2016年12月12日(月) 更新

就活が上手くいかなかった人が来年頑張るための制度

内定が決まらないと就活を諦めたくなる

ご存じのとおり、就活は簡単にうまくいくものではありません。エントリーシートや自己分析、企業分析、履歴書の作成など、就活の準備だけでも相当気力を使います。そんな中、内定が決まらないのでは、「就活辞めたい……」と考える人もいるでしょう。または、新しい目標などが見つかり、来年また頑張りたいと考える方もいるかもしれません。

就活が上手くいかなくても来年がある

こだわりの企業や業界の内定を得られなかったとき、多くの就活生は肩を落とすことでしょう。今まで積み上げてきたものが、すべて否定されたかのような感覚に陥る場合もあるかもしれません。しかし、今年はそのチャンスをつかめなかったとしても、来年またチャンスをつかむ方法があるのです。それが「卒業延期制度」です。ここでは、この方法を紹介していきます。

卒業延期制度は大学で設けられている

卒業延期制度とは、来年また就活のチャンスをつかむためにと、大学に設けられているものです。これを利用すると、必要な単位をすでに取得していても、学校を修了せず来年再び新卒の枠で就活に挑めるのです。しかし、この「卒業延期制度」は大学によっては設けられていないケースもあるので、確認しなければいけません。

来年また新卒で就活にチャレンジできる

この卒業延期制度を使うメリットはなんといっても、新卒の枠で就活に来年チャレンジできることでしょう。近年その傾向は緩和されつつありますが、日本の企業の採用活動において、新卒主義は続いています。新卒での就職チャンスを逃すと、容易に就職ができなくなるといわれているのです。また、わざと単位を落として卒業しないケースに比べて、その制度を使うことで大学在籍料が安く済むというメリットもあります。来年に就活を頑張りたい人は、この制度を利用すると良いでしょう。

卒業延期制度は学校によって内容も違う

しかし、この「卒業延期制度」は大学によって、内容が違っているので注意が必要です。卒業延期できる期間も最大1年間の大学もあれば、最大2年間の大学もあるなど大学によって違っているのです。また、その期間中の在籍料ももちろん大学によって異なってきます。この制度の有無と、最大どのぐらい延長できるかなど細かい点は、大学のホームページなどで確認しておきましょう。就活を来年頑張りたいのであれば、こういった努力も必要です。

「来年就活に再チャレンジしたい」では利用できない大学もある

卒業延期制度を利用するには、正当な理由が必要です。例えば、「来年、就活に再チャレンジしたいから」というのは正当な理由にならない可能性があります。国家資格や留学などの学修計画を提出する必要のある大学もあり、その点は注意しなければ最悪、卒業延期が認められないというケースにもつながりかねないのです。

就活が上手くいかないのであれば来年再びチャレンジできる「卒業延期制度」が大学にあるか確認して利用しよう

さてここでは、就活に来年またチャレンジできる制度として「卒業延期制度」を紹介しました。大学によってはそもそも制度がない場合もありますし、あったとしても中身は大学によってかわってくるので、確認が必要です。しかし、もしこの制度を使えるのであれば一度検討してみてもいいでしょう。一度の人生、後悔したくないという思いが強いのであれば、思いきってこの制度を使ってみてもいいのではないでしょうか。

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