2017年07月10日(月) 更新

参議院事務局職員の総合職になるための試験内容・難易度

参議院事務局職員の総合職は議会運営を円滑に進めるためのエキスパート

参議院事務局職員には、一般職と総合職があります。
一般職は、基本的に総務部門の一般事務に配属され、国会議員としての職務を担うでしょう。
それに対して総合職は、会議運営を円滑にすすめるためのエキスパートとして仕事をします。ちなみに参議院事務局の職員は、特別職の国家公務員であり、行政官庁の国家公務員とは立場が若干異なるので覚えておきましょう。

事務局職員の具体的な仕事内容は3つに分かれる

では、参議院の具体的な仕事内容について見ていきます。参議院の総合職職員は、主に3分野から構成されています。

・会議運営部門:国会の運営のサポート
・調査部門:政策立案の支援
・総務部門:広報活動や、国会の国際交流等、活動全体のサポート

これ以外にも、会議の速記をおこなう記録部や、議員警察である警務部などがあります。

参議院事務局職員の総合職になると英語研修などがある

参議院の総合職では、新採用者対象の研修、昇進後の係長研修や課長補佐研修、英語研修、大学院派遣研修などが実施されています。大学院派遣研修とは、若手や中堅の議員が参議院の職務における調査や議院運営に関する専門的知識を学ぶため、2年程度を目処に国内の大学院に研修に行く制度です。なお、大学院以外に、外部の機関に研修に行く場合もあるでしょう。

参議院総合職の試験は一次から三次まである

参議院総合職になろうと思ったら、まずは試験に合格しなければなりません。参議院総合職の試験は、一次試験から三次試験まであるため、対策は必須だといえるでしょう。基本的知識から専門的なものまで求められるので、幅広い勉強が必要になります。
以下で、試験別にその内容を確認していきましょう。

一次試験は基礎能力と専門知識が問われる

参議院総合職は、一次試験から三次試験までおこなわれます。

■一次試験
・基礎能力試験:一般知能分野(文章理解、判断推理、資料解釈、数的推理)と一般知識分野(自然科学、人文科学、社会科学、時事問題)の二分野です。試験時間は3時間です。
・専門試験:憲法、行政法、民法、刑法、経済事情・経済史、財政学、国際関係、政治学・行政学等の科目80題の中から40題を選択し、回答します。試験時間は3時間30分です。

一次試験では、これら二種類が実施されます。

二次試験では論文形式の試験と集団面接がおこなわれる

参議院総合職の二次試験について見ていきます。

■二次試験
・専門試験:法律部門の場合、憲法、行政法、民法などの試験科目、経済部門の場合、経済理論、財政学、経済政策といった試験科目で解答します。いずれも論文形式での解答で、試験時間は3時間です。
・人物試験:集団面接です。

二次試験では、これら二種類が実施されます。

三次試験になると個別面接があり個人の資質を詳しく見られる

参議院総合職の三次試験では、個別面接がおこなわれます。ここでは、専門的な知識などではなく、個人の資質を中心に見られるでしょう。企業でいう、最終面接のようなものになります。
上記3つすべての試験で規定以上の結果が出せれば、無事参議院総合職試験に合格です。

総合職になる試験の難易度は大卒程度

参議院総合職になるには、国家公務員試験に合格しなければなりません。総合職の場合、大卒程度の試験内容になっています。一方で、参議院一般職は高卒程度の試験です。そのため、総合職試験は一般職の試験に比べて難易度は決して簡単ではありません。なお、参議院総合職の中でも、技術職の場合、同じく難易度は大卒程度ではありますが、受験資格が、大学の建築学系又は工学系出身者に限定されているので注意しましょう。

幅広い知識が求められる参議院事務局員の総合職になるには3つの試験を受ける必要がある

ここまで、参議院の総合職の業務内容や試験内容についてご紹介してきました。参議院は他の国家公務員と異なり、特別職という少し変わった仕事を担当します。国会運営のために欠かせない、重要な役割です。調査や総務といった、他の業種では担当するチャンスのない貴重な業務ができます。気になる方は、ぜひ参議院総合職に挑戦してみてください。

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