2020年06月25日(木) 更新

【教育学部の学生が進みやすい就職先】教員以外のおすすめの仕事4選

就活生が考える教育学部出身者の就職先とは?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「教育学部出身者が就職先として浮かぶ企業、業界はどこですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 出版社。
  • 学校関係(教師など)
  • 教育、人材、コンサルティングなど人と多く関わる業界
  • 公務員

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「教育学部出身者が就職先として浮かぶ企業、業界はどこですか?」

就活生が考える、教育学部出身者のおもな就職先はどんなところなのか見えてきました。回答の大半は「学校関係(教師など)」となってますが、「出版社。」「公務員」といった意見もありました。

この記事では、教育学部でどんな知識が身に付くのか、それをどのような企業や業界で活かせるのかを紹介していきます。

教育学部出身者の就職先は教員以外にもある

そもそも、教育学部だからといって必ず教員にならなければならないのでしょうか。大学は、自分の進路を見つけるための場所です。

教育学部に入ったけれども4年間のあいだに、「こういう仕事がしたい」「こんな業界に入りたい」というのが見えてくるかもしれませんよね。

したがって、教育学部という学部を選んだだけで、必ず教員にならなければならないという決まりはないのです。

教育学部から一般企業への就職は不利ではない

教育学部出身の就活生が心配する、教育学出身者の一般企業への就職ですが、不利なことはありません。

確かに教育学部の就活生が、理系専門の募集要項を出している企業の選考を受けるのはできません。しかしそれは教育学部だからではなく、理系専門の職種であるためです。

学部不問である場合は、教育学部だからといって選考が不利になることはないのです。

一般企業へ就職の場合は教員免許が活かされやすいところを選ぶのも方法

一般企業への就職が不安な人は、教員免許が活かされやすいところを選ぶのも就職先を選ぶ1つの方法です。

教員免許は、誰でもすぐに取得できる資格ではありません。一定の授業数や、教育実習を終えて取得できるものです。教員免許を取得していることで、それ相応の知識を持っているため、その知識を欲する企業や職種もあるのです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

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教育学部の学生におすすめの就職先

それでは、教育学部出身の就活生が教員以外の仕事に就職するとしたら、どのような職種が向いているのでしょうか。

ここでは、教育学部出身の就活生におすすめの就職先を紹介します。参考にし、ぜひ選択肢のひとつとしてください。

①塾やスポーツ教室

教育学部で人を育てることを学んだなら、塾やスポーツ教室を運営している一般企業への就職がおすすめです。

このような企業では、入社直後に現場に配属されて子供たちの教育に携わります。数年間現場で指導した後には、本社の営業部や企画部、総務部などに異動を希望できるので、教育の知識と現場での経験の両方を活かしながら仕事を続けることができます。

②企業内講師

一般企業では、定期的に様々な社内研修を実施しているものです。研修の種類としては、マナー研修やパソコン研修、新入社員研修がありますが、こうした研修を担当する講師を目指して一般企業に就職する方法があります。

ただし、いきなりこうした講師を任されることは稀なので、まずは企業で数年間働き続けた後に、人事部や総務部に異動願いを提出したのち、企業内講師として活躍できるでしょう。

③出版業界

教育学部で学んだ経験を一般企業で活かしていくなら、「出版業界」へ就職する道もあります。

教科書やテキスト、問題集などの制作をはじめ、それらを販売する営業活動にも、教育に関する知識は役立つでしょう。また、受験生のために各学校の情報を集めた情報誌を販売している企業もありますので、それらの調査員や記者としての道も模索できるでしょう。

④玩具メーカー

教育学部出身の就活生におすすめの就職先として、玩具メーカーもあげられます。教員とはまったく関係のない職種に見えるかもしれません。

しかし、玩具は子どもを対象としているものも多いです。実習を通して子どもの成長過程に合わせたものや、安全性を考えた玩具作りが、教育の授業で得た知識を活かして働くことができる職場です。

⑤児童福祉委員

児童指導員や児童支援管理責任者といった福祉業界でも、教員免許を活かして働くことができます。

学校が終わって帰るのが1人の児童などを預かる、放課後クラブで宿題を見たり、一緒に遊んだりするのも仕事ですが、そのほかに、子育てに悩む親御さんの相談にのるのも仕事の1つです。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機の作成に不安をもつ就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

一般企業に就職する際の選考対策

教育学部出身の就活生に、選考においての対策を紹介します。

教員にならない理由を明確にする

教育学部に進んだのに教員にならないのはなぜか、採用担当者も気にするところです。

企業側としては、採用した学生には継続して働いてほしいと思っています。教員への道を進まない理由が不明確な場合、早期退職をして教員に戻るのではないかという懸念があるのです。そのため、教員にならない理由を質問されます。

ここで「教員は自分に合わないと思った」と一言で述べるのではなく、なぜ合わないと思ったのか、なぜ教員以外の道を選ぶのか具体的に述べられるようにしましょう。

企業に就職してで何がしたいかを具体的に答える

その企業で何がしたいのかを、具体的に答えることも大切です。志望先の企業に入りたい理由はもちろんですが、そこでどんな仕事がしたいのか、どのように成長したいのかなどを具体的に考えておきましょう。

教育学部から一般企業への就職は志望理由が明確なら不利ではない

教育学部出身だっとしても、教員以外の仕事をしたい理由が明確に答えられれば不利にはなりません。不利になってしまうのは、やはり教員以外の仕事をしたい理由が明確ではない場合でしょう。

本来であれば教員免許を取って、教師として就職するだろうと考える人は多いです。そんななか教員という道を選ばず、他の仕事をしたいと志望しているわけですから、理由さえはっきりと答えることができれば何ら問題はないでしょう。

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