キーエンスを受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要

キーエンスの社風・会社概要①：企業理念

キーエンスの社風、会社概要から、まずは社風についてご紹介していきます。キーエンスの社風は、「付加価値の創造」を目指して精進していくというものです。社会貢献の意識を従業員全員が持ち、様々な業界の数多くのお客様に製品を利用してもらおうという取り組みで業務を行っています。

社風：「経営にとって当たり前のことを当たり前に実践する」

社風を表すキーエンスの経営方針ですが、「経営にとって当たり前のことを当たり前に実践する」というストレートで強いものになっています。構造的変化の激しいグローバル市場において、当たり前とされるものはありません。
キーエンスでは何が当たり前のことなのかを検討・判断する際に、「原理原則で考える」方法を心がけています。それにより、「完璧ではないが少なくとも成功確率を上げることはできると」という考え方のもとに経営を行っています。

キーエンスの社風・会社概要②：社員の平均年齢

まずはキーエンスの会社概要から平均年齢を見ていきましょう。2014年の東洋経済オンライン記事『最新版！「生涯給料」トップ500社』によると平均年齢34.8歳となっています。これは電子部品業界の平均年齢である39.7歳に比べてやや若い印象を受けます。
その理由としては、会社ができてからの年数が浅い点があげられます。1982年の設立以降の新卒世代である50歳代がほとんどいないため、平均年齢が低くなっているのです。

キーエンスの社風・会社概要③：平均勤続年数と離職率

続いて キーエンスの平均勤続年数と離職率について紹介していきます。就職活動を行う上で「長く働ける会社か」というのは重要な要素のひとつです。平均勤続年数と離職率は、それを知るためにも大きな資料のひとつといえるので会社概要から調べておきましょう。
まず、キーエンスの平均勤続年数は11.1年となっています。これも他の電子部品業界の平均勤続年数である15.7年と比べて短い印象を受けますが、先ほど説明した通り、会社ができて年数がたっていないためです。
ちなみにキーエンスの5年以内の離職率は、会社概要によると2～4%台で推移しています。これは非常に低い数字といえるでしょう。キーエンスは30代の年収ランキングで堂々の1位に輝く企業であり、給与面や福利厚生の面で安定した会社であることが理由として考えられます。

キーエンスの社風・会社概要④：オフィス

キーエンスのオフィスは大阪市東淀川区東中島1-3-14に位置しています。縦長に伸びた先進的な社屋デザインが特徴です。
この社屋デザインのコンセプトは、空を一望できる立地を最大限利用することです。広い窓面や視界を妨げない柱配置を考えた結果、四隅に柱をもたない大きな持ち出し梁と組柱を持つユニークな構造計画になりました。
高さ２０ｍに達する吹抜けのピロティ空間は、外へ向かって開かれた社風を実現し、周辺環境に良好な明るさを創り出していると評判です。基準階オフィスは冷輻射天井システムの採用と、省エネルギーと広い眺望を両立させる複層ガラスにより、快適な空間を作り出しています。
敷地は淀川に近く、対岸には梅田の高層ビル群やＯＢＰを見渡すことが可能です。
他にも東京研究所があり、こちらは東京都港区台場2-3-1（トレードピアお台場 18F）に位置しています。

キーエンスの社風・会社概要⑤：業界内において

キーエンスは国内の電子部品業界のトップであり、その圧倒駅なシェアは他社の追随を許しません。キーエンスは日本で一番利益率の高い製造業であり、51％という売上高営業利益率はあのトヨタ自動車をも凌ぐほど。
また、売り上げの30％を2年未満の新製品が占めており、開発した新製品の殆どが業界で初の試みといわれています。

就活生に人気の高い業界をチェック

「人気21業界丸わかりMAP」は、就活生に人気の高い21業界の200社以上の情報を一気に読むことができます。知らない業界のことでも、少し見聞きしておくだけで、第一志望の業界との関連性が見えてきたり、アイデアが生まれてくる可能性があります。
無料ダウンロードで「業界丸わかりマップ」を読み、就活を有利に進めましょう！

キーエンスの社風は「付加価値の創造」で革新的な製品を生み出し会社概要では平均年齢が若いのが特徴的

キーエンスを受ける就活生が必ず知るべき社風・会社概要について紹介しました。キーエンスの企業理念は「付加価値の創造」をテーマに展開されています。開発した新製品が売り上げのほとんどを占め、常に革新的な技術を追い求めている先進的な企業です。
会社概要からは平均年齢が若く、それでいて平均年収が非常に高いことがわかります。従業員の離職率の低さも、仕事のやりがいや福利厚生面の手厚さへの満足度の高さを表しています。
キーエンスを目指すなら、当たり前にこだわらず、常に新しいものを模索する社風を意識して活動する必要があるでしょう。