2016年12月12日(月) 更新

インターンシップの受け入れ企業が期待できるメリット

中小企業はインターンシップ受け入れに積極的

インターンシップの受け入れ企業は、その多くが中小企業です。なぜなら、日本に存在する企業のうち、99.7%は中小企業だからです。そのため、高校・高等専門学校・大学において、中小企業との交流が必要と考える割合が、大企業との交流が必要と考える割合を上回っているのです。インターンシップは、企業側、学生側、どちらにとってもメリットのある制度なのです。

丁寧なカリキュラム設計でインターンシップのメリットは増大

インターンシップの受け入れ企業は、カリキュラムを丁寧に設計することが大切です。学生側にとっての教育効果が高まるだけでなく、企業の社員教育という新たなメリットが生まれます。何のためのインターンシップを実施するのか、期間中に達成すべき目的を明確にするほどメリットは多くなります。

受け入れ企業のメリット:社員の教育や職場の活性化につながる

インターンシップの受け入れ企業は普段と異なった視点で自らの仕事を見直す機会が得られるメリットがあります。それは指導を担当する社員の仕事に対するモチベーションのアップにもつながります。結果的には社員の仕事の質や職場が活気づくことになり、期待できるメリットは非常に大きいです。

入社後のミスマッチを防止策するメリットもある

インターンシップの受け入れ企業が最も大きく期待しているのが、このミスマッチの防止です。採用した新入社員を育成するために先行投資することは必要ですが、3年も経たずに退職する新入社員が多いのは否定できません。企業のニーズと学生が抱く企業イメージとの落差を無くすることができるインターンシップ制度は受け入れ企業にとっての特に大きなメリットです。

受け入れ企業のメリット:インターンシップの開催はイメージアップにつながる

インターンシップの受け入れ企業には、「若者の育成に協力的な企業」という社会的なイメージが向上するという効果が期待できます。インターンシップ受入実績企業として、受け入れた生徒・保護者および大学・高校を通じて企業の認知度を高めるメリットがあります。現在ではほとんどの大学がこの制度を導入しており、PR効果には大きな期待を持てます。

インターンシップ生が受け入れ企業に入社する確率が高い

毎年半年~1年のインターンを経験した学生(東大、東工大、早慶など)の半数以上が、そのまま入社しているのが受け入れ企業のメリットとして多くの事例があります。インターンシップの受け入れ企業には、優良ベンチャーも多く、文章だけでは分からないその魅力を、実際に業務に携わることで知ってもらえるのもメリットです。インターンシップは、優秀な学生にその企業の良さを理解してもらえる絶好の機会だと言えます。

インターンシップの受け入れ企業にはミスマッチなく学生を採用できるメリットがある

インターンシップの受け入れ企業には社員教育、職場の活性化、ミスマッチの防止、イメージアップ、優秀な学生の採用につながるなど様々なメリットが挙げられます。そのためには受け入れ企業として丁寧にインターンシップのカリキュラムを設計する必要があります。インターンシップの受け入れ企業に負担はかかりますが、力を注ぐだけの人材や社員への成長につながるメリットがえられる期待は大きいのです。

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