2021年08月31日(火) 更新

【就活に役立つ】履歴書の記入ミスは修正テープで消していいのか|正しい訂正方法とメール・面接による謝罪もご紹介

履歴書を書き間違えた時は書き直すものだと就活生は考えている

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/17
■投票数:315

履歴書を書くときに修正液を使用するかどうかについてアンケートをとったところ、全体のおよそ90%の方が「ダメでしょ!」と回答しました。 履歴書を書く際に、修正液を使用することはNGなのではないかと、ほとんどの就活生は認識しているようです。それでは、なぜ修正テープの使用はNGなのか、どうしても修正しないといけないというときにはどうしたらいいのかを、解説いたします。

履歴書の記入ミスによる修正テープの使用はNG

書類の信ぴょう性が下がってしまう

履歴書は、就活生自身の存在を企業に証明する公的な書類です。そのため、記入ミス・書き間違いに対して修正テープを使ってはいけません。公的書類は信ぴょう性が求められます。もし、修正テープが使われていると、一度書かれたことを変更した跡があるということで、信ぴょう性が薄くなってしまうのです。
また、就活生本人による作成かどうか疑問を抱かれてしまうのも、修正テープ使用のデメリットです。本人以外の人物の手で修正されたとしたら、それこそ大問題です。「偽造書類」または「経歴や個人情報のねつ造」を疑われて書類選考すら通過できないかもしれません。

志望に対する熱意が薄いと誤解される

記入ミスして修正した履歴書を提出すると、志望に対する熱意が薄いと誤解されてしまうのも修正テープを使ってはいけない理由のひとつです。企業側が修正だらけの履歴書を読むと「本気で受かりたいと思っていないから、修正跡が残る履歴書を提出した」と思われるかもしれません。見栄えの悪さや修正による読みにくさと相まって、大きく評価を落としてしまうでしょう。

修正テープ以外での修正方法は問題ないのか

砂消しゴムで消すとより悪印象を持たれやすい

修正テープではなく、砂消しゴムを使って文字を消すのもNGです。 砂消しゴムは、「ボールペンで書かれた紙の表面を削って字を消す」というものであり、通常の消しゴムとは異なります。そのため、表面がなめらかな紙に印字されている履歴書で用いると、そこだけが毛羽立ってしまい、すぐに見分けがつくのです。
大量の履歴書をチェックする採用担当者に修正跡がすぐバレてしまうため、修正テープ同様に悪い印象を与えてしまうでしょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

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消せるボールペンは使用NG

ここ数年、摩擦熱によってインクの色が変わり、「字を消す」ことのできるボールペンが普及しています。砂消しゴムのように紙が毛羽立たないため、消した跡が採用担当者にバレない可能性は高いですが、こちらも使用NGです。消せるボールペンは、高温に触れても色が消える仕組みとなっています。そのため、日光などで熱くなった場所に履歴書を長時間置かれると、あなたの履歴書は白紙になってしまうのです。
郵送中のバイクや車の中、企業の印刷機の上など、熱がこもりやすい場所に置かれるリスクはいくらでもあります。誤字だけではなく、すべての個人情報が消えてしまうのは本末転倒ですので、消せるボールペンは使用しないでください。

二重線と訂正印は1ヶ所だけならOK

以下のような履歴書を書き直せない、難しいケースに陥った場合は、諦めるしかないのでしょうか。

履歴書の書き直しができないケース

  • 書き直しをしている時間がない
  • 白紙の履歴書の用意がない
  • 外出先で提出する直前に気づいた

上記のようなケースでも修正できる唯一の方法が「二重線と訂正印」になります。修正する箇所に二重線を引き、印鑑を押して、元の記入場所のすぐそばに正しい内容を書きこむやり方です。この方法は公的な書類での使用も認められているため、履歴書の修正にも使えます。なぜ訂正印だけが公的にも認められているかというと、印鑑によって本人の訂正だと証明が成立できるからです。
ただし、何か所も訂正できるわけではありません。見た目もよくないので1ヶ所が限度になります。

提出後に履歴書の間違いに気づいた場合の対処法

提出後に気付いたら自己申告する

履歴書提出後に書き間違いに気が付いたら、どうしたらいいのでしょうか。まず、採用担当者が書き間違いを見つけた場合の見解を、就活生の行動パターンと組み合わせた4つに分けてご紹介します。

提出後に気付いた時の採用担当者の行動パターン4つ

パターン①:採用担当者が書き間違いに気づかず、応募者が何も言わなかった場合
→書き間違いについて採用担当者は何も思わない

パターン②:採用担当者が書き間違いに気づき、応募者が何も言わなかった場合
→採用担当者「間違えたことに気付いてないのか、不注意な就活生だな」

パターン③:採用担当者が書き間違いに気づかず、応募者がそれを自己申告した場合
→採用担当者「ああ、私も見落としていた。なるほど、本当は〇〇なのか」

パターン④:採用担当者が書き間違いに気づき、応募者がそれを自己申告した場合
→採用担当者「やはり間違いだったか。正しい情報は〇〇だな」

上記で最も悪い状況はパターン②です。正しい情報も伝わっていないことに加え、就活生の不注意に気付いているため、評価は一気に下がるでしょう。①は双方が気づいていないため、採用担当者も特に何のアクションもとりません。③や④は、就活生の不注意さが伝わるものの、正しい情報を採用担当者に知ってもらえます。また、自己申告した行動を『正直な就活生だ』と好意的に受け取ってもらえるかもしれません。どんな状況であっても正直に自己申告した方が、就活生自身にとってもメリットが大きいです。

提出後に自己申告する場合の方法①メール

履歴書提出後、書き間違いに気付いた場合の自己申告方法についてご紹介します。謝罪などの連絡は、電話など直接声の伝わる方法が良いとされます。ただし、書類選考の段階では問い合わせ先がわからなかったり、企業が個別に対応できなかったりするかもしれません。そこで、まずはメールにて謝罪をしましょう。ポイントは、とにかく素直に、企業や締切のせいにしたり、自分のミスをごまかしたりせずに伝えることです。
記載する内容は無駄に長くせず、シンプルに終わるようにした方が、採用担当者側もすぐに理解してもらえるでしょう。

履歴書の書き間違えに対するお詫びメール

件名:【〇〇大学〇〇〇〇】応募書類の訂正につきまして

〇〇株式会社
採用ご担当者様

お世話になります、先日御社の新卒採用募集に
応募させていただきました、〇〇大学〇〇〇〇と申します。

本日は、応募時に提出致しました履歴書について、
一点訂正事項があり、ご連絡をさせていただきました。

学歴欄の
『〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学』
の欄につきまして、年号を『平成〇年』としておりましたが、
正しくは『平成×年』の間違いでございました。注意を怠っており、
誠に申し訳ございません。

大変お忙しいところ、ご迷惑をおかけし恐縮でございますが、
この件に関しまして、ご了承いただけましたら幸いでございます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇大学
〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇@mail.com
電話番号(携帯):090-0000-0000

提出後に自己申告する場合の方法②面接

間違いに気付いたのが面接前の段階だった場合は、面接で謝罪しましょう。ただし、面接本番中に謝罪するため、緊張でうまく伝えられなかったり、長々としゃべってしまったりする可能性があります。そこで、何度か練習をして気負いなく話せるようにしてください。
面接中に謝罪を伝える場合、席に着いた段階や自己紹介の後など、先方が質問をする前に、こちらから話題を切り出しましょう。それらのタイミングを失ってしまった場合、先方が訂正箇所を確認しているとみられる段階で、断りを入れて伝えるという手もあります。

履歴書の書き間違いに対する面接での謝り方

失礼いたします、一点先にお伝えしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか。
(→OKを取ってから)
ありがとうございます。実は、先日お送りした履歴書に訂正がありまして、
そちらをお伝えいたします。〇〇という項目の××と書かれているところについて
なのですが、正しくは△△です。書類の注意を怠っておりまして、誠に申し訳ございません。

熱意がなくても3分あれば受かる志望動機を作れます

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履歴書の書き間違いを防ぐには

鉛筆やシャープペンシルで下書きしよう

履歴書での書き間違いを防ぐには、どうすればいいでしょうか。ボールペンで書き始めているひとは、鉛筆やシャープペンシルで下書きをしましょう。特に鉛筆は筆圧が残りにくいのでおすすめです。
下書きをすると、書き間違いが減る上に、全体のバランスや字の綺麗さも調整できるようになります。 ただし、清書したら下書きを消さなければならないため、消えやすいように筆圧を下げて、薄く書くことを心がけてください。

集中力を高めてゆっくり取り組もう

下書きをしていても清書を間違えてしまうことがあります。下書き通りに書けないのは、気持ちの焦りや、油断が原因です。そこで、 履歴書を書くときは、「下書き通りにできなければ書き間違えてしまう」と意識し、集中力を高めて取り組みましょう。また、集中力を持続させるために、項目ごとに記入したら休むなど、少しずつ取り組んでみてください。

履歴書の記入ミスは書き直しが基本

履歴書では、修正テープや砂消しゴムなどによる修正をするのはNGです。書類に対する信用度が下がるのと、見た目が悪くなるのが理由になります。二重線を引いて訂正印を押すのはOKですが、1ヶ所しか使用できません。そのため、なるべく書き間違いがない状態にするよう心がけてください。鉛筆などで下書きをしたうえで書くと、間違えるリスクも減るでしょう。

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