2020年07月03日(金) 更新

面接で好印象を与える「特技」の答え方と注意すべき点を解説|参考になる例文もご紹介

面接官ウケがいい特技を持っている就活生は多い!

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活で面接官に言うと”ウケが良い特技”は何だと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 昭和の音楽
  • その企業の製品を使った特技
  • 手品
  • お笑いの芸
  • 永遠に泳ぎ続けられる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年2月23日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活で面接官に言うと”ウケが良い特技”は何だと思いますか?」

アンケートの結果から、就活生は面接官に言うとウケが良い特技を持っていることが分かりました。
「その企業の製品を使った特技」をすることで、その製品を愛用しているアピールをする就活生もいれば、単純に笑いを取りにいく「お笑いの芸」を特技として持っている人もいるようです。

そこでこちらの記事では、面接で好印象を与える「特技」の答え方を例文とともに紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

実際に面接で特技を聞かれることはあるのか

面接の準備をおこなう時間は有限であり、できるだけやることを絞って効率的に準備したいこところです。しなくてもいい面接の準備は時間のロスになってしまいます。そこで気になってくるのが、面接の際に特技について聞かれることはあるのかどうかということです。面接官に良い印象を与える特技を持っていたとしても、面接官へ特技のアピールができなければ意味がありません。
ここでは、実際に面接で特技について聞かれることがあるのか、聞かれない場合はどうすればいいのかについてみていきましょう。

自己PRの時に特技について聞かれることがある

面接では、実際に特技について聞かれることがあります。
特技について聞かれることがあるとすれば、自己PRの時です。自分の長所や短所、これまでの経験や考え方などを聞かれる延長線上で、特技の話題を振られることがあります。
面接で聞かれる項目の中でも、特技は特に答えやすい項目です。自分の得意なことやよく知っていることについて話すことができるため、内容をより深く掘り下げた受け答えができるでしょう。また、面接官との会話が弾みやすく、さらには入社後に貢献できることについて繋げることも可能です。自分をアピールできる大チャンスともいえるでしょう。
自分の特技に関しては、できるだけ話せるように事前にしっかり準備をしておきましょう。

万が一聞かれなかったとしても自らアピールしても良い

特技については、面接の際に必ず聞かれるわけではなく、中には触れられないこともあります。そんな時には、自分の長所や自己PRを話す際に自分から話題を提供してみましょう。
面接では、自分を売り込んでいくことが重要です。特技は面接官に対してアピールしやすく、話も弾みやすい、面接における強力な武器の一つ。自信のある特技であれば、積極的に自らアピールしていきましょう。
また、自分から特技についてアピールすることができれば、積極性があると捉えられ、好印象を与えることができる可能性もあります。
面接時間が短かったり、面接官が急いでいたりする場合は自分からの話題提供は控えるべきですが、話してもよさそうなタイミングがあれば、積極的に特技の話題を出していきましょう。

面接で特技を聞かれた際の答え方

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面接で特技を聞かれた時の答え方と例についてみていきます。就職面接では、さまざまな質問がされます。志望動機。自己PRはもちろん、選考と関係なさそうな趣味や特技など。では、一見仕事と関係なさそうな特技について質問されたときの適切な答え方はあるのでしょうか。もし、就職に影響するならきちんとした面接官に届く答え方をしたいはずです。

答え方として身につけた特技と客観視した特技を

面接で答えるべき特技の種類には大まかに分けて、2種類あります。 ひとつは自分で身につけた技術的なものです。これは人が真似すれば出来るようなものではありません。時間と訓練が必要な特技なので話題や自分のアピールポイントとして主張も出来ます。
もうひとつは、自分を客観視したものです。たとえば、「最後までやり抜く力があります」「誰とでも分け隔てなく話が出来ます」などです。 就職活動ではこれらの2種類の特技を土台にして、面接で仕事の話に持って行けたらベストです。

仕事に繋がる特技をアピール

面接官は趣味や特技の内容次第で採用、不採用を決めることはありません。よほど特異でない限りは、内容が似通っているからです。面接官は一緒に働く上で「あなたがどんな人か?」を知りたがっているからです。そのため面接では先に出した2種類を土台に仕事の話につなげられると良いでしょう。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

面接で特技を聞かれた際の答え方の例

面接で特技を聞かれた際の答え方については、おわかりになりましたでしょうか。趣味や特技もきちんと自身の自己PRにつなげるようにしましょう。趣味がない、特技がない方は一つのアピールチャンスを逃しているのかもしれません。では就職面接で特技を聞かれた際の答え方の例をみていきましょう。例はあくまで参考程度に収めておいてくださいね。

特技が「掃除」の答え方例

では、実際の就活中の返答例を見てゆきましょう。まずは、特技が「掃除」の場合です。

私の特技は掃除です。週に3日決めた日に掃除をするように徹底して、家の中を整頓しています。私は掃除を通し、常日頃から身の周りの情報を整理整頓をする習慣をつけました。掃除から得た情報整理能力を○○の仕事で活かせると考えております。

掃除から得た力を情報整理能力と言い換えて、仕事の話に結び付けています。

特技が「写真」の答え方例

では、特技が写真の場合はどうでしょう?

私の特技は写真撮影です。毎週、気になる場所に出かけて行って撮影をしています。その際には綿密に計画を立てて実行しています。さらに、自分の納得のいく写真が撮れるまで一日中、その場所に粘り続けます。ここで得た粘り強さは、仕事で必ず生きてくるのではと考えております。

写真に対する粘り強さを仕事に結び付けて、PRにしています。

特技が「旅行」の答え方例

さらに、特技が旅行の時はどうでしょうか。

私は知らない土地に旅行に行くのが好きです。計画を立てて、土地に行き、そこはじめて会った人と話をするのが好きです。最近は、そこで出会った人と○○というイベントを開催し、○○円の収益を出しました。このようなコミュニケーション能力や企画力を営業の仕事に活かし、御社の業績アップに貢献したいと考えております。

なるべく話を具体的にして、特技も自己PRにしてしまいましょう。自己PRのしすぎは良くないですが、就活中に特技を聞かれた時もなるべく仕事に結び付けられるようにしましょう。

面接力診断で、苦手分野を見つけよう

面接では特技以外にも、対策すべきポイントは多くあります。たった一つの見落としが、致命傷になりかねません。

そこで活用したいのが、「面接力診断」です。

面接力診断は24の質問に答えるだけで、自分の弱点をグラフで見える化できます。ぜひ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

面接で特技を聞かれた際の答え方の注意点

面接で特技を聞かれた際の答え方の例については、いかがでしたか。では、最後に面接で特技を聞かれた際の答え方の注意点をみていきましょう。就職面接でアピールできる趣味や特技があっても、注意点を押さえておかないと、思わぬ罠にはまってしまいます。面接で特技を聞かれた際の答え方にはどのような注意点があるのでしょうか。

就活面接では論理的な話し方で

就活では基本的に、聞かれた事に対して論理的に答えるようにしましょう。論理的な答え方とは【一番最初に自分の答えを相手に伝える】事です。
すると、話している自分自身もその回答を軸に話をすれば良いので、話の論点がぶれにくくなるメリットがあります。就活中、なかなか面接で受け答えがうまくいかない人は、話す時に答えを先に持って来ましょう。

面接で特技を話す時には根拠づけが大事

就活の面接で答える時には、根拠づけが大事です。例えば、「私は最後まで諦めずにやり抜きます。この強みを生かして、私は~~で結果を出しました」と根拠づけましょう。就活中の受け答えで最も悪いのは「何となく」です。就活中の「何となく」は面接官を説得出来ません。

特技の質問は面接の緊張を和らげるクッションだと考える!

特技の話を仕事に繋げられるのがベストですが、肩肘張る事なく、「緊張を和らげるためだ」程度に考え、その他の欄で自己PRの練習に時間をかけるのも有りです。話を仕事に繋げられそうになれば、緊張を和らげ自分を落ち着かせるためのクッションと考えられます。これも就活を乗り切るためのコツです。

特技をどう活かせばいいのかわからないならエージェントに相談

そこまで重くとらえることのない特技についてですが、志望動機や入射後の希望に比べて、どんな答えが正解なのかわかりにくいと悩んでしまう人もいます。そんなときは転職エージェントに相談してみください。中でも「リクルートエージェント」は転職成功実績No.1で、数多くの転職活動者を見てきました。あなたにとっても最適なアドバイスをしてくれるでしょう。

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就職面接では特技・趣味を仕事につながる答え方を

今回は面接で特技を聞かれた時の答え方と例についてみてきましたが、いかがでしたか。強制ではありませんが、趣味がない、特技がない方は就職面接までひとつは持っていましょう。
就活面接の際の特技についての質問の意図についてですが、特異的なものを持っているかどうかが重要ではないという事がご理解いただけたのではないでしょうか。返答事例で挙げたように、特技は普通で良いのです。
問題はその伝え方なのです。
面接中、就活生は「なぜ、それを聞かれたのか?」と常に考えながら回答する必要があります。面接の質問には当然意図があるからです。そうでなければ就活で面接官が質問なんてしませんよね。何事にも意味があると考え、質問の意図を理解して答えるようにしましょう。
就活では一つ一つの質問に意図があります。その事を理解して、一つ一つ「相手にどう伝わるのか」を考えながら特技に対しても適切な返答をして行けばはうまく行くことでしょう。例を参考にして、特技に対して自分らしい答え方をして行きましょう。

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