2020年06月17日(水) 更新

【就活】企業が非通知でかける理由と電話があった際の対応を紹介

なぜ企業は採用にかかる連絡を非通知にするのか

企業からの非通知の電話は、多くの就活生が経験したことがあるでしょう。なぜわざわざ非通知にしてかけてくるのかと、疑問に思う人も少なくありません。

企業の採用関係の連絡に関しては敢えて非通知でかけるのは、それなりの理由があります。ここでは、採用関係の電話が非通知である主な理由について取り上げていきます。

企業側が折り返しの電話対応ができないため

企業の人事担当者が、応募者に対して非通知で電話をかける理由の1つは、折り返しの電話全てに対して企業側が対応ができないためです。

企業側が電話をしたときに、全ての人と直接話ができれば問題はありません。しかし、留守電になっていたり不在の場合も多くあります。このような場合、発信者の電話番号が相手の電話機に残ってしまうと、就活生が後から折り返し電話をする可能性が高くなります。

これは就職活動をしている人であれば、何か重要な連絡ではないのか?と考えるため、ごく当たり前の行動です。少人数からの問い合わせであれば、企業も対応できますが、通常新卒者の募集は多数の応募者がいるものです。多くの人が折り返しの電話をすると、業務上や社員数の関係で全部に対応しきれないという企業事情があるのです。

トラブル防止のため

企業が非通知で電話をかける理由の2つ目は、番号間違いによるトラブルを防止するためです。合格の連絡を告げる相手の電話番号を間違ったとします。折り返しの電話があっても、対象者ではないため、何と答えていいか分からずトラブルになりかねません。

そのため、折り返し可能な企業番号ではなく、折り返しができない非通知にし、企業側から一方的に電話がかけられない状況にするのでうす。

採用を外部に委託しているため

3つ目に考えられる理由として、採用関係の業務を外部企業に委託しているためです。採用に関する業務の全てをアウトソーシング化している企業もあれば、電話をかける発信業務のみ委託している企業など、そのケースはさまざまです。

電話の発信業務のみをお願いしている場合、折り返しの電話が委託先に入ると、採用の流れや事情が分からないことも多々あります。また、回答する内容が分かっていても、契約上発信業務のみとなっている場合は、問い合わせ対応ができないという事情もあるのです。

企業の古くからの習慣

非通知で電話をかける理由の4つ目は、企業に昔からある習慣のためです。特に、伝統のある企業で見られるのが、人事担当者は内定を出すまでは非通知で連絡することを言われ、習慣化しているケースがあります。非通知で電話をしてきて、受け手が電話に出られない場合は当然電話のかけ直しできません。

人事担当者の声

古くからの慣習が残っているのだと思います。私も以前は前任の採用担当者より非通知で電話をすることを教えられました。特に大手企業にこの傾向が多いように思いますが、多数の応募をいただくからこそ、全員から電話でのお問い合わせがくると電話対応だけで終日の業務が終わってしまいます。お問い合わせいただく内容には傾向や類似性があるため、できればお問い合わせフォームやメールにてご連絡をいただき、まとめて返信あるいは掲示でご連絡したいと考えている企業も多く、だからこそ非通知設定にしている企業が多いのかと思います。
また、それ以外の理由では、採用業務のアウトソーシングをしている会社の場合、アウトソーシング先の企業から電話をしているケースもあり非通知を用いるということも聞いたことはあります。

人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?

就活では電話のかけ方以外にも、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。

そこで活用したいのが、「マナー力診断」です。

マナー力診断を使えば、24の質問に回答するだけで、「身だしなみ」「電話・メール」「履歴書の書き方・送り方」など、自分の弱点をグラフで見える化できます。

ぜひ活用して、就活の不安を無くしましょう。

企業は非通知や本来の番号以外で電話をかける場合がある

就活中は非通知だったとしても出た方がいい

就活では知らない番号や非通知からの電話だったとしても、少しでも企業である可能性がある以上は、電話に出るようにしましょう。

就活以外のときであれば、見知らぬ番号・非通知から電話がかかってきた際には無視をしてもかまいませんが、就活中に同じ行動をしてしまうと二度手間三度手間となってしまいます。

就活中に不在着信が入っていた場合の対応

メッセ時が入っているときは内容に従う

就活中に非通知から電話がかかっており、留守電が残っているのであれば、まずは留守電を聞いてから対応を決めましょう。

伝言に「○時~○時の間におかけください」など指定があればその指示に従うのがマナーです。また、「○○社の□□です。またかけ直します。」といった伝言であっても、こちらから電話をした方が印象が良いです。

不在着信で留守電メッセージがなかったときは発進先を確認し折り返す

当たり前のことですが、企業とのやり取りはビジネスマナーに則って行われます。このときの電話応対の仕方も評価の材料になると考えたほうが良いです。

選考以外のところで評価を落としてしまってはもったいないですので、就活マナーマニュアルでビジネスマナーを再確認しておきましょう。このマニュアルには電話のテンプレートもついているので、発進先を確認し、企業の可能性が少しでもある場合は言葉遣いや話す内容に不安がある人はぜひ活用してください。

企業は採用連絡を非通知にする場合もあるため就活中は電話を取る

採用連絡の際に企業が非通知で連絡をするケースが多くあります。その理由は、企業側の事情の場合や習慣化しているため、また間違い電話のトラブル防止のため、などの理由があります。

就活生はこれらの事情を頭に入れておきましょう。これらの事情を分かった上で普段から注意して行動していると、採用までの次のステップがスムーズに行くというメリットがあります。

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