2016年11月29日(火) 更新

国家総合職院卒者試験の概要と点数の配分

2012年から国家総合職院卒者試験が始まった

国家公務員の総合職は、将来官僚候補であり、難易度が高いです。2012年からは大学院卒を対象にした国家総合職院卒者試験が始まりました。国家総合職院卒者試験には、法務区分外と法務区分の2つがあります。法務区分を受けるには、司法試験の合格も必要です。では、国家総合職院卒者試験ではどんな内容が出題されるのでしょうか?

院卒から国家総合職採用されるまでの日程

国家総合職採用までの日程について、院卒程度試験を対象にご説明します。

4月 受験申込書の提出。インターネットでの提出が可能。
5月 第一次試験
6月 第一次の合格発表。合格発表後、合格者を対象に合同説明会が開催。
7月 第二次試験
8月 最終合格発表があります。その後官庁訪問、内々定、内定、採用の順で進みます。

約半年間かけて、スケジュールが進められます。院卒から国家総合職までは長い道のりです。なお、受験申込書の提出は年度始まりで忘れてしまう人が多いので、逃さないように注意して下さい。

合同説明会には必ず参加しよう

一次の合格発表の後、希望者を対象に合同説明会が行われます。国家総合職の案内では、自由参加となっていますが必ず参加して下さい。説明会の際に出席の有無が、後の合否に大きく関わってきます。院卒を控えている学生は、大学での論文などに追われて忙しい時期ではありますが、確実に合格するためには合同説明会は参加するようにしましょう。

国家総合職院卒者の一次試験は「基礎能力」・「専門」

国家総合職の試験科目についてご説明します。院卒対象者試験の難易度は大卒程度よりも難易度が高いです。まず一次から見ていきましょう。

●基礎能力
一般知能分野(文章理解、判断推理、資料解釈、数的推理)
一般知識分野(自然科学、人文科学、社会科学、時事問題)

●専門
各区分に合わせた選択解答式。
区分には、法務、行政、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境があります。法務とそれ以外で、内容が若干変わります。

二次試験の概要

国家総合職の二次は、一次よりも時間、内容ともレベルが上がります。特に、院卒対象の難しさは二次にあるといってもいいでしょう。

●専門
記述式で行われます。区分は一次と同じです。時間は行政が4時間、それ以外が3時間30分です。
●政策課題討議
6人1組でグループを作り、ディスカッションやプレゼンを行います。グループでのコミュニケーション能力やプレゼン能力、国家の政策課題における判断力などについて見られます。時間は1時間30分程度です。
●人物試験
個別面接による面接が行われます。

以上、ご紹介したのが法務区分以外の内容です。法務区分は、二次に専門試験がありません。

国家総合職試験の配点には標準点が用いられている

院卒程度の国家総合職筆記試験の配点には「標準点」が用いられます。「標準点」とは、各科目の点数をそのまま用いず、平均点や標準偏差を用いて算出される点数です。難しい数式によって算出されます。また、院卒程度試験の各配点比率は以下のようになっています。

■一次
基礎能力:2/15
専門:3/15

■二次
専門:5/15
政策論文:2/15
人物試験:3/15

国家総合職の二次の専門の比重が高くなっているのがわかります。

「基準点の30%」はおさえておく

院卒程度の国家総合職試験には、一次と二次の各種目に基準点が設けられています。これは院卒、大卒関係ありません。基準点とは、各種目において最低限必要な正解数のことです。この点数に達していない種目が1つでもある場合、その時点で不合格となります。原則的に、基準点は満点の30%です。

国家総合職院卒者試験には一次・二次がある!配点には標準点が用いられている

ここまで、国家総合職院卒者試験を対象にご説明しました。国家公務員までの道は険しく、大変な苦労をすると思います。特に大学院生は、勉強も研究も大変で、半年間ハードな日々を送ることになるでしょう。しかしこれを乗り越えれば、夢のトップクラスエリート職です。国家総合職の合格を目指して、ぜひがんばってください。

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