2016年11月29日(火) 更新

コクヨを受ける就活生が知るべき業務内容と労働時間

コクヨの労働環境について①:事業内容は文具の開発からオフィス用品まで

1905年に創業以来、文具、紙製品、デスク、イスなど、人々が働く場所に必要な商品を提供し続けてきたコクヨ。国内普通トラック市場で40年連続シェア1位を維持し、商用車業界のリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしています。
そんなコクヨへ就職を希望する場合、事業内容や労働時間などの労働環境についての理解が必要です。働きやすい社内風土が整備されたコクヨの企業情報から、まずは事業内容を確認しましょう。

「商品を通じて世の中の役に立つ」製品を開発する

コクヨでは「商品を通じて世の中の役に立つ」という企業理念のもと、人生の「学ぶ」「働く」「暮らす」という生活の1/3を占める部分に貢献するため、文具や家具といった商材を製造・販売しています。
文房具メーカーとしてのイメージが強いコクヨですが、企業のオフィスや学校施設などの空間を作る「ファニチャー事業」、働く・学ぶ場所に必要なものが何でも揃う「通販・小売事業」など、多角的な事業展開を行っています。この3つの事業内容を主力としています。

文具製品などの開発・販売を行う【ステーショナリー事業】

子供から高齢者までの幅広い一般消費者、また、企業や学校等の法人顧客に対して、文具製品や、パソコン周辺機器、創育商材、防災商品など幅広いアイテムを提供しています。

新しいワークスタイルを提供する【ファニチャー事業】

世の中の幅広く多様な企業に対して、新しいワークスタイルやオフィス空間、家具(デスク、回転イス等)を提供しています。また教育や医療、店舗等の空間や家具、什器等も提供しています。

必要なものがすぐ届く【通販・小売事業】

飲み物・食べ物から家具までの、人が学ぶ、働く時に必要とされる様々な商品を、必要な時に、必要な分だけ届けられる通販サービスを行っています。

コクヨの労働環境について②:業務内容は開発から海外営業までさまざま

コクヨの事業内容の次は、業務内容を説明します。
入社後の配属先や職種によって業務内容が異なりますが、【ステーショナリー事業】では文具を開発する場合は製品の企画・開発などの業務内容に携わります。営業職であれば各地の小売店を回って店舗側から商品へのニーズを聞き出すなど、業務内容はさまざまです。
【ファニチャー事業】の業務内容は生産や開発に携わり工場の設備点検を行う場合もあります。事務員として海外の法人設立に携わるなどグローバルな業務内容です。営業職は企業を訪ね新しいオフィスの形を一緒に考えます。
【通販・小売事業】ではカタログの作成や企画・編集まですべてに携わることができます。自社製品をダイレクトにユーザーに届けられる業務内容です。

コクヨの労働環境について③:労働時間は標準的

次は気になるコクヨの労働時間についてです。働く上で勤務時間の長さは歳を重ねても働き続けられるかに関わる大切な要素です。充実した福利厚生と休暇制度が整えられているコクヨの労働時間を確認しましょう。
コクヨの1日の勤務時間は8:45~17:30までの実働8時間で、月の労働時間は月平均170時間ほどです。これはコクヨの勤務時間と週休2日制から計算しています。上記の労働時間はあくまで独自計算によるものであり、職種や繁忙期によっては実際の企業の労働時間や残業時間とは異なる場合があります。

コクヨの労働環境について④:残業時間を減らす取り組みを進める

コクヨの労働時間の次は、残業時間を見ていきましょう。働く上では残業時間の長さは非常に気になる情報です。
コクヨの平均残業時間はほとんどありません。
それは、社内で行われている「働き方見直しプロジェクト」による影響です。
2000年以降は男性と女性の総合職を半数ずつ採用しており、女性が長く働き続けられるための取り組みとして始まりました。
社内の当事者の忌憚のない意見を聞くために総合職の女性30名を集めてヒアリング行ったところ、「女性だけにフォーカスしないでほしい」という意見がでました。
子育てで早く帰宅したくても、周囲の男性が残業していたら帰りずらい雰囲気になってしまうからです。そのような声にこたえるため、2007年8月にコクヨ株式会社代表取締役社長の黒田章裕を委員長とする「ダイバーシティー推進委員会」が発足しました。

ダイバーシティやワークライフバランスへの取り組み

コクヨのダイバーシティとは「多様な能力を持った社員がその能力を十分に発揮し、活き活きと働ける環境づくり」のことで、推進委員会は活動の最終的なゴールに定めています。
ワーク・ライフ・バランスについては「ライフで豊かな人生を送り自分のインプットを増やすことで、一人ひとりが生産性高く、メリハリある働き(アウトプット)を行う」と定義しています。
トライアルで総労働時間の27%削減という大きな成果を上げた「労働時間を見える化」する取り組みにより、長時間労働が見直されています。

コクヨの労働環境について⑤:働くやりがい

コクヨは成熟する国内市場での需要創造による成長を目指すと共に、成長し続けるアジア市場に向けてのチャレンジを開始しています。すでに中国やベトナムで活動を開始しており、日本で培った知識と技術を生かしつつ、成長著しいアジア人たちと一緒に発展を続けています。
「日本企業」からアジア全体をホームグランドとする「アジア企業」へ。
「国の誉(コクヨ)」の精神に則り、グループ一丸となって挑戦し続けていく、非常に変革期にあるチャレンジングな企業です。人々の生活を根底から支えるものづくりに携われる業務内容はたいへんやりがいがあります。

人生の1/3に関わる企業コクヨの業務内容は開発や営業で異なり労働時間を短くする取り組みが盛ん

国内だけでなく、世界の人々の暮らしに貢献しているコクヨ。事業内容は【ステーショナリー事業】【ファニチャー事業】【通販・小売事業】の3つを主体としており、業務内容は職種で変わります。
労働時間と残業時間は会社を上げた取り組みにより、長時間労働を無くす動きが進んでいます。従業員もやりがいをもって業務に励んでいるので、入社後も成長が望める企業です。
コクヨへの就職を考えるなら、同じ業界の企業の業務内容や労働時間についても調べておくことをおすすめします。対策を練って採用を勝ち取りましょう。

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