USENの面接（インタビュー）の通過率を上げるための対策と回答例

USEN対策：選考の流れ

USENの選考の流れは独特です。まず、企業のホームページからエントリーし、マイページ登録を行います。その後、会社説明会に参加することが必須となります。しかし、会社説明会に参加さえすれば、書類選考は一切なく、複数回の面接（インタビュー）に進むことができ、それを通過して内定となります。

カフェテリア方式の面接（インタビュー）

面接をインタビューと呼ぶのは、USENが人物重視の選考を行っているからです。相互に素直に情報発信することで、「お互いに見極める」ことを重要視しています。また、人物重視の選考の一環として、「カフェテリア方式」のインタビューを行います。カフェテリア方式とは、面接（インタビュー）の場で、企業側が特定の質問をするのではなく、企業側が用意したいくつかの質問から、学生が自分で答える質問を選ぶというものです。自信をもって自分を表現できる質問を選ぶことができるのです。

USENが求める人物像

面接（インタビュー）での回答を準備するときは、USENが学生に求める人物像を参考にするのもよいでしょう。USENは、共に挑戦し、成長できる人材に期待しています。そして、成長するために備えるべきものとして、「挑戦」「創造」「信頼」という3つの言葉を挙げています。

USEN対策：面接（インタビュー）で聞かれた質問例集

【質問例】
・志望動機
・自分の長所と短所
・学生時代に頑張ったこと
・自己PR
・どの部署に入社したいか
・学生時代の良い経験
・仕事で最も大切なことは

例えば自己PRであれば、「責任感」「リーダーシップ」「コミュニケーション能力」「計画性」などといった項目の中から一つを選び、自分が持つその長所について説明する、ということもあるようです。

USEN対策：面接（インタビュー）の質問と回答例①

【質問例】
学生時代に頑張ったこと

【回答例】
私が学生時代に頑張ったのはTOEICテストです。在学中に900点台を取るという目標を設定して、勉強しました。高校生の頃から英語は好きでしたが、900点というのは、当時の私にとって非常に高い目標でした。しかし、目標は高く高く、というのが私のモットーなので、恐れずに挑戦することに決めました。
教養科目でお世話になった英文学科の教授にもご指導いただいて、3年生の時に、念願の900点台を突破することができました。

USEN対策：面接（インタビュー）の質問と回答例②

【質問例】
自己PR：リーダーシップ

【回答例】
私は、中学、高校、大学で、生徒会長を2回、部長を3回経験しました。中学生のとき、周囲の推薦で初めて部長や生徒会長になったときは、自分にそのポジションが向いているとは思っていませんでしたし、苦労も多かったです。しかし、中学、高校と経験を積んでいくうちに、リーダーシップというものはよく言われるカリスマのようなものだけでないのだと考えるようになりました。
私にとってのリーダーシップとは、人をまとめる力というよりも、人に着いていく力です。無理に人をまとめようとしても、あまり良いものは生まれません。むしろ、できるだけ集団の中に多様性を残したまま前に推し進めることが重要だと考えています。そして、何か決断が必要になったときには、しっかりと自分を定めて責任をもって決定する、というのが、私が、今自分が備えていると考えるリーダーシップの在り方です。

USEN対策：面接（インタビュー）の質問と回答例③

【質問例】
仕事で最も大切なことは

【回答例】
私が仕事をする上で最も大切だと考えるのは、協調性です。情報化の進んだ現代では、引き出しの多さが大切なものになると考えています。そして、引き出しの多さとは、協調性によって大きく広げることができるものです。協力して力を合わせるというよりも、アイデアを出し合ったり、お互いの意見交換によって新しい考えを生み出すことが、現代での協調性の魅力だと考えています。

人物重視のUSENの面接（インタビュー）では例も参考にして求められる人物像を踏まえた回答で対策しよう

株式会社USENの面接の流れと質問例、回答例をご紹介しました。USENの面接はインタビューと呼ばれカフェテリア方式を取ることで、学生の人物をより正確に見極めると共に、学生側にもよりよいアピールのチャンスが与えられています。ご紹介した3つの例も参考にして、しっかりと対策を準備しておきましょう。