2019年01月24日(木) 更新

【内定式は欠席することも可能】行きたくない主な理由4つと休むことで起こり得るリスク

内定式の内容をおさえよう

10月に入ると多くの企業で内定式が行われます。 この内定式、何が目的で一体どんなことが行われるのでしょうか。みていきましょう。

内定式は内定通知を授与することが目的

内定式では次年度の採用予定者に対して10月1日以降に内定通知を授与することを目的としています。内定通知書を手渡し、入社の意思確認として承諾書の提出を求めるのが一般的です。また内定者同士の懇親会を行ったりと、企業によって様々な内容で実施されています。もともとは内定者囲い込み目的ではじめられた内定式ですが、現在では懇親や意識向上が重要な目的となっています。

内定式に行きたくないという学生も実は多い

ほぼ参加が義務付けられているといってもいい内定式ですが、中には行きたくないと考える人も多いという声もあるようです。普通に大学生活を送っていれば10月1日は平日ですので通常通り授業がある訳です。内定式に出席するために授業を休む必要が出てきますが、この授業を休む事が原因で留年につながらないともいえないのです。また内定式の通知が来た時点で、ちょうど海外旅行中とぶつかっていたなんていうケースも耳にします。

行きたくないと思う理由は

企業と学生の間で、最終的な意思確認を行うための内定式。せっかく企業が時間と経費をかけて開催してくれる式ですが、どうして学生は内定式に行きたくないと感じるのでしょうか。学生が内定式に行きたくないと感じる理由を見てみましょう。

行きたくない理由①:面倒だから

独自調べによると、行きたくないと感じる理由で最も多いのは、単純に「面倒くさいから」というものでした。ほとんどの学生は、内定をもらうところまででエネルギーを使い果たし、その後は抜け殻の状態になってしまうようですね。しかし先ほども述べたように、内定式は企業と内定者との間で意思確認をし合い、正式な内定通知を授与する大切な行事です。

企業も、優秀な人材を選んで内定を与えているわけですから、学生の入社を心から待っているはず。大半の人が面倒に感じているという現状ですが、もう少し感謝の気持ちや責任感を持って参加できるといいかもしれません。

行きたくない理由②:学校の授業があるから

内定をもらっても、内定者はまだまだ学生です。そのため、卒業するまでは大切な学校の授業が残っているという内定者も少なくありません。内定式に行きたくない理由ですが、授業があるから内定式に行きたくないという声も見受けられました。授業とは、純粋に単位のことを言っている人もいれば、卒業論文(卒論)のことを指している人もいます。

いずれにしても、内定者の気持ちのどこかには「卒業できなければ意味がない」という部分もあり、学業を優先したいと考える人がいるようですね。内定式に行きたくない、辞退したいという人も、時間の使い方を工夫して参加できるようにしましょう。

行きたくない理由③:つまらないから

続いての理由ですが、「つまらないから」という意見がありました。確かに内定式はわいわい騒ぐためのイベントではありませんし、好き勝手に振る舞える行事でもありません。ただし、企業と学生の意識を共有するための場でもありますし、入社前の大切な機会です。当事者意識をもって臨めば、もう少し意欲的に取り組めるかもしれません。

また、社会人になると、式典や会議といった、決して楽しいばかりではない事が一気に増えます。それらは、ほとんどのケースにおいて、従来より必要とされているものです。内定式もこれらの一つと捉えて、社会人になるためのステップアップとして出席するといいかもしれません。

行きたくない理由④:必要性が感じられないから

内定式に行きたくないと思う学生が、最近特に理由として挙げているのが「必要性が感じられないから」というものです。例えば、

・内定証書については郵送でよくないか
・会社への忠誠心なら入社式でよくないか
・研修は入社後に実施されるものでよくないか

などといった事が主張されているようです。このように見ると、揺るがない必要性が見いだせず、疑問視する人が多いようです。また、純粋に10月1日に内定式が実施されること自体を疑問視している学生もいます。詳しい教育や研修は新入社員として入社したら必ず期間が用意されていますので、時季外れの今やる必要が本当にあるのだろうかという学生の思いも多いようです。

実際に企業側も、経費削減などの事情と相重なって内定式を実施しないところも出てきています。とは言え、自分自身が入社する予定の企業が内定式を行うなら、出ない理由や行かない理由を考える前に、自分なりに意義を見出すのもいいでしょう。

内定式欠席理由にはどんなものがあるか

学生がなぜ内定式に行きたくないと感じるのかを見ましたが、万が一、本当に内定式に出ない、不参加のときはどんな理由を言えばいいのでしょうか。参考として見ていきましょう。

授業があるから行けない

内定式欠席理由の一つ目は、学業に関することです。行きたくない理由でも挙がりましたが、内定者の中にはまだまだ授業や卒論を控えた人がいます。企業側も、絶対に学業優先なんてするな、とは言えないもの。もしどうしても欠席できない授業があるなら、早めにその旨を会社に伝えて休むというケースもあります。

ただし、授業がないのに「授業がちょっと」などといった嘘は、ほぼ確実にばれるもの。また、その授業がどれくらい必要なものかも尋ねられます。授業を理由にする時は、大げさな嘘をつかないようにしましょう。

体調不良で行けない

続いての内定式欠席理由は、あらゆる場面で使われているもの。こちらの理由は内定式不参加だけでなく、あらゆる場面で実際に使われている口実です。それだけに、疑われるリスクも非常に高いので、あまりおすすめは出来ません。

また、本当に体調が悪い場合でも「我慢してでも出席するべきでは」や「体調管理を怠るなんて未熟だ」といった辛辣な声もあがるでしょう。可能であれば避けたい内定式欠席理由ですね。

嘘がばれたら内定取り消しもあり得る

内定式欠席理由について二つ見てきましたが、注意点があります。体調管理を理由に行かない場合をはじめ、不参加の際のその理由を慎重に考えなければいけません。嘘がばれたらこっぴどく叱られるかもしれませんし、場合によっては内定取り消しもあるかもしれません。ですから、内定式欠席理由には、十分に注意する必要があるのです。

欠席すると起こり得るリスクとは

内定式は企業によっては義務付けられているケースも少なくはありません。授業などのやむを得ない理由で欠席をするとしても、内定式欠席・不参加による信頼失墜などのリスクがともないますので注意しましょう。

休むと評価が下がるかも

内定式に不参加・欠席をしてしまうと、企業からの印象は当然良くはありませんよね。単に「行きたくないから」なんて理由で欠席したのがばれてしまうと、入社以降与える印象が最悪値になってしまいます。

企業によっては「内定式欠席=内定を辞退した」ととられかねませんし、あなたの評価を極端に下げてしまいかねません。仮に本当に内定を辞退するつもりであっても、内定式といった式典の欠席はやはり避けたいものなのです。

欠席するとキャリアにも悪影響があるかも

内定式はほぼ全ての新入社員が参加するという事もあり、欠席してしまう事でのダメージは大きいです。内定式では挨拶などの他に、交流会などのイベントがある場合が多いからです。そのため、欠席した人にとっては出社初日に「置いて行かれた感」を味わうことにもなりえます。極端に言えば新社会人としてのスタートが出遅れてしまうとも言い換えられるでしょう。そのため、他の新入社員よりもキャリアアップが遅れてしまうリスクだってあるわけです。気になった事を気軽に聞ける仲間が周囲にいるといないとでは、成長速度も変わってきます。

内定式に行きたくないときはどうすれば良いのか

どうしても内定式に行きたくないときは、欠席するのも一つの方法です。内定式欠席を理由に採用を取り消すのはルール違反ですし、きちんと連絡を入れれば欠席しても特に不利益が無いケースも少なくありません。

内定式を欠席する連絡は必ず電話でおこなう

用事があって内定式に参加できない場合は、すぐに内定式を欠席する連絡を入れましょう。連絡は早い方がいいですし、メールではなく電話で連絡をするのも忘れないようにしましょう。また、企業担当者から見ても、大学の授業を優先したいという学業優先の姿勢は悪印象として取られてはいないようです。欠席する場合には、資料を郵送してフォローも考えているなど、内定者とはいえ学生ですので、事前に電話で事情を話してもらえれば、基本的に学業を優先してもらいたいと考えているようです。

電話のマナーを確認しよう

就活中はメールや電話をする機会が多くあるため、慣れている就活生も多いでしょう。内定式の欠席を連絡する場合にも、選考が終わったからといって気を抜かずにマナーを守ることが大切です。マナーに自信がないという就活生は、正しいマナーを今一度チェックしておきましょう。

そこで活用したいのが「就活マナーマニュアル」です。電話の際によく使う敬語なども紹介しているため、就職後も役立ちます。無料でダウンロードできるため、ぜひ手に入れておきましょう。

「内定式に行きたくない」と思って欠席する際は電話でしっかりと理由を説明しよう

内定式に行きたくない理由と欠席する際のポイントと題して紹介してきました。内定式に行きたくないからといって欠席してしまうと、後で不利益を被る可能性があります。授業などの関係でどうしても休む必要があるという場合でも、なるべくマイナスが少なくなるように、うまく内定式欠席理由を考えて、速やかに連絡を入れたほうが印象はよくなります。
内定式に関しては、行きたいくない人もいるかと思いますが、企業側にも内定式を行う意図がありますので、出来るだけ欠席はしないようにするのが無難ですので、そういった点もしっかりと考えておきましょう。

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