2020年06月15日(月) 更新

自己PRで趣味をアピールする書き方と例文10選

採用担当者が趣味で把握していることは?

就活生の強み

採用担当者は、応募者の趣味・特技から何をみているのでしょうか。結論から述べると、採用担当者は、趣味や特技から【その人の強み】をみています。例えば、「読書が趣味で毎月〇冊読んでいる」というエピソードを書くと、「集中力がある」「知識が豊富」などの強みが読み取れるでしょう。このように、直接自分の強みを書いていなくても、採用担当者は趣味や特技から、強みを読み取っているのです。

体力・気力があるか

採用担当者は、応募者に体力や気力があるかもチェックしています。それがわかるようなエピソードがあると、採用担当者からの印象が良くなるのです。体力や気力は、さまざまな職種で求められているので、しっかりアピールしましょう。

独自の価値観・視点を持っているか

採用担当者は、独自の価値観を持つ就活生を求めていることが多いです。オリジナリティのある視点は、仕事で新しいアイディアが欲しいときに役立ちます。「入社したら力になってくれそうだ」と思われるために、趣味を通して自分らしい心がけや信念を示すようにしましょう。

趣味を自己PRで最大限にアピールするコツ

①要点をまとめてシンプルに書く

趣味を自己PRでアピールするコツを、4つご紹介します。1つ目は、要点をまとめてシンプルに書くことです。いくら好きな趣味とはいえ長々と書いてしまうと、採用担当者に、「ちょっと変わった人」という印象を持たれてしまいます。それが引き金となり、選考に落ちしてしまう可能性もあるのです。

②深堀できる内容にする

2つ目は、深堀できる内容にすることです。趣味を自己PRに盛り込む際には、面接のことまで考えて具体的に書く必要があります。面接官とコミュニケーションをとるためにも、趣味をしているときの楽しみや、取り組み方について、具体的に書きましょう。

③話を盛ったり嘘をついたりしない

自己PRを書く際に、趣味について話を盛ったり、嘘をついたりするのはNGです。話を盛ったり嘘をついたりすると、面接で深堀りされたときに具体的な回答をするのが難しくなります。採用担当者は人を見るプロなので、嘘に対して敏感に反応するでしょう。採用担当者は、趣味の大小をみているわけではありません。自己PRに趣味を書く際は、嘘をついたりせず、自分が詳しく話せるものを選びましょう。

④仕事につながる書き方にする

4つ目は、仕事につながる書き方をすることです。自分の趣味を述べるだけでは、「そうなんだ」で終わってしまい、何のアピールにもなりません。そうならないために、その趣味がどう仕事に活かせるのかを、話す必要があるのです。また、就きたい職種に合った趣味を選ぶことも、ポイントだといえるでしょう。

自己PRが書けない時は、自己PR作成ツールを活用してみよう

趣味を含めた自己PRを作成する際、伝えたいことは沢山あっても、文章で上手くまとめる自信がない就活生も多いはず。そんな時は、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう。

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自己PRにおすすめの趣味

深堀がしやすい趣味

自己PRをする際におすすめの趣味としては、まず深掘がしやすいものが挙げられます。深掘りしやすい趣味はそれだけで話のネタになり、面接時特有の緊張感を上手く和らげてくれることが期待できます。
また、趣味についてこちらが色々と話しやすいのと同様、相手も趣味については尋ねやすいものです。趣味を尋ねることで会話の潤滑油になり、応募者に自分のことをしっかりと話してもらうという意図もあるでしょう。
深掘ができず一言二言で話が終わってしまう趣味では、潤滑油としての効果は薄く、それ以上展開させることができません。しかし、深掘できる趣味であれば話も弾みやすく、ひいては面接をスムーズに進行させることができるのではないでしょうか。

スキルに直結しやすい趣味

自己PRをする際におすすめの趣味としては、スキルに直結しやすいものも挙げられます。スキルに直結する趣味であればそのまま自己PRに繋げることもでき、趣味の話からそのまま仕事に対する具体的な話に持っていくこともできるでしょう。
スキルに直結しやすい趣味の具体例としては、PC関係が挙げられます。IT業界のみならず、今やPCに対するスキルは全業界で必須と言っても過言ではありませんので、趣味を述べる際にPCに対する深い知識を披露すれば、少なくともゼロからIT教育を施さなくても良い応募者であることをアピールできるでしょう。
スキルに直結しやすい趣味は、基本的に志望している業界によって異なります。そのため、自分がどのような業界を志望しているかに沿って組み上げる必要があるでしょう。

体験談が話せる趣味

自己PRには、具体的な体験談が話せる趣味もおすすめです。自己PRをする際に自身の体験談を盛り込むことができれば、それだけで説得力が増しますし、相手もついつい話に惹き込まれるのではないでしょうか。
逆に、具体的な体験談を盛り込むことができないと、「本当にそれは趣味と言えるのか?」という疑念を抱かせてしまう可能性があります。中には具体的な体験談を盛り込みにくい趣味もあるかもしれませんが、そうでない場合は積極的に体験談を盛り込み、相手の興味を惹くように心掛けましょう。
その試みが上手くいった場合、仕事には直接関係のない話だったとしても、「彼は話術に長けている」という評価を得られるかもしれません。話術に長けているということは、すなわちコミュニケーション力が高いということにも繋がります。

自己PRにふさわしくない趣味

それでは、引き続き自己PRにふさわしくない趣味を見ていきましょう。自己PRにふさわしくない趣味とは、すなわちアピールすることで選考にマイナスになってしまう趣味のことです。
その具体例としては、まずギャンブル等が挙げられるでしょう。ギャンブルそのものが悪いというわけではありませんし、業界にもよるところですが、ギャンブルに嵌まる人はお金の管理がずさんで、欲望に弱いというイメージを持たれてしまう可能性があります。

ギャンブル系の趣味

自己PRにあまり相応しくない趣味は、「パチンコ」や「競馬」などのギャンブル系です。これらの趣味を書いてしまうと、採用担当者からお金の使い方や計画性について、悪い印象を持たれる可能性があります。たとえ本当に趣味であったとしても、あまりアピールしないほうが無難です。ゲームや漫画などの趣味も社会的に印象が悪いですが、職種によってはアピールできます。自己PRに書く趣味は、十分に考えてから選びましょう。

選考のために作ったような趣味

選考のために作ったような趣味も自己PRにはふさわしくありません。選考の際に趣味を尋ねられる理由としては、応募者の人柄を知りたいというものが挙げられます。
応募者の人柄を知るために行っている質問なのに、人柄が見えない答えが返ってくるようでは、その質問の意味がなくなってしまいます。それでは選考の判断材料にもなりませんし、そもそも何のために面接しているのかも分からなくなってしまうでしょう。
面接担当者は、いわば人を見抜くプロと言える存在ですので、とってつけたような答えはすぐさま見抜かれてしまいます。であるならば、選考のためだけに作った趣味を答えても、続く質問でその底の浅さを露呈してしまい、相手からの信用を失ってしまうのではないでしょうか。

自己分析ツールを活用して、自分の長所を正しく理解しよう

効果的な自己PRをするには、自己分析を通じて、「あなた自身の強み」を正しく理解する必要があります。ただ、自己分析をやるのも結構大変です。

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自己PRに趣味を盛り込んだ例文10選

①旅行

旅行を趣味として書く場合、「◯◯に旅行して楽しかった」の構造で終わらないようにしましょう。その結果、何を得るのが楽しいのかまで考える必要があります。具体的なエピソードで、行動力や社交性をアピールすることが大切です。

例文①旅行

私の趣味は、旅行です。知らない場所に行って新しい発見ができたり、電車やバスで会った人と話をすることが、旅行の楽しみとなっています。自分のスケジュールや予算、交通手段を確認して遠方に足をのばす行動力を、貴社でも活かしていきたいです。

②読書

趣味を読書と書く場合は、誰の本を読むのか聞かれる可能性が高いので、作家と本の名前を言えるようにしなければなりません。また、最近読んだ本や感動した本などの質問にも、答えられるようにしておきましょう。

例文②読書

私の趣味は、読書です。主に、通勤時間や寝る前の時間を利用して読んでいます。70年代のアメリカ文学が好きで、最近では、「J.D.サリンジャー」の作品に感銘を受けました。読んだ本で感動したシーンは、ノートにイラストを書いて記録を残すようにしています。

③ドライブ

ドライブというと、「危険な運転をしていないか」と思われる可能性があります。安全かつ健全な楽しみ方をしていると、伝える必要があるのです。「スピードを出すのが好き」とは、言わないようにしましょう。

例文③ドライブ

私は、自分の知らない景色を見るのが好きで、休日にはよくドライブをしています。最近では那須まで行き、自然を堪能しました。ドライブが趣味なので、地図をみたり遠出する際の計画を立てたり、道案内をするのも得意です。

④ランニング

趣味にランニングを選ぶときは、タイムの更新や大会への出場など、具体的な目標を持って取り組んでいると伝えるのが、効果的です。ランニングを朝にしているのであれば、健康的な生活を送っているという印象が与えられるでしょう。

例文④ランニング

私は、毎年市民マラソンに参加しているため、日頃からランニングをしています。平日は1日6km走るようにしているので、体力と健康には自信があります。ランニングは早朝の時間帯にしているので、規則正しい生活を送れますし、早起きをするのも得意です。

⑤絵

絵も、読書等の趣味と同じように、「どのようなものを描くのか」と聞かれる可能性が高いです。面接で聞かれる質問を予想して、きちんと答えを用意しておきましょう。また、どのように上達したいのかも示すと、向上心をアピールするきっかけになります。

例文⑤絵

私は、風景画を描くのが好きで、学生の頃から趣味として続けています。よく、近所を散歩しながらスケッチをしており、今は鉛筆でいきいきした自然を描くにはどうしたら良いのかと、試行錯誤することが楽しみです。今年は、油絵にも挑戦したいと思っています。

⑥登山

登山は、忍耐強さを示せる効果的な趣味になります。採用担当者にも、好印象を与えられるでしょう。それ以外にも、チームで登る場合は協調性があることを表せられるので、伝えたい要素によって内容を変えると効果的です。

例文⑥登山

私は登山が趣味で、連続した休暇があるときはよく友人と登っています。山頂に登るまでは苦しいのですが、無心で頂上まで登って景色を見たときの開放感が好きです。自然やアウトドアが好きなので、キャンプ用品にも詳しいです。

⑦映画鑑賞

映画を趣味として書く場合は、ただ映画を見るというだけでなく、「どんなこだわりをもってその映画を見ているのか」という点を、伝えるようにしましょう。監督の名前や映画の作品名について質問されることが多いので、答えられるようにしておくと、好印象につながります。

例文⑦映画鑑賞

私は、よく休日に映画を見ます。映画館で新作を見るのも好きですし、レンタルしたDVDを一気に見るのも好きです。とくにクリント・イーストウッドが好きで、彼が出演・監督する作品は全部見ています。最近見て面白かった映画は、「オデッセイ」です。火星に一人で取り残されてしまう主人公が、孤独な宇宙空間でポジティブに問題を解決していく姿にとても励まされ、地球で普通に生活していることへのありがたみを痛感しました。

⑧水泳

水泳を趣味として書く場合は、どのような目標を持っているのかを書いた方が、好印象につながるでしょう。どのぐらい練習しているのかも説明すると、分かりやすいです。健康や体力があることをアピールできるので、継続していると伝えるのも効果的でしょう。

例文⑧水泳

私は、中学校から高校まで水泳部に入っていたこともあり、水泳が趣味です。できるだけ長距離を泳げるようになりたくて、最近は5kmを泳ぐことを目標に毎週トレーニングしています。水泳のおかげで体力には自信がありますし、病気もほとんどしません。

⑨陶芸

陶芸などものを作る趣味の場合、制作物をどのように扱うかも重要になります。「親戚や友人にプレゼントをする」というエピソードを追加するだけで、優しい人柄をアピールできるでしょう。陶芸をしようと思ったきっかけを盛り込むのも、効果的です。

例文⑨陶芸

私の家には、祖父が使っていたろくろと大型の電気窯があり、10年前から陶器を作成しています。作成したものは、親戚や友人にプレゼントをして喜ばれています。作品作りと同じくらい、プレゼントした人の反応を見るのが好きです。

⑩ゲーム

堅めの企業を志望する場合に、ゲームを趣味として書くのは、NGです。IT系やゲーム開発の会社なら、理解してもらえることが多いでしょう。「ゲームに対して深いこだわりを持っている」と、アピールすることが大切です。ゲームを趣味として書くときは、「遊んでいるだけ」と思われないように、ほかの趣味より具体的に書きましょう。

例文⑩ゲーム

私は、オンラインゲームが大好きです。休日は、チャットを使用して仲間を集めクエストに挑んでいます。オンラインゲームのやりがいは、チャット機能があるところです。オンラインゲームでやりこむためには情報を集めないといけないので、チャットの使い方が鍵となります。集まった仲間とどうコミュニケーションを取れば短時間で色々な情報を入手できるのか、日々考えながらチャットしていたのでメールなどの媒体を扱うのが得意になりました。相手の顔が見えない状態では、言い方が少しでも鋭いと相手を傷つけてしまいます。いかに、相手に不快な思いをさせずコミュニケーションを取れるのか、今後も考えながらゲームをしていきます。

趣味を自己PRで魅力的にアピールするには仕事につながる書き方にしよう

ポイントは、ただ趣味で終わらせず、仕事につながるように書くことです。自己PRに相応しくない趣味もあるので、志望する企業に合わせて選ぶ必要があります。例文を参考にして、自分の趣味を最大限にアピールしましょう。

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