2016年12月12日(月) 更新

留学経験があることによる就活への影響と押さえておくべきポイント

留学経験を活かすには仕事でどう活かすのかが重要

就活の際に、留学をしたことを企業の採用担当者に伝えても、興味を持ってもらえるとは限りません。その留学の経験が、企業での仕事にどのように役立つのかを必ず尋ねられます。それに答えられなければ、留学をしていてもしていなくても同じです。それよりも、留学をしていて、しっかりと就活の準備ができなかったことの方が悪影響を与えます。

留学でいかに面接官の興味を惹くのかが重要

海外に留学をしていたからといって、特別凄い訳ではありません。お金を親が出してくれさえすれば、無目的であっても留学はできます。そのため、就活の際に留学したことをアピールしても、興味を惹くことは難しいでしょう。逆に、留学の経験の企業での活かし方について答えられなければ、勘違いをしている人物だと思われてしまい、評価を落とすことになりかねません。

グローバルな企業の場合に留学は武器になる

就活の際に、海外進出を果たしている、もしくはこれから海外進出をしようとしている企業を受けるのであれば、留学は武器になる可能性があります。留学して高い語学力だけではなく、現地の文化なども知っておく事で、海外赴任者として重宝されることもあります。あくまでも、留学しただけでは評価してはもらえないので、合わせてTOEICなどで高得点を保持するなど証明になるものを用意しておきましょう。

全て自分で決めて留学した場合は武器になる

大学がプランを決めている留学に関しては、就活の際に役立てる事は難しいです。企業が求めているのは主体性です。そのため、単身で海外に渡って、全て自分で手続きをして留学をしたり、世界中を見て回るといった経験があれば、就活の際には大きな武器になるでしょう。こういった経験が、自分の主体性の高さを証明する事になります。

留学での経験からストイックさを伝える

何を目的に留学をして、現地でどのような経験をして、その結果何を得たのか、それをどのようにして企業の仕事に活かすのかまで伝えなければなりません。上手くいけば、自分のストイックさを伝える事ができます。企業は、体力と精神力が充実している人物を採用したいと考えているので、留学先でより多くの経験を積んで、人間的に成長した事をアピールしましょう。

就活では自分の失敗談を伝えても良い

就活では、自分の経験で失敗談を伝えても問題ありません。大切なのは、その失敗から何を学び、何を目標に行動したのかということです。これを留学に結びつける事ができれば、何も考えずに留学をした訳ではない事を理解してもらえます。決して、留学が特別なものだと思わずに、しっかりと工夫して、経験を就活に活かす事が大切です。

就活では留学の経験は仕事で活かせる部分をピックアップして面接官の興味を惹く

留学が特別な経験だと認識している人も多いですが、実際には留学しただけでは就活を有利に進めることはできません。少なくとも、大学が組んだプラン通りに留学をして、期間が終わって帰国しただけでは高い評価は得られません。なぜ、留学したいと思ったのか、それによって何を得て、それをどのようにして入社してから生かすのかまで考えて、就活に活かすことが大切です。

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