クロスカンパニーを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

クロスカンパニーの労働環境①：事業内容は女性向けアパレルブランドの展開

女性向けのファッションアイテムで圧倒的な支持を集めるクロスカンパニー。主力ブランドである「earth music＆ecology」を始め、「E hyphen world gallery 」「Green Ｐarks 」「YECCA VECCA 」「KiwaSylphy」など複数の人気ブランドを持っています。2016年3月に、社名をクロスカンパニーから「ストライプ」に変更しました。

そんなクロスカンパニーへ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備されたクロスカンパニーの企業情報から、まずは事業内容を確認しましょう。

ライフスタイル＆テクノロジー企業へと飛躍

クロスカンパニーの事業内容は、レディス・メンズ・キッズカジュアルウェアの企画・製造・販売・卸、カフェショップ（飲食事業）など多岐にわたります。2013年度には株式会社キャンをグループに加えたことで売上高1,100億円を突破しました。
衣料品だけの展開から転換し、飲食事業にも進出するなど、人々の生活のすべてに寄り添うようなブランド展開を実施しているのです。人にやさしい、地球にやさしい企業を目指して未来を考えたITを中心とした投資を積極的におこなっています。

女性の間で圧倒的なブランドイメージを確立

話題性があるＴＶＣＭを中心に積極的にブランディング。また常に時代を先取りする高いマーケティング力や物流の効率化を通して、数多くの種類の商品を、多くの地域で販売していくことを可能にしてきました。その結果、若い女性の間で圧倒的な人気を誇るブランドとしてのイメージを確立しています。

女の子に人気の主力ブランド「earth music＆ecology」の概要

若い女性の間で人気のブランド「earth music＆ecology 」は、ナチュラルガーリッシュをテーマに、愛されスタイルからカジュアルMixまで積極的に展開。
女の子が大好きな、甘さがあり、ナチュラルで上品なデイリースタイルを提案するブランドです。

クールさを目指す女の子に人気の「E hyphen world gallery」 の概要

ボーイッシュな空気感を漂わせるクールな可愛らしさが魅力のブランド「E hyphen world gallery」
チェック柄やレジメンタルストライプなど、ボーイッシュな空気感を漂わせるカジュアルスタイルが特徴的です。同じクロスカンパニーが展開するアースやグリーンパークスよりもトレンドを意識したデザインで、フワフワとした可愛らしさではなく、クールな可愛さを目指す女の子に大人気のブランドです。

クロスカンパニーの労働環境②：業務内容は接客から始まる

クロスカンパニーの事業内容の次は、業務内容を説明します。
新入社員は総合職として募集され、各店舗に配属されて接客、販売業務などの業務内容を行います。経験を経て店舗責任者になり、マネージャー、店舗管理部などへキャリアアップ。また、MD、企画生産、プレス、人事など本社本部へのキャリアチェンジも可能です。

店舗で販売のスキルを磨く

店舗で「笑顔」の接客・販売の業務内容を経験する理由は、クロスカンパニーの事業内容を理解するためです。
顧客からの生の意見を今後のサービスにどう活かすべきか、ディスプレイをもっと良く魅せる方法はないか、作業に無駄はないかなど、スタッフ同士で業務内容への意見を出し合って、積極的に店舗つくりに参加できます。

新入社員には専属教育スタッフが徹底指導

いきなり店舗に出て不安でいっぱい…という人のために、新入社員1人につき、専属の教育スタッフが1人つきます。接客の基礎を学びながら現場で成長し、半期に1度ある昇進のタイミングに合わせ、チーフ候補→チーフ→店長候補→店長とステップアップできます。
本人次第ですが、最短2年で店長になれる場合もあり、将来的にはエリア店長やエリアマネージャー、全店舗の統括マネージャー、また本部や本社にてＭＤ・企画・デザイン、生産管理、販促、広報、人事などへのステップアップも可能です。

クロスカンパニーの労働環境③：労働時間は1日8時間の早番遅番制

次は気になるクロスカンパニーの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているクロスカンパニーの労働時間を確認しましょう。
クロスカンパニーの労働時間は実働で一日8時間、早番遅番制を採用しています。休日は月によりますが、シフト制で8日から9日で有給休暇制度もあります。

短時間正社員により短い時間でも勤務できる

新卒者には直接関係はありませんが、クロスカンパニーの特徴的な制度が「短時間正社員」です。
日本の就業形態は8時間勤務がほとんどです。しかし、ライフイベントともいえる育児や介護などをしなければならない状況では、長時間勤務は厳しいものになってしまいます。そこで、クロスカンパニーはワークライフバランスへの配慮として、短時間制社員制度を導入したのです。この制度により、状況に合わせて6時間、4時間の勤務が可能となっています。

クロスカンパニーの労働環境④：残業時間は繁忙期で差がある

クロスカンパニーの労働時間の次は、残業時間を確認します。働く上では残業時間の長さは非常に気になる情報です。
クロスカンパニーの平均残業時間の詳細なデータはありませんが、年末商戦などの繁忙期には多いと考えられます。アパレルを含む小売業の宿命です。
個人の抱える業務内容や職種によって残業が少ない人もいれば、多い人もいます。入社前に、自分が配属される職種がどのくらい残業しているのかについては、会社説明会やインターンシップなどで実際に社員の方に聞いてみるのもよいでしょう。

クロスカンパニーの労働環境⑤：働くやりがい

クロスカンパニーは仕事上の関係よりも親密で、信頼し合える、家族の次に大切な関係である【セカンドファミリー】を企業理念にしており、その関係を社員同士、関係各社、顧客へも広げ続ける企業です。
業務内容に関しても、最初は店舗で働くため、接客業の経験がないと不安かもしれませんが、店長になるための期間は人それぞれで、2年で店長になる人もいれば、5年かかる人もいます。しかし、キャリアアップの速さは大きな問題ではありません。
日々の業務の中で、お礼を言われるような接客ができる自分になれれば、業務内容に対しても大きなやりがいを感じられるはずです。

女性向けアパレルブランドを展開するクロスカンパニーの業務内容は接客から始まり労働時間は季節で変わる

若い女性に向けたブランドを多数展開するクロスカンパニー。事業内容はアパレル衣料品・バッグ・靴などの製造・販売で、新入社員の業務内容は店舗勤務から始まり店長、本社勤務へとステップアップできます。
労働時間と残業時間は職種や個人の裁量にもよりますが、年末商戦などの繁忙期には多くなってしまいますが、小売業も兼ねているクロスカンパニーは他の業界同様、季節に左右される側面があります。
クロスカンパニーへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べておくことをおすすめします。対策を練って採用を勝ち取りましょう。