2019年10月04日(金) 更新

8割の就活生が人事採用担当者に聞きたい質問と人事担当からの回答まとめ

Q1:学歴フィルターってどこの会社でもありますか?

人事採用担当者からの回答

ひとつの指標にするという意味ではあるといえるでしょう。ただし、それだけでフィルターするという会社は減ってきているというのが現状ではないでしょうか。現在、社会および企業の課題として、新卒社員の雇用ミスマッチというものが挙げられますね。数年間努めた後に転職してしまうというものです。
このようなミスマッチが起きる主な要因は、採用段階でお互いの理解が不足しているためです。そういった意味では、学歴フィルターだけに頼った採用は、企業にとってもリスクになるということが分かるでしょう。

Q2:勉強とサークルとバイトとボランティア、どれを頑張ったら一番就活に有利?

人事採用担当者からの回答

勉強です。サークル、バイト、ボランティアなどによって得られる経験や学びも多いかもしれません。しかし、そもそも大学に入る目的は学びたい学問があったからではないでしょうか。
その目的をおざなりにして、他の活動に勤しんでいるというのは違和感があります。
ビジネスにおいては、仕事上の目的や目標が設定されているのは当然ですが、自分の好き嫌いを超えて義務としてやるべきことがたくさん出てきます。
学生時代の勉強についての取り組み方は、ビジネスシーンにおけるその人の考え方や姿勢を判断する上でも重要な要素になると考えられています。

Q3:リーダー経験がないと就活に不利ですか?

人事採用担当者からの回答

大切なのは、どのようなリーダー経験をしたのか、そこでどういったことを学んだのかという点です。確かに、リーダーとしての経験の有無だけで見れば、経験している人のほうが良いともいえますが、単に肩書としてのリーダーであれば自己PRとして弱いでしょう。
また、リーダーという概念は「リーダーシップ」という言葉から来ていますので、肩書以上に、自ら考えて実践できているかどうかという点が重要です。多くの人間を先導したような経験が無くても、このような視点での経験があれば、リーダーとしての素質をアピール出来ますよ。

Q4:逆質問って何でも質問していいんですか?

人事採用担当者からの回答

ある程度のマナーはあるといえるでしょう。単に聞きたいことをそのまま聞くというのはリスクがあります。就職活動において質問をする一番の目的は、面接官に「お、この人は鋭い質問をするな」と興味を持ってもらうことです。
そのために必要なのは企業理解ですね。面接を受ける企業の成り立ち、経営者の考え、事業の詳細などを事前に調べておけば、より具体的な質問ができるようになるはずです。どの企業に行っても出来るような質問は、誰でもする質問になりがちなので、面接官の気持ちを引きつけるのは難しいですよ。

Q5:自己分析と業界研究と会社研究、どれが一番大事ですか?

人事採用担当者からの回答

自己分析です。ただし、自己分析には終わりがないので、ある程度の分析を終えた時点で業界研究、会社研究に入っていくことが大切です。
新卒の就職活動においては、実際にどのような業界や会社があるのかを知ることで、自分のやりたい仕事が見えてくるケースもあります。どこに旅行に行くのかを決めるときに、まずはカタログを広げてみて、興味関心のあるところを深掘りしていくというやり方に似ているかもしれません。
いくつか興味関心のあるものをピックアップしていくと、何かしらの共通項が見えてくるはずですので、そのような視点から自己分析を深めていくという方法が効果的ですよ。

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