2016年11月29日(火) 更新

関西電力が行っている事業内容と気になる評判

関西電力は電力の発電と供給を行っている

関西電力は電力事業者として、発電所で作った電力を利用者へ届けるという活動を行っています。各家庭や工場、オフィスといった電力を必要とする施設全てが顧客といえるでしょう。現代において電力を使用しないで生活をするということは難しく、そのため必要不可欠な企業としての地位を築いています。近畿地方の発電と送電を担う巨大な事業を営む企業です。

近年の業績は回復傾向にある

関西電力が2016年に公開した有価証券報告書によると、関西電力の業績は回復に向かいつつあるといえるでしょう。東日本大震災の影響により原子力発電所の稼動ができなくなったため平成24年度の当期純利益はマイナス242,257円(単位:百万円)で、そこから4年間赤字が続きました。ですが平成28年度の当期純利益はプラス140,800円と黒字に転じたのです。このことから業績は回復傾向にあると判断できます。

原子力発電所の再稼動に向けたアピールを行っている関西電力

関西電力では、原子力発電所の再稼動に向けて様々なアピールを行っています。高浜、美浜、大飯発電所についての状況を逐一報告したり、安全対策の強化について公式サイト上で情報の開示しているのです。しかし実際に東京電力の事故が発生した後に起きた物理的、心理的被害は測り切れるものではなく、一企業が賠償できるような状況ではありません。もちろん関西電力はそのリスクを抱えています。

再生可能エネルギーの開発にも取り組んでいる

関西電力は再生可能エネルギーの開発に積極的です。2011年には堺太陽光発電所、2013年には若狭おおい太陽光発電所、けいはんな太陽光発電所、2014年には近鉄花吉野ソーラー発電所といった施設の運転を開始しました。風力発電所では2013年に淡路風力発電所と2014年に田原4区風力発電所を稼動させ、水力では2011年に大桑野尻発電所、2012年に新黒薙第二水力発電所を運転しています。

関西電力は給料が高く充実した福利厚生が評判

関西電力では、労働組合の力が強いため福利厚生がとても充実していて、雇用に不安を感じる必要はありません。電力供給というインフラストラクチャーを担っていることは、人々の生活を支えているという意味でやりがいを感じます。社風として挑戦意欲が低く、身動きの取り辛い不自由さを感じる可能性はありますが、給料額が高く生活は安定しているといえるでしょう。

トラブル無く業務を遂行し上司に忠実な人が求められている

関西電力は半ば公営企業と化した電力事業の一翼を担う会社です。そのため革新的な取り組みやアイデアを持っている方ではなく、保守的な方が好まれるでしょう。高給を得て充実した福利厚生を受けることができ、お金の面では何も問題はありません。関西電力では何事もトラブル無く業務を遂行し、上司の言動に何でも従う方が求められているのです。

近畿地方の電力の発電・供給を行う関西電力は給料が高く充実した福利厚生が評判

関西電力の評判と詳細について見てきました。この企業は近畿地方における電力事業者で、大阪を中心とした区域で営業活動を行っています。東日本大震災以降、原子力発電所の停止により業績は低迷していましたが回復傾向にあるといえるでしょう。最近では原子力発電所の再稼動へ向けた取り組みの情報公開を行っていますが、そのリスクは企業が背負いきれるものではありません。逆にCSR活動では再生可能エネルギーに着手しています。高給を得たい方にとって良い職場となるでしょう。

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