2020年06月23日(火) 更新

【例文あり】マスコミ業界の志望動機を魅力的に書くためのコツ

マスコミとは

多くの人に多くの情報を一気に伝達するための機関

「マスコミ業界」を一言で言い表すと、「情報を多くの人に一伝達するための機関」です。さまざまなツールを用いながら情報を不特定多数の人に、ときには瞬時に伝達できるということで、他業界企業の広告宣伝などにも役立てられています。

マスコミ業界に含まれるものとしては、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどに関する企業です。

映像や文字情報、音声データなど、情報の届け方はさまざまですが、すべて多くの人に情報を届けることが仕事です。

就活ではインターネットは【IT企業】に含まれる

Googleやyahooなどインターネットを扱う企業でも、「多くの人に多くの情報を一気に伝達するための機関」というのは当てはまりますが、就活においてはマスコミに含みません。

就職活動のカテゴリ分けの中では、ITのくくりになります。その他、ソフトバンクやdocomoなどは通信業界です。情報を扱う仕事であっても、業界のくくりが異なる場合がありますので、注意しましょう。

マスコミの志望動機作りの基本

業界や企業選びの「軸」を明確にする

志望動機を作成する際、まず意識しておかなければならないのが業界や企業選びの「軸」を明確にすることです。

マスコミ業界に置き換えると、「人に感動と喜びを提供したい」や、「世界中の人たちと情報を共有したい」などが考えられます。「軸」がはっきりしていないと、どんな志望動機にすればいいかわからず、薄い内容になってしまうでしょう。

自分はテレビ業界に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、テレビ業界の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?
そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分がテレビ業界に向いているタイプか、診断してみましょう。

業界の課題や将来性を取り上げる

業界の課題や将来性を取り上げるのも、志望動機を作成するうえで大切な要素です。例えば、新聞や出版なら「活字離れ」、報道なら「ワイドショー的な過剰報道」をどう考えるかなどが挙げられます。

業界・企業研究などを重ねて出てきたそれら課題や同行に対し、自分自身はどのように考えるかを提示しましょう。それにより、どのくらい志望度が高いのかを伝えられます。

マスコミ業界の志望動機を魅力的な内容にするためのコツ

コツ①:なぜマスコミ業界・企業でなければならないのかを説明する

志望動機を魅力的な内容にするためにも、なぜマスコミ業界やその企業でなければならないのかを明確に述べましょう。

とくに、企業を選んだ理由が重要です。理由を強調したい場合、冒頭の部分で先程紹介した「軸」を取り上げたり、それに付随する理由を示したりしておくことで、採用担当者は関心をもつでしょう。

コツ②:どのような仕事をしたいのかをアピールする

2つ目のコツとして、どのような仕事をしたいのかをアピールすることです。放送局を例にすると、「制作」「報道」「アナウンサー」「広報」「イベント企画」など、さまざまな業務が存在します。

企業研究で業務を理解したうえで、どのような仕事をしたいのか、実現させるためにどんな努力をするかをアピールしましょう。

コツ③感銘を受けた記事や作品を取り上げる

3つ目のコツは、感銘を受けた記事や作品を取り上げることです。マスコミ業界は、読者や視聴者に驚きや感動、疑問など、関心を集めてもらうのが重要だと考えています。

自分がマスコミ業界に関心を持った理由としても、実際に感銘を受けた記事や作品があれば、採用担当者に伝えやすくなります。

マスコミに必要な要素を知ってアピールしよう

マスコミ業界のみに限ったことではありませんが、志望動機では、企業から採用したいと思わせることが大切です。

そのためにも、企業側が求める人材を把握したうえで、近しい人材だと伝えることが、効率よく採用につなげる方法です。

ここでは、マスコミ業界を志望する学生に必要な要素を2つ紹介します。

好奇心旺盛な人

マスコミ業界を志望する学生に必要な要素の1つ目が、「好奇心旺盛であること」です。、マスコミ業界の場合、多くのことに興味を持ち調べる、探るなどが必要です。もしくは、ひとつの出来事を、追及していく好奇心旺盛さもあります。

事件にしろブームにしろ、毎日目まぐるしい動きで流れていきます。そのような環境下では、どんな些細なことにも興味を持ち、まずは行動を起こしてみるという志向が大切です。

ただし、「好奇心旺盛」は「移り気」、「飽きっぽい」という短所としても捉えられてしまうので。自分の強みとして披露する際には、伝え方に気をつけましょう。

体力がある人

マスコミ業界を志望する就活生に必要な要素の2つ目が、「体力」です。

先述の通り、マスコミを取り巻く環境は日々目まぐるしく変わっています。そのなかで、就労時間が不規則になってしまうことは、少なくありません。

それゆえに、過酷な環境にもある程度耐えられるような体力が必要になってくるのです。しかし、マスコミ業界では昨今、過労死や過労自殺など、それらの勤務形態を巡る諸問題が明るみに出ることが多くなっています。

いくら頑張れと言っても「我慢」するのは体に毒ですので、この点に関してははき違えないようにしましょう。

マスコミ業界でアピールできる要素は他にもある

こちらで紹介したマスコミ志望者に必要な要素はあくまでも一部です。志望企業や志望職種によっても必要な要素は変わってきます。”企業に合いそう”、”一緒に働きたい”と思ってもらうには、入社後の姿が想像しやすい具体的な志望動機であることが重要となってきます。志望動機を考える前に今一度、業界・企業・職種についてよく調べましょう。

業界・企業研究を深める

志望動機づくりでは、業界や企業研究も欠かせない要素のひとつです。

志望企業がどのような考えを持って記事作成や番組作りをするのかや、どういった部分に強みがあるのかは、綿密な研究がなければ出てきません。他の就活生も業界・企業研究を進めているため、資料やインターネットによる調査だけではなく、OB訪問などによる現場の声の収集も大切になります。

マスコミ業界の志望動機例文を紹介

志望動機の書き方のコツについて紹介しました。それでは最後に、マスコミ業界を志望する際に役立つ、志望動機例を紹介します。新聞、放送、出版の3つの業種に分けて紹介しています。例文を参考に、採用担当者にインパクトを残すような志望動機を作成していきましょう。

回答例①:新聞

「私は祖父の教えもあり、小学校から新聞を読み続けています。「正論」路線を掲げていらっしゃる御社(貴社)は、他社の新聞とは違う視点の記事が多いため、読み比べながら自分の意見をまとめる際、よく参考にしていました。他社の新聞で大々的にキャンペーンされていた記事に対する反論や日本の防衛に関するコラムなど、関心する記事も多く、興味を持つようになりました。その後、昨年参加したインターンシップやOB訪問でお話を伺ったことで、より御社(貴社)を志望する意欲を持ちました。
新聞離れといわれる中、御社(貴社)は○○ニュースや○○アプリなど、早い段階からインターネット上のニュース配信を実施して多くの読者を確保しています。将来は、御社(貴社)の報道記者として、国会問題などより多角的な視点が求められるニュースを、他社とは異なる独自の視点で新聞やインターネットを通じて報じたいと思っています。」

回答例②:放送

「私は情報をいち早く伝える仕事がしたく、テレビ業界の中でも特に経済情報に特化した番組を制作されている御社(貴社)に志望しました。
私は大学で情報系を専攻していましたが、現在のネット社会は匿名性がネックとなって無責任な情報が氾濫していると知りました。ネットではどの情報が正しいのかを見極めることが難しいため、結果的にはソースを確かめる手段としてテレビや新聞を頼ることになります。
地上波テレビは、必要とする時間に見ることができず、番組枠にあわせなければならない欠点があります。しかし、ネットと融合した放送が開始されていることから、今後はエンタメを見ながら株価の推移を確認できる時代がきていると思います。視聴者が自分の意思で選ぶことができる番組制作がしたく、御社(貴社)を志望させていただきました」

回答例③:出版

私は、中学生の頃から御社(貴社)が発行している「週間少年○○○○」を愛読しており、その漫画の作者後記で編集担当に関する話題が何度も出ていたことから、編集担当に興味を持ちました。その後、御社(貴社)の企業説明会やOB訪問を重ねるうちに、あらためて御社(貴社)の編集担当として活躍したいと考え、志望しました。
「週刊少年○○○○」に掲載されている漫画は、日本だけではなく、世界的にも有名で多くの世代を魅了しています。活字離れなどと叫ばれていますが、漫画に関しては電子書籍化などでたくさんの活路があると思っています。多くの漫画家か生み出す作品を、編集担当ととして世界に発信し、読者と漫画家の懸け橋になりたいと考えています。

マスコミ業界の志望動機は「軸」と希望職種が大切!例文を参考にしてみよう

マスコミ業界への志望動機では、その業界や企業を選ぶ理由となった「軸」や業界の課題・将来性などについて取り上げてみましょう。

他にも、その企業や業務を志望した理由、将来のキャリアプラン、感銘や関心した記事や作品を取り上げると、よりその企業を志望する熱意の強さがアピールできます。例文を参考に、より魅力的な志望動機を作成してみましょう。

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