新聞が就活で必要になる理由と読み方のコツ

就活生が読んでいる新聞は「日経新聞」一択！

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月8日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「就活が始まって読み始めた新聞はありますか？その新聞名と理由を教えてください」

アンケートの結果から、就活生の多くは「日本経済新聞」を読んでいることが分かりました。
「日本経済新聞。 時事が分かりやすい」「日経新聞。セミナーで勧められた」など、時事問題の解説の分かりやすさや、セミナー・説明会で勧められて読んでいる就活生が多いようです。

こちらの記事では、新聞が就活で必要になる理由と読み方のコツを解説しますので、参考にしてみてください。

就活面接では時事ネタについて聞かれるケースが多い

新卒就活を進める時、志望動機と自己PRは必ずといっていいほど聞かれます。そのため、多くの学生が時間をかけて回答を用意しますが、その二つだけで面接が終わる事はあまりないでしょう。実は、就活の面接では時事ネタについて聞かれるケースが多いのです。

新聞は時事ネタに強くなるために必要

就活に新聞が重要と言われる理由はいくつかあります。最新のニュースが面接などで話題に出ることが多いことや、就活試験でも近年の話題に対する考察を求められるケースがあり、紙媒体、電子版を問わずに日頃読む習慣が必要になるのです。時事ネタ・ニュースについての知識を深めるなら、新聞がおすすめです。

面接で聞かれるのは直前の話題だけでないので継続的な購読が◎

面接などで新聞から話題が出るケースが多い事は前述しましたが、その範囲は直前のニュースに限らず、一ヵ月前など時間がさかのぼる可能性があります。
また、新聞はテレビニュースで触れていないと触れられない情報も詳しく掲載している事があるので、新聞を定期的に読んでおきましょう

経済新聞を優先して読むのが就活のコツ

就活において必要になる新聞ですか、中でも経済新聞は重要になる事が多くあります。
経済新聞を読むということはビジネスの最新のニュースを仕入れるということでもあり、先進技術の話題や、業界の動向を読み取る事に繋がるからです。特に同業他社を含めた業界の最新ニュースは常識としておさえておきたい部分でしょう。

情報を得るだけでなくそれについて考える読み方が必要

地方の中小企業などに努めるのであれば、地方の経済新聞や地方紙の経済欄をチェックするのもお勧めです。
良いニュースであればその波に乗る方法を考え、悪いニュースがあれば対策を考える必要性があります。就活に重要なのは、他人事だと思わず、情報の整理と解決方法をさぐる当事者意識です。

志望動機に厚みが出るというメリットも

積極的な情報収集が望まれるのは、質問に答えるためだけではありません。
面接ではニュースについて感想を聞かれるだけでなく、志望動機との関連性を尋ねられる場合もあります。ニュースを把握しておけば、志望動機の強化にもつながるというメリットがあるのです。
志望動機は、他社・他業界を知る事で厚みが増します。経済新聞に目を通しておけば、広い視野で企業研究ができ、一味違った志望動機につながるでしょう。

電子媒体新聞は情報の正確性と速さがメリット

各新聞も電子化が大きく進んでいます。新聞と言われて電子版か紙媒体かで迷う人もいるかもしれませんが、紙媒体にしか書かれていない内容がある一方で、電子版では迅速な情報の訂正などが行われるパターンなども多く、正確性では電子版の方が上回るでしょう。

新聞に払うお金は就活のために必要な投資

就活ではどちらが有利かということは無く、有料部分を含めて読み込んでいるかが重要です。ネットで無料のニュースに触れられることもありますが、あくまでそれは一部です。就活に必要なだけでなく、勉強のための投資としてお金を払う事も必要なのです。

ただし1つの新聞だけでは情報が偏るリスクがあるので注意!!

新聞によっても保守色が強いなど特徴があるため、就活においてはそれぞれの特色を押さえておくことも必要です。
とりあえずで1つだけを選んでしまうと、情報が偏る恐れがあります。同じニュースを扱う場合でも、新聞によって全く報道の仕方が違うため、時間的な余裕のある就活生なら、客観性を保つために複数の新聞を比較するのがおすすめです。

就活で新聞が必要になるのは、時事ネタ・情報などによって自分の考えを育てるため！

就活における新聞の必要性と、読み方のポイントについてご紹介しました。
就活では時事のニュースに関することが問われる場合もあり、情報に通じている必要があります。その際、新聞からただ情報を得るだけでなく、それについて自分なりに考えるという読み方が必要でしょう。新聞にもお金がかかりますが、就活のために必要な投資としてよんでみてはいかがでしょうか。。