シスメックスを受ける就活生が知るべき社風・会社概要

シスメックスの社風・会社概要①：企業理念

シスメックスは昭和43年（1968年）の設立以来、健康診断や病院での血液検査などに使う、血液や尿などを調べる検体検査を主な事業として研究・開発を続けてきました。
がんの早期発見や治療を支援する検査技術の研究・開発など、人々の暮らしに欠かせない事業展開を行うシスメックスの社風、会社概要から、まずは企業理念である「Symex Way」についてご紹介していきます。

「Symex Way」は企業活動の基本

シスメックスの企業理念である「Symex Way」は以下の3つから成り立っています。

◆Mission：シスメックスグループが社会に存立する意義を表明したもの。
◆Value：大切にすべき価値観や経営姿勢を表明したもの。
◆Mind：シスメックスグループで働く一人ひとりが遵守すべき心構えを表明したもの。

これらを軸にして、自主性とチャレンジ精神を持ち続けられる社会を目指しています。また、公正な評価・処遇のために必要な人材育成プログラムを用意しており、自己実現を支援。多様性を受け入れて個人の人格や個性を大切にすると共に、安心して能力を発揮でき、働き続けられる職場環境を整えている点が、特徴的な社風です。
シスメックスの「Sysmex Way」というグループ共通の価値観は、日々の活動の中で常に立ち返りながら活動の基本にしています。

医療面から世界の人々の暮らしを支える

シスメックスが事業展開しているヘルスケア市場は、先進国での高齢化や新興国における人口増加・経済発展によって市場のニーズが高まっている分野です。
その流れに対しするため、グローバルで多様化するニーズに対応するため、遺伝子解析技術の進展を図り個別化医療の実現を目指しています。また、新興国・途上国の感染症検査市場にも積極的に参入しており、医療環境改善に貢献しています。

シスメックスの社風・会社概要②：社員の平均年齢と平均勤続年数

シスメックスの平均年齢と平均勤続年数、離職率について紹介していきます。就職活動を行う上で「長く働ける会社か」というのは重要な要素のひとつです。平均勤続年数と離職率は、それを知るためにも大きな資料のひとつといえるので調べておきましょう。

平均年齢は40.1歳

シスメックス平均年齢は会社概要によると2013年3月期の時点で男性39.4歳です。
シスメックスの属する医療機器業界の平均年齢は40.1歳であり、比較した場合は他社とほぼ同じ年齢層で構成された企業と考えられます。

シスメックスの平均勤続年数は11.1年

シスメックスの平均勤続年数は2013年3月期の時点で男性が11.1年です。これは同じ医療機器業界の平均勤続年数である13.6年と比べると、やや短めです。
また、ある調べによるとシスメックスの3年後の離職率に関しては、2011年に入社した66人の離職率は0.0％、2010年に入社した社員の離職率は1.5％でした。この結果から離職率は低めです。

シスメックスの社風・会社概要③：本社は兵庫県

シスメックスの本社オフィスは兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号に位置しています。
そのほかの事業所として、兵庫県にあるテクノパーク、ソリューションセンター、研究開発センター、アイ スクエア、加古川工場、埼玉県のタンパク質開発センターなどがあります。
東京にも支社があり、仙台や名古屋、大阪、広島、福岡にも支店を持ちます。

シスメックスの社風・会社概要④：精密機器業界の最大手

シスメックスは日本の医療機器業界の第4位の企業であり、2014年の売上高は1,845億円、シェア8.4％を誇ります。
今後は先進国の高齢化と新興国の人口増加により、医療機器の分野の需要は更にたかまっていきます。世界中で医療を必要とする人が増える一方、1人の医者が診られる患者数には限界があります。
その中で、シスメックスは先端の医療機器技術によって作り出された製品により、世界中の何億人もの人々の健康や命を守れる可能性を秘めています。

シスメックスの社風は「Symex Way」による世界への社会貢献で会社概要では平均年齢は標準的

シスメックスを受ける就活生が知るべき社風・会社概要について紹介しました。シスメックスは、今や医療機器の分野において世界的に活躍している企業です。企業理念である「Symex Way」により、国や地域を超えて人々の暮らしを支える事業は、社員同士がお互いの個性を認め合い、安心して働ける社風によって成立しています。このような働きやすい社風のため、会社概要でも平均年齢、勤続年数ともに精密機器業界の標準であり、長く働ける職場として離職率は低めです。
シスメックスへの入社を目指す場合は企業理念や社風を理解し、人類の未来について考え、自分も問題解決のために何ができるのかを考えておくとよいですね。