2019年09月30日(月) 更新

ADKのインターンシップ内容と就活・新卒向けの選考対策【アサツーディ・ケイ】

ADK(アサツーディ・ケイ)とは

ADK(アサツーディ・ケイ)では、広告業を主な収入源とし、業界第3位の業績を誇っています。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などのアニメビジネスに強みをもち、アニメ題材の歌舞伎プロデュースも成功を収めました。売上高の約50%をテレビ広告によるものとするが、デジタルメディア分野を強化し、業績をあげてきたのです。また、具体的に消費者を動かし、クライアントビジネス成果に貢献する「VISION2020」を掲げています。単なる販売代理からソリューション提供へ転換を図り、コンテンツとしてのメディア価値を増幅できるクライアントパートナー目指し、収益基盤を確立しているのが特徴です。

ADKのインターンシップ選考対策①企業研究

ADKのインターン選考対策の第一歩は、企業研究です。アサツーディ・ケイは、国内外に多数のネットワークを置く、グローバル企業です。そのため海外で働きたいという方にも活躍の場を与えてくれます。 しかし、その倍率は高く、内定獲得は200~300倍の難関ともいわれています。また、ADKのインターンは採用直結との声もあり、インターン自体の倍率もかなり高いのが実態です。

ADKの強みは「戦略的洞察」「創造力」「実現力」の3つ

ADKはそのホームページで、大切にしていること・強みを3つ掲げています。それは、「戦略的洞察」「創造力」「実現力」です。 アサツーディ・ケイは、培ってきたデータと分析力により消費者に行動を起こさせる動機を見出し、独創的なクリエイティビティを結集させて消費者の行動に働きかける。このように、独自のアイディアと実行力でクライアントのビジネスに貢献し続けています。ADKはこの3つの強みこそ、消費者を動かす原動力となると考えているのです。

教育制度も充実!しかし倍率は数百倍

社内教育や研修制度も充実しており、入社後はこれらのプログラムをクリアしていくことで、着実にキャリアアップを図れます。またADKはアニメーションコンテンツに関しても強みを持っており、入社すれば様々な有名アニメ作品に携われるでしょう。 真剣に入社を考えるのであれば、高い倍率を勝ち抜くためにも、しっかり企業研究をする必要がありますね。

ADKの事業内容:新時代の広告代理店

ADK(アサツーディ・ケイ)の事業内容は、広告代理店として「コンシューマー・アクティベーション」を目指しています。 消費者とブランドが出会う場面のリアリティを追求し、顧客の具体的な行動を喚起。クライアントのビジネス成果に直結させるマーケティング・プロセスを行っています。 「消費者の心の中にブランドをどう位置づけるか」を超え、「消費者をどう動かすか=消費者をアクティベートする」へと進化を続けているのです。

コンシューマー・アクティベーション

消費者に行動を起こさせることをゴールに置く、統合型コミュニケーションの進化形のこと。

ADKの競合他社も知ろう

ADK(アサツーディ・ケイ)は電通、博報堂に継ぐ、国内第3位の広告代理店です。広告業界の中でも「広告代理店らしくない」社風だといわれています。ここでは業界における、競合他社の位置づけを再確認しておきましょう。

広告業界の競合ランキング

第1位:電通
第2位:博報堂
第3位:ADK(アサツーディ・ケイ)
第4位:サイバーエージェント
第5位:大広

ADKのインターンシップ選考対策②実施内容

企業研究を踏まえてアサツーディ・ケイのインターンの実施内容を把握して、的確な選考対策を立てていきましょう。ADKのインターンは、「1Day Internship」と「3Day Internship」という、2段構成になっているユニークなものです。どちらの課題も倍率は高くなっているため、しっかりとチェックしておきましょう。

最初の関門は「1Day Internship」

応募者はWEBエントリーシート選考を受けて通過した場合にのみ、事前課題(クライアントの課題解決のための企画立案)が送られてきます。当日はその課題についてのプレゼンを行うという内容です。プレゼンの方法は決まっていないので、パワーポイントを用いたり、紙を使って説明してもOK。考えを人に伝えるための最適解を見つけてください。 最後に先輩社員からのフィードバックが行われるため、自分のプレゼンがどの程度のものだったのか客観視できる、よい機会になります。

「1Day Internship」通過者のみ「3 Days Internship」に進める

「3 Days Internship」は「1Day Internship」で選抜された学生のみ参加可能になります。3日間行われ、クライアントの課題を解決するためのグループワークを経験するのです。オリエンテーション▶プレゼン▶オリエンテーション▶プレゼンを繰り返して行い、戦略を練り上げていく過程を体験できます。

ADKのインターンシップ選考対策③募集要項

人によっては2回に分けて参加できるADK(アサツーディ・ケイ)のインターンシップ。その募集内容を確認しておきましょう。
体験できる職種は総合職(営業、コミュニケーションプランニング、クリエイティブ(コピーライター、CMプランナーなど) メディア、コンテンツ、デジタル)です。

募集人数は「1Day」約300名、「3Days」約100名

続いて開催場所と募集人数を確認します。1Dayインターンは300名と、かなりの枠に思えますが、そこに入るにはかなりの倍率の中で勝ち残らねばなりません。

■実施場所:
アサツー ディ・ケイ 東京本社(虎ノ門ヒルズ森タワー)

■開催日時:
「1Day」8月中旬(東京):1日間実施
「3Days」9月随時(東京):2、3日程度

■募集人数:
「1Day」約300名(予定)
「3Days」約100名(予定)

選考フローを確認しておこう

ADKのインターンシップ選考の流れを確認しておきましょう。応募してから参加までの順序を把握し、当日までの準備を進めたいですよね。

ADKのインターン選考フロー

①企業のページからエントリー
②WEBエントリーシート入力
③WEBエントリーシート選考
④1Day インターンシップ開催(ES通過者のみ)
⑤3Days インターンシップ開催(1Day インターン通過者のみ)

ADKのインターンシップ選考対策④エントリーシート

ADKのインターン選考における最初の関門は、エントリーシート選考です。ADKでは、ユニークで時代をリードしていける人材を求めています。そのため、教科書通りに記入したエントリーシートを提出しても、関心を持ってもらえません。独自性の強い、自分ならではの強みをアピールしていきたいものです。

志望動機や自己PRは詳細を書き込んで強みをアピール!

「どうして広告業界なのか」「なぜADKなのか」に関してはもちろん、「大学時代にどのようなことに取り組んだのか」「その際にはどのようなことにこだわったか」といったように、かなり細かい部分にまで明確な答えを持っておくことが大切です。もし、細かい部分まで答えられれば、それだけ強みが伝わることになります。

普段から洞察力を鍛えて強みにしよう!

ADKの過去のインターシップ選考におけるエントリーシートでは、「あなたが大切にしている友人の人となりを紹介してください」という質問が用意されていたことがあります。この質問では、アサツーディ・ケイが大切にしている洞察力が見られていると思いましょう。 ここでは、過去に出題された内容をいくつか抜粋して紹介しますね。

過去の出題内容

  • 憧れの人物に初対面での自己紹介を教えてください。
  • 「竹とんぼ」を海外に売り出す場合の、最適な方法を考えてください。
  • 私は、○○のような人間です。○○に入るキーワードとその理由を教えてください。
  • あなたが主体的に行動して他人に影響を与えたことがあれば、具体的に紹介してください。

通過するエントリーシートを作成する

インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。

ADKのインターンシップ選考対策⑤面接

ADKのインターン選考では、エントリーシート選考を通過すると面接選考が待ち受けています。ADKの面接選考では、不意を突くような質問がしばしば投げかけられるようです。 「もしもドラえもんがいたら…」とか、「競合他社を動物に例えたら…?」といった感じのものまであるのだとか。

発想力を強みとしてアピールしよう!

対策として大切なのは、考え込むのではなく自分なりのユニークな答えを出す、ということです。アサツーディ・ケイでは斬新なアイディアを提案できる人材を求めていますので、こういった質問によってその人のユニークさであったり対応能力であったりを見極めているというわけです。

志望動機や好きな広告についても明確な答えを!

ADKの面接対策としては、なぜこの会社のインターンシップを希望しているのか、どのような広告が好きなのか、といった点に関しても、自分なりに明確でわかりやすい答えを用意しておきましょう。それが必須対策です。

ADKのインターンで高倍率を勝ち抜くには洞察力と発想力の強みをアピール!

アサツーディ・ケイのインターンでは、独自のプログラムによって同社の理念や業務を短期間で体験できます。その反面、とても人気倍率も非常に高くなっているのが難点です。 かなりハードな課題・プログラムではありますが、やりきった後は一回りも二回りも成長しているでしょう。アサツーディ・ケイに限らず広告業界への就職を希望している方は、自分の強みを把握し、万全の対策をしたうえでぜひアサツーディ・ケイのインターンシップに応募してみてくださいね。

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