2018年12月20日(木) 更新

就活で業界を絞る適切な時期とブレないやり方

就活で業界を絞ると?

より多くの企業に目を向けられる

日本だけで数えても、約400万以上の企業が存在しています。しかし、これだけの企業があるにも関わらず、就職活動で目を向けられる企業は一握りであることをまず自覚しましょう。
企業数が膨大にある中で、業界を絞って候補を少なくすることで、結果的にその業界内に関する多くの企業を知ることが出来るようになります。業界を絞ることで見れる企業が増えるのは、矛盾しているように思えるかもしれません。しかし、約400万の企業がある中で、自分に合った条件の企業を選ぶだけで骨が折れる作業になります。たくさんある企業の中から、条件を絞って企業を見ていくよりも、業界をこれと決めて企業を見る方が効率的にたくさんの企業のことを見ることが出来るようになるのです。
条件を決めて、効率よく企業を見ていくことは、就職活動をテキパキ進めていくためには、必要なことです。業界を割り切ることで、目的がはっきりするので行動しやすくなり、見れる企業も増えます。

業界について深く知れる

業界について深く知るほど、選考を有利に進められる可能性が高まります。そういった意味でも、業界を絞る利点は生まれます。
業界について知ることが、選考を有利に進める理由を紹介します。それは、就職活動で受けていくことになる企業も、大きく見ればその業界内に所属している一企業であるからです。企業は、独立して存在している訳ではありません。協力して事業を行っている企業もあれば、競合している企業もあります。就職活動では、そういった大きな視点に立って、企業を捉えることで分かることもあります。
業界を絞ることで、業界の大きな流れや企業ごとの立ち位置まで把握できるチャンスになります。業界全体のことを知ることで、選考を受ける企業が業界内でどのような立ち位置に置かれているのかを知りましょう。

志望動機が薄くなりがち

志望動機は、選考で聴かれる質問の中でも、学生の印象を大きく左右するものです。この志望動機は、面接でも序盤で質問されることが大きく、その後の面接に影響を及ぼすからです。
重要な意味を持つ志望動機を考える時に、業界を絞り切れていないと内容が薄くなってしまいます。志望動機は、過去の経験や現在考えていることを基にして、構成していくことになります。そのため、業界に応じて柔軟に1から考えることが簡単なものではありません。
業界を絞らないまま、志望動機を書いても、内容が深かまっていきません。1つの業界について理解を深めれば深めるほど、企業が他の業界とどのような繋がり方をしているのかも分かるようになります。業界との繋がりが分かることで、志望動機も内容が深まり、いい内容を書けるようになります。

就活で業界を絞る適切な時期は?

インターンシップや説明会の時期では早すぎる

インターンや説明会は、就職活動でも序盤に位置します。そのため、この時期から業界を絞る必要はありません。さらに言ってしまえば、この時期に業界を絞るのは、少し早すぎるでしょう。
この時期は、企業をしっかりリサーチする時間にしましょう。学業として企業を勉強したり、アルバイトで企業と関わったことがある学生は、ある程度企業のことを分かったつもりでいるかもしれません。しかし、この経験もあくまで勉強であったり、アルバイトでしかありません。実際に、企業に勤務することを経験している訳ではありません。ちゃんとした意味で働いたことがない以上、将来のことをじっくり考える必要があります。就職活動の期間が限られているので、焦る気持ちもわかりますが、まずは品定めの時間を設けましょう。

ES提出時に業界を絞ると良い

インターンや説明会に参加し、企業で働くということについて一定の理解が出来たら、興味のある企業にエントリーシートを提出することになります。このエントリーシート提出時期に業界を絞るといいでしょう。この時期は、就職活動が本格化し始めます。そのため、じっくりリサーチ出来る機会に恵まれるようになります。
企業の採用担当者と接する時も、業界を絞っていることを伝えることで業界内に関して、深い情報を引き出せる可能性が高まります。企業の採用担当者の立場からしても、業界を決めきれていない就活生と、ある程度業界を決めている学生では、話せることも違ってきます。業界が決まっている就活生には、詳しく企業のことを話してあげようと思えます。こういった企業側の立場に立つことも、就職活動では役立つので覚えておきましょう。

面接が始まってから1つの業界に絞るのは遅すぎる

エントリーシートを提出してからしばらくすると、面接が始まります。この時期までに、業界を1つに絞るのでは遅すぎると言えます。この時期は、企業ごとに面接での対策の準備をしなければいけないためです。
面接の対策は、就職活動の選考の中でも、最も時間を要する部分です。面接対策の時期は、徹底的に面接のことだけを考えておける状態にしておかなければなりません。そのため、業界内で複数の面接を受けるのであればまだしも、業界を超えて企業の面接を受けるのは厳しいと言わざるを得ません。
もちろん、就職活動では絶対ということはありません。業界を1つに絞らなければ、就職活動が上手く行かないというわけではありません。しかし、面接時期までに業界が決まっていないと相応の負担があることを忘れないでください。

就活の軸を定めよう

就活を始める際には「就活の軸」を定めることが大切です。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえるでしょう。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活に迷いがある学生はぜひダウンロードしてみましょう。

ブレない業界の絞り方

業界の種類を把握する

業界という言葉は、就職活動を始める前でもよく耳にする言葉の1つです。また、実際に就職活動が始まった後でも、頻繁に使用される言葉です。
この業界という言葉が意味することをしっかり理解しましょう。週諸活動中に、業界という言葉だけが一人歩きしないように気を付けましょう。業界という言葉が意味するのは、同じ産業内に所属する企業をまとめる言葉です。業界と一口に言っても、細かく分類すればかなりの数になります。また、厳密に線引きをされている訳ではありません。企業によっては、複数の業界に渡る事業を行っている可能性もあります。就職活動でも身近に使用されて、簡単に考えられがちな業界という言葉です。しかし、奥が深く複雑な側面もあるので、しっかり種類の把握を行いましょう。

興味のある業界に順位をつける

業界について種類を把握し、理解が深まった後に行うべきことは興味のある業界に順位をつけるということです。業界はたくさんの種類があります。そのため、残念ながらすべての業界を就職活動で見ることは叶いません。
すべての業界を見ることが出来ない以上、自分の中で何らかの基準を作り、優先順位を付けなければなりません。優先順位を付ける時に大切なことは、判断を行うための基準を作ることです。
興味を持つと一言で言っても、言葉としては曖昧です。就職活動を戸惑うことなく進めるためにも、業界の順位付けは丁寧に行わなければいけません。業界を決める際にも、過去の経験や将来のやりたいことを明確にしなければ、順位付けは出来ないでしょう。

急いで1つの業界に絞らない

業界は、なるべく早く1つに絞ることが、就職活動の鉄則であると考えられがちです。確かに、業界を早く決めることが出来れば、その後の選考もスムーズになる可能性も高まります。
しかし、確固とした決心が出来る前に、急いで1つの業界に絞ることはしてはいけません。あくまで、業界を決めるのは、あくまで自分の決心が出来た段階で決めるべきことです。くれぐれも焦って決断しないようにしてください。
とりあえず就職活動を有利に進めたい、早く終わらせたいという安易な気持ちで業界を決めてしまっては、あとで後悔してしまう危険性があります。何事もすんなりとことを進めるだけが、正解ではありません。新卒採用での就職活動は、一生に一度の可能性が高いので、じっくり考える時間を持ちましょう。

就活で志望業界を絞る時の注意点

①思い込みやイメージで業界を絞らない

業界によって、「○○そう」というイメージをもっていると思います。しかし、その思い込みだけで志望業界を絞ってしまってはいけません。しっかりと行動して情報を集めたうえで、業界を絞っていきましょう。ただ、自分が求める環境というのは、昔から変わっていないことが多いです。自分の特徴や過ごし方、周囲の環境などを過去から探ってみましょう。

②初めから1つの業界に絞らない

業界を1つに決める時期は、明確にいつにするべきという正解はありません。一般的には、エントリーシートを提出し始める時期ごろに、業界を決めるのがいいとされていますが、これも個人が置かれている状況によって、違うでしょう。
しかし、これだけは言えるのは、就職活動を始める段階から、1つの業界に決めておくのはお勧めできないということです。業界を初めから1つに絞ることが出来る就職活動性は、かなりの専門性を持っているか、よほどの決意を持っていない限り得策ではありません。
多くの学生が、将来のことを決めかねながら就職活動を進めることになるはずです。将来に関する可能性を見定める時間という意味でも、インターンや説明に参加することになる就職活動の序盤は、業界の候補を複数持っておきましょう。

③時間があれば興味のない業界の説明会にも参加する

興味のある業界であれば、説明会に参加するのは当然のことです。しかし、時間があるのであれば、興味を持つことが出来ない業界の説明会に参加してみるのも就職活動で大切な機会になるかもしれません。
就職活動で忙しく、学業やアルバイトもある中で無駄な時間を使いたくないと考えるかもしれません。しかし、興味のない業界の説明会に参加する意味は確実にあります。
興味のない業界の説明会に参加する意味は、1つにその業界に思わぬ適性を発見出来るかもしれない可能性があるからです。恐らく、興味のない業界は、説明を聞くまでもなくイメージだけで、候補から外してしまう可能性が高いです。しかし、あえて足を運び説明を聞くことで、業界に対する固定概念のようなものも変わるかもしれません。
2つ目は、興味のある業界への関心を確信させられるということです。仮に、興味のない説明会に参加して、やはり興味を持てなかったとします。その時は、やはり自分が興味があると思っている業界で就職活動を進めるべきという根拠を強めることが出来ます。
とにかく興味のない業界でも、説明会に参加するだけなら、損をする訳ではありません。少しでも説明を聞いて、興味を持てなければ、終わり次第、帰宅すればいいという心づもりで参加してみてください。

就活で業界を絞るなら思い込みやイメージに頼らずゆっくり決めよう

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