2020年06月26日(金) 更新

面接でキャリアプランを伝えるコツ|好印象を残すための事前準備

就活生の多くは大まかなキャリアプランを持っている

就活生の声

キャリアパーク会員の就活生を対象に「キャリアプランは既に決まっていますか?可能な範囲で詳細を教えてください。」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • はい お金を貯めて海外移住
  • まだ決まっていない
  • 10年ほどしたら作家として動き出したいかな。
  • 育児と仕事を両立したい

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「キャリアプランは既に決まっていますか?可能な範囲で詳細を教えてください。」

就活生を対象にしたアンケート調査で、「お金を貯めて海外移住」「10年ほどしたら作家として動き出したい」など、漠然とではありますがキャリアプランを持っている学生は多いことがわかりました。このように、キャリアプランを決めておくのは新卒であっても中途であっても重要なポイントとなっているのです。
では、どのような書き方をすればより効果的に伝えられるのかを、この記事で確認していきましょう!キャリアパークでは、面接官がどこを見ているのかがわかる、学生評価シートをご用意しました!これを使えば、業界ごとの重視されている資質を知ることができるので、面接対策をさらに重点的にすることができます。しかも今なら無料でダウンロードできるので、面接対策を抜かりなくしたい方は今すぐチェック!

キャリアプランとは?

就活・転職活動で必要不可欠なキャリアプランの効果的な書き方と、面接で質問時の回答例についてみていきます。まずは、キャリアプランとはどういった意味があるのでしょうか。
いざ面接の前に将来やキャリアプランを考えようとすると、いろいろな要素が思い浮かんでしまってまとまらず、結局投げ出してしまったという人もいるかもしれません。キャリアプランは、なぜ就活・転職活動で重要視されるのでしょうか。

将来の私生活+仕事から導き出される

「キャリアプラン」と聞くと、あまりビジネスとは関係がないものだと思いがちですが、キャリアプランは「仕事のプラン」と「人生のプラン」の2つで考えられます。将来の大まかな見通しを立てるという意味でも、キャリアプランは人生の大切な指針となるものです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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面接官がキャリアプランを質問する意図3つ

キャリアプランが就活や転職において大切なものであるということは、お分かりいただけたと思います。キャリアプランを聞かれて回答するためには、面接官の意図を把握しておくことが大切です。ここからは、キャリアプランを質問する意図についてご紹介していきます。

意図①:企業で働くイメージができているのかを知りたい

面接官がキャリアプランを質問する場合、企業で働くイメージができているのかを知りたいという意図があります。キャリアプランを立てるには、将来的に企業でどのような働き方をしたいのかを考えなければなりません。キャリアプランを詳細に伝えることで、企業で働くイメージを強く持っていると判断されるでしょう。

意図②:業界・企業研究ができているのかを知りたい

キャリアプランを立てるには、業界・企業研究が欠かせません。そのため、業界・企業研究がきちんとできているのかを確かめるためにも、キャリアプランの質問をするという面接官の意図もあります。業務内容や成し遂げたい事業など、企業の現状と動向について詳しく調べておきましょう。

意図③:実現のためにどのような努力をするのかを知りたい

キャリアプランを実現するためには、それまでの過程で地道な努力が必要になります。5年後や10年後の自分を思い浮かべたときに、何の努力もせずにその状態に近づくことは不可能といえるでしょう。自分にできる努力はなにかを考えて、実際に行動に移すという点をアピールすることが大切です。

面接でキャリアプランを答えるための事前準備4つ

ここからは、キャリアプランの書き方についてみていきます。 エントリーシートや履歴書を提出する際に、キャリアプランを書く場合があります。面接はエントリーシートや履歴書を元に進められるため、面接官に響くキャリアプランを作成して記入しましょう。

準備①:情報収集をする

キャリアプランを作成するためには、情報収集が大切です。自分が目指す姿を明確にするためにも、業界・企業研究は欠かせません。企業HPや書籍などを参考に、自分が目指す働き方やポジションなどを思い描きましょう。また、OB訪問や会社説明会などで従業員のリアルな意見を聞くのもおすすめです。

準備②:目標を整理する

キャリアプランは、なんとなく考えて書くのではなく整理しながら書くようにしましょう。 キャリアプランの書き方で重要なのは、自分の能力と、将来の目標において必要になってくるスキルなどのギャップをいかに埋められるかです。

準備③:目標達成までに必要なスキルなどを考える

キャリアプランの書き方として、キャリア目標達成までに必要なものを考えることが大切です。 キャリアプランをイメージして必要なものを考えると、ゴールまでのイメージがより自分の中でもわかりやすくなります。5年後の自分、10年後の将来のために必要なスキルなどを具体的にしましょう。

準備④:目標を達成するまでのステップも意識する

キャリアプランの書き方として、目標達成までの過程を意識することも大事です。 スタートとゴールだけを考えることなく、途中のステップも意識しましょう。プラン進行に合わせてどういったことを取り組むかをはっきりしておけば、キャリアプランの実現度がより効果的に伝わります。こういったものが5年後・10年後の目標になるので、面接前にしっかりと考えましょう。

面接でキャリアプランを聞かれたときの回答例5つ

キャリアプランの書き方について、理解できたでしょうか。就活・転職活動の場においてだけでなく、キャリアプランは働く上で非常に有用であると分かりました。 次に、面接においてキャリアプランを質問されたときの回答例を紹介します。面接の予定がある方は、これからキャリアプランを考える参考にしてみてくださいね。

回答例①:会社貢献をアピール

キャリアプランの回答例①

お客様目線での接客を心掛け、コミュニケーションを楽しみながらスキルを身につけていきたいと思います。お客様の信頼を得てリピーターを増やし、5年後は店長として売上アップに貢献していること、それが目標です。

回答例②:意欲をアピール

キャリアプランの回答例②

取引に必要な交渉力を高めて、会社にとって有利な条件を引き出せるようになっていきたいです。そのためにも、社内の研修制度なども利用しながら自発的に学び続けたいと考えています。そして、5年後には部のリーダーとしてチームをまとめるのが目標です。

回答例③:高い目標を掲げる

キャリアプランの回答例③

記者としてライティング技術を磨き、5年後には編集長になりたいと思います。記事を評価・審査するためには、自分が得意な分野の知識だけでなく、あらゆる分野に精通していなければならないと考えています。目標を実現するためにも、書く能力だけに固執するのではなく、幅広い分野の専門誌や機関誌を購読して知識を蓄えていきたいです。

回答例④:職種別【事務】

キャリアプランの回答例④

事務職としてPCスキルを伸ばし、総務部門においてミスのない仕事をやり遂げたいと考えています。そして企業全体の業務効率が向上するよう、周囲とのコミュニケーションを円滑におこなえるような総務部の核として活躍するのが目標です。

回答例⑤:職種別【営業】

キャリアプランの回答例⑤

商品知識やコミュニケーション能力を充実させて、お客様と信頼関係を築くことのできる営業になりたいと考えております。そして、5年後はチームの中で誰よりも会社の売上に貢献する営業マンとして活躍し、新規開拓を推し進めていきたいです。

面接でキャリアプランの質問に答えるには事前の準備が大切!5~10年後の自分を描こう

いかがでしたか。面接でキャリアプランの質問に答えるためのコツなどについて紹介してきました。好印象を残すためには、質問の意図をきちんと理解して具体的に答えることが大切です。面接官がキャリアプランを質問する場合、就活生が企業で働くイメージができているのか、業界・企業研究ができているのかを確認するという意図があります。企業で働くイメージを構築するためにも、情報収集をして目標達成に必要なことを考えましょう。準備を一通り終えたら、就活力診断をして自分の弱点を把握しましょう。弱点対策をしておくことで、面接に対する不安をつぶしておくことができます。就活力診断は無料でできるので、弱点が知りたい人は今すぐチェックしましょう!

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