミュニケーション

企業にもよりますが、外資系企業は多くの場合、外国人とのコミュニケーションが活発になります。トップが外国人だと、トップメッセージが英語で発信されることも。

外国人は、仕事の延長で飲みに行くことはあまりありません。そのため、ドライな人間関係に感じられるかもしれませんが、仕事として割り切ってつきあえるので、面倒ないざこざは避けられるはず。また、責任範囲が明確なので、日系企業のような仲間意識や付き合いを求めるなら、外資系はなじみづらいでしょう。

外資系企業の特徴③語学力はマスト

外国人とコミュニケーションをとる機会が多いということは、当然語学力が求められます。目安としては、TOEICなら750点以上。なかには900点以上を求められる場合も。さらに、責任ある仕事を任せてもらうにはネイティブ同様の語学力が必要です。外資系に就活するには、自信を持ってコミュニケーションができるまで英語の習得に励むのが必須です。

外資系企業の特徴④キャリアアップの転職は当たりまえ

日系企業でも、キャリアアップを求めて転職するケースは珍しくありませんが、それでも新卒で就職した企業で生涯働くケースも多く見られますし、「転職」がマイナスに見られることもあるでしょう。

外資系の場合、より良い環境や雇用条件を求めてキャリアアップしていくのが当たりまえと考えます。また、以前に在籍していた会社に出戻ることも、よくあること。

外資系では送別会があまり開催されなかったり、期の途中での退職ケースも多く、「解雇されやすい」という話も聞かれますが、実際はそんなことはありません。

外資系企業の特徴⑤給料が高い

基本的には、日系企業に比べて報酬が高いのも外資系の特徴。実力があれば、20代で年収3000万、4000万という人も。ただし、その反面、福利厚生や退職金制度がない企業がほとんどです。どこまでも「契約」というドライな関係を重要視するわけですね。なかには、福利厚生が残っている場合もあるようなので、そういった企業を探してもいいでしょう。

外資系企業の特徴⑥オンオフがハッキリ

外資系では、昼夜問わないハードワークが多い点も特徴して挙げられます。日系企業でも、ベンチャーやWEB関係、マスコミなどでは長時間残業が当たり前に行われていますが、外資系は全体的にハードワークと言えそうです。しかし、その反面休むときはしっかり休む風土も。オンオフがハッキリしているんですね。

外資系企業の特徴⑦自己アピールが強い

外国人は日本人と比べて、自分の意見をハッキリと主張する傾向がありますよね。外資系企業では、その特徴がそのまま出ています。

「私はこういった仕事にチャレンジしたい」、「このような成果を上げたので評価してほしい」と率直にアピールします。日本のように、「見てくれている人はいる」という“沈黙が美徳”という考え方はありません。

外資系企業の就活面接のコツ

外資系と日系企業のちがいを見てきましたが、ここからは就活面接のコツを学んでいきます。最大の難関とも言える英語面接のコツもお伝えします。

外資就活の面接でよく聞かれる質問

外資系の就活面接で、多く聞かれる質問をご紹介します。

●自己紹介をお願いします。
これは、外資系に限ったことではありませんが、まずどんな人物なのかを知るために、自己紹介を求められます。長くても5分以内に収めることがポイント。その後の面接が有利になるような自己紹介を意識してください。

●これまでに達成したことはなんですか?
外資系では結果を重視するため、目標を達成できる人物かどうかを非常に重要視します。目標達成のために、どんな努力をしたか、また達成した成果を数字などを盛り込み、具体的に伝えることを意識してください。

●これまででもっとも困難だったことと乗りこえた方法を教えてください。
成果を出すためには、さまざまな困難を突破する能力が必要不可欠。こちらも、抽象的ではなく具体的な回答をするのがポイントです。

●あなたの強みと弱みを教えてください。
面接で必ずといってもいいほど聞かれる質問ですよね。外資系の面接でも同じく聞かれることが多いようです。強みは、どのように仕事に活かせるかもしっかり説明することが重要。また、弱みは改善するために行なっている努力も伝えましょう。

●弊社になにを求めていますか?
自社をしっかりと分析して理解しているかを図る質問とも言えます。企業の特徴や求めている人物像をよく理解していなければ、とんちんかんな返答になりかねません。注意が必要です。

外資就活の英語面接を突破するためには

では、外資系の就活で行われる英語面接を突破するには、どういった心構えやコツが必要なのかを探っていきます。

●よく聞かれる質問の返答は丸暗記
就活面接では、先ほども挙げたとおり、必ず聞かれるであろう質問が存在します。そういった質問への返答は丸暗記しておきましょう。また、そこから展開されそうな質問にも答えらえるよう、必要な単語や文例を覚えておくべき。さらに、相づちのパターンも複数持っておいてください。

●わからないことは流さずに「わからない」と答える
英文がきちんと聞きとれなかったり、理解できなかったとき、聞こえた単語でなんとかしようと思っても限界があります。意味がわからないことは、正直にわからないと伝えましょう。多少でも理解できたときは、もう一度聞き直すか、わかる範囲だけでも答える努力は必要です。

●文法よりも内容重視
英語面接では、文法がまちがっていることがマイナスポイントになると考えがちですが、必ずしもそうとも限りません。たとえ、少し文法がまちがっていたとしても通じているようなら、言い直さずに笑顔でハキハキ答えるほうが高評価になります。文法をまちがっても、焦らずに話を続けられるよう、あらかじめ練習しておきましょう。

外資就活は外資系の特徴を掴んで面接を乗りきろう

外資就活は、まず外資系企業の特徴をしっかりと把握することが重要です。英語が得意だとしても、外資系で求められる素質はそれだけではありません。自分が向いているのかどうかを見極めることをお忘れなく。

また、外資系で行われる英語面接は、日本語の面接よりも当然、難易度が高くなります。ネイティブの言葉が聞き取りづらかったり、普段は問題ない文法でも、緊張から思い出せなくなることが予想されます。

そういった課題をクリアするには、事前の準備や練習が必須です。コツを掴んで、外資就活の英語面接を乗りきってください。

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