2019年10月24日(木) 更新

【就活】ドラッグストア業界の市場規模と今後の動向~売上ランキングの紹介~

就活生がドラッグストア業界に持つイメージは幅広い

キャリアパーク会員の就活生を対象に「ドラッグストア業界に対してどのようなイメージをお持ちですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

就活生の声

  • 年収が高い
  • 薬学部の学生がなるイメージ。
  • とても忙しそう
  • 競争が激しそう
  • 薬剤師が多い

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「ドラッグストア業界に対してどのようなイメージをお持ちですか?」

就活生がドラッグストア業界に対して、実に幅広いイメージを持っているのがわかりました。「年収が高い」「競争が激しそう」「薬剤師が多い」といったように、その回答は収入から業界事情にまで広がっています。そんなドラッグストア業界の市場規模から企業の売上ランキング、業界の動向などを、本ページで確認していきましょう。

ドラッグストア業界の概要と市場規模

日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)では、”ドラッグストアとは医薬品や化粧品、日用生活用品などを取り扱い、販売するお店”と定義しています。これまで、ドラッグストアは粗利の高い一般用医薬品を基に化粧品や日用品を低価格で販売することで、顧客を獲得してきました。
以下では、そんなドラッグストア業界の市場規模について紹介します。

業界規模:4兆4,118億円
経常利益計:2,073億円
売上高純利益率:+2,4%
過去5年の伸び率:+10,4%
総資産額:2兆2,475億円
労働者数:24,679人
平均年齢:37,3歳
平均勤続年数:7,5年
平均年収:520万円
(平成25年7月-平成26年6月 決算)
業界動向調べ

ドラッグストア業界の売上ランキング

日本には多くのドラッグストアがありますので、売上ランキングについてみていきましょう。

1位:マツモトキヨシホールディングス:4,953億円
2位:サンドラッグ:4,478億円
3位:ツルハホールディングス:3,884億円
4位:コスモス薬品:3,718億円
5位:スギホールディングス:3,652億円
6位:ココカラファイン:3,493億円
7位:ウエルシアホールディングス:3,343億円
8位:カワチ薬品:2,426億円
9位:クリエイトSDホールディングス:1,974億円
10位:アインファーマシーズ:1,702億円
(平成25~26年)
業界動向調べ

ドラッグストア業界の今後の動向

2015年度のドラッグストアの店舗数は18,479、調剤薬局は57,784となっており、市場は飽和状態にあります。飽和状態の中での競争が激化してきており、中でもウエルシアホールディングスの成長率が著しく、売上ランキングでトップを取る可能性も出てきているようです。
これまでの各社の業績からすると、ドラッグストア業界の売上高がマイナスとなることは、ほぼないでしょう。しかし、売上を上げようとコンビニと提携したり、M&A(合併・買収)などがおこなわれたりしており、業界が一気に動き出す可能性もあります。

ドラッグストア業界の市場規模や今後の動向を知った上で就活を進めよう

ここまで、ドラッグストア業界の市場規模や今後の動向などをみてきました。ドラッグストア業界は全国展開、地方展開を合わせると、飽和状態にあります。一般用医薬品以外に、日用品が安価で販売されていますので、売上高は年々上がってきているようです。
しかし、ドラッグストア業界の特に上位の企業の競争が激化してきており、今後異業種との業務提携や合併・買収などが加速する可能性があります。そのため、ドラッグストア業界を志望している就活生は、業界再編に注目しておきましょう。

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