2016年12月12日(月) 更新

履歴書と職務経歴書だけでなく添付しておきたい添え状

添え状とは簡単な挨拶や同封書類を記入したもの

添え状はもともと企業に履歴書や職務経歴書を送る際に、簡単な挨拶とともに宛先と差出人、同封する書類のを記載するものです。添え状が添付してあることによって誰から、何の書類を受け取ったのかがひと目で理解できます。履歴書と職務経歴書が担当者へ迅速に渡ることはもちろん、送付された履歴書と職務経歴書などが漏れてないかをチェックする際にも便利です。実用性の面でも、ぜひ添付しておきたい書類です。

基本的な添え状の作り方

まず、履歴書や職務経歴書のサイズに合わせた大きさの用紙で作成しましょう。添え状に記載する内容は基本的に「提出する日付」「宛先」「差出人」「表題」「本文」「送付物の内容」の6種類です。添え状の書き方はビジネス文書のフォーマットの基本と同じ形式ですので、この機会にビジネス文書の形式に慣れておきましょう。

添え状はビジネスマナーを理解している証拠になる

添え状の添付はビジネスマナーとしても押さえておくべき書類です。履歴書や職務経歴書を送る際に限らず、書類を送る際には必ず添え状を添付するのが基本的なビジネスマナーなのです。添え状を添付するという行為は、このビジネスマナーを理解しているという証になります。細かいところではありますが、何十、何百という履歴書と職務経歴書を受け取ることになる企業側はこうしたところからスキルやマナーの有無を敏感に感じ取ります。添え状がないがために履歴書や職務経歴書にまで目を通してもらえないことも十分にあり得るのです。

一般的な手紙のマナーも忘れずに

添え状は企業への手紙としての側面も持ち合わせています。そのため一般的な手紙のマナーとしての「拝啓」「敬具」といった頭語と結語、時候の挨拶がきちんと記入も重要です。添え状はあなたの書類の第一印象を決める大切な書類です。この印象によって、履歴書や職務経歴書の印象を左右してしまうことも少なくありません。たかが添え状と考えず、隅々まで配慮を行き届かせた作成をおすすめします。

自己PRのツールとして書く添え状

添え状に志望動機や自己PRを簡潔に記載しておくのも有効な手段です。添え状で採用担当者の興味が引ければ、履歴書や職務経歴書をより興味を持って読み進んでいってもらう動機となります。添え状の本文に決まった書き方はありませんので、この機会にぜひ、もうひとつの自己PR欄として有効に活用していきましょう。

添え状の自己PRは簡潔に

いくら自己PRの手段に添え状を利用すると言っても、履歴書や職務経歴書に既に記載した内容を長々と書くのは逆にマイナス評価につながってしまいます。自身のキャリアの中で応募先の仕事に最も関連のあるものや履歴書や職務経歴書に書ききれなかったことなど、最も印象付けたいことを中心に、簡潔な記述を心がけましょう。

添え状は履歴書と職務経歴書を見てもらうための大事なツール

添え状は、企業の担当者が履歴書や職務経歴書よりも真っ先に目にする書類です。そのため、ここで採用担当者の気を引き、良い印象を与えておくのは、次のステップへとつながる足がかりとして思いのほか重要な要素になります。履歴書と職務経歴書だけでなく、応募書類はすべてが自身をアピールする大切なツールです。ひとつでも疎かにしないよう、万端な準備で応募に臨みましょう。

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