2020年06月25日(木) 更新
【履歴書を間違えたときの修正に関する悩み解決ガイド】就活生必見の緊急時の対処・訂正印の使用法も徹底解説
目次
就活で使う履歴書に修正液や修正テープを使った訂正方法はNG
履歴書を書き間違えた場合に、修正液や修正テープを使って訂正するのはNGです。 もしも修正液や修正テープを使った履歴書を出してしまったら、常識の無い応募者だと思われてしまいます。場合によっては、その瞬間に不採用の烙印を押されてしまうことにもなりかねませんので、きちんと覚えておきましょう。
修正して「絶対にバレない」というのはない
「修正液や修正テープを慎重に、丁寧に使えば、採用担当者も気づかないだろう」と思っている人もいるでしょう。しかし、修正が100%バレないという保証はどこにもありません。質感や光の指し具合から、修正したものの多くは簡単に分かってしまうのです。
履歴書の大前提:間違えたら全て書き直し!
履歴書は大前提として、1箇所でも間違えたら初めからやり直すのが一般的です。 正式な書類は基本的に修正してはいけません。履歴書も企業への応募に使う正式な書類なので、間違えたら修正するのではなく、1からやり直すようにしましょう。
調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/26~1/29
投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「履歴書を書き間違えた時はすべて書き直しますか?」という質問に対して、89.2%の人がYes、10.8%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
やはり、大半の就活生が書き間違えた時にはすべて書き直すようにしているようです。
履歴書の訂正方法で対応の良し悪しを判断している
履歴書は、その会社で働くにあたって絶対に必要なものです。あなた自身が最も表れている重要書類のひとつであるため、手書き提出を求める企業は、それによりあなたのパーソナルな部分を見たいという思惑もあるのでしょう。例えば、手書きして間違えた時の訂正方法ひとつでも、その人の対応の良し悪しを判断しています。履歴書を書き間違えた状態で提出するのは、最もやってはいけないことです。
間違えたままの履歴書は相手に対して失礼
最近は履歴書も電子化してきて、手書きの履歴書だけでなくWEB上で作成や提出をする履歴書も増えてきています。しかし、この場合も間違えた状態で提出をしてはいけないのは一緒です。 もし書き間違いをしてしまったら、最初から作成し直すか、あるいはきちんとした訂正の方法をとった後で提出しなければなりません。書き間違いのままで履歴書の提出をしてしまったら、相手に対して失礼であると覚えておきましょう。
修正してある履歴書は志望度が低いと判断される可能性大
修正してある履歴書の提出は、たったそれだけのことで、「うちの会社は志望度の低い会社なのだな」と思われてしまう可能性が高いのです。書き直す手間を省いて、しょうがないから修正して出したのだと思われてもしょうがないでしょう。そのため、本気で内定を取りに行きたいのであれば特に、修正した履歴書を提出してはいけません。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。
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履歴書で修正が必要な場合は二本線+訂正印
これまで履歴書の修正はせずに、書き直すべきだと紹介してきましたが、どうしても書き直す時間がない状況となる場合もあるでしょう。そういった場合は、書き間い違い箇所を二本線で消し、その上に訂正印を押す方法をとってください。履歴書の訂正方法だけでなく、社会出てからも使う書類の訂正方法ですので覚えておきましょう。
まっすぐな二本線で間違えた部分を消して、その上に訂正印を押し、その脇に正しい表記をします。あくまでも最終的な手段として覚えておいてください。基本的には履歴書を書き間違えたらはじめから書き直すのが鉄則です。
訂正印を用いることで誰が修正したのか分かる
間違えたときに二重線と訂正印を用いるのは、誰が修正したのか分かるようにするためです。修正液や修正テープで間違えた部分だけを白く消し、新しいものを書いてしまうと誰が訂正したのか分かりません。しかし、訂正印を用いることで書類を見る誰もが修正したのは誰か分かるようになるのです。
訂正印に使用するのは銀行印以外であればどの印鑑でもOK
履歴書の修正に用いる訂正印ですが、使用する印鑑はどんなものでも構いません。より厳格な公的文章の場合は、訂正印も実印でなくては認められないケースもあります。しかし、履歴書かつ特に指定されていないのであれば実印ではなくて大丈夫です。しかし、銀行印だけは別にして、使わないようにすることをおすすめします。
履歴書作成で「間違えた!」とならないために
履歴書は経歴や職歴、志望動機、趣味や長所を書いて自身を紹介するものです。就活・転職活動における大切な書類である履歴書は、書き間違いのないように、しっかりと書き上げなければいけません。そのため、訂正方法の前にまずは書き間違いをしないように心がけてください。ここでは「間違えた!」という事態が起きないようにするためのコツをご紹介します。
履歴書は書く時間をしっかり確保しよう
手書きの履歴書作成で、書き間違いをする原因としてもっとも多いのは、履歴書を書く時間をしっかりと設けていないケースです。しっかり時間を作らないでサラサラと走り書きすると、間違えてしまう可能性も高くなります。
丁寧な文章で書かなければなりませんから、しっかりと時間を作って、静かな落ち着ける環境で履歴書を作成するようにしましょう。そうすれば間違えることも少なくなるでしょう。
シャープペンシルなどで下書きしたものを見ながら履歴書を書く
履歴書は、内容を考えながら書くものではありません。何を書くか、しっかり固めてから作成にとりかかるものです。シャープペンシルや鉛筆で丁寧に薄く記入してから清書してみましょう。清書がしっかりと渇いてから消しゴムで消すと、下書きの跡も分からなくなります。 しかし、それでも跡が残りそうだから嫌だという人は、別紙に書いた下書きを横に置いた状態で、見ながら書き写すようにしましょう。このように、書き間違いのない状況をしっかり作ってから履歴書の作成を始めてください。
パソコンでの作成もおすすめ
どうしても手書きが苦手で、緊張から間違えてしまう人は、パソコンでの履歴書作成がおすすめです。最近では、パソコンで履歴書を作成して提出する人も増えています。企業によっては手書きのみとするところもありますが、指定がない場合はパソコン作成でも可と考えていいでしょう。パソコン用の履歴書は有料ですが、ダウンロードによって、紙媒体と同じ設問にものが手に入れられます。
消せるボールペンの使用はNG
消せるボールペンは、授業のメモを取るときや、手帳にスケジュールを書き込むときなど大変便利です。しかし、この消せるボールペンですが、履歴書には使ってはいけません。一度書いた文字が消せるのは、裏に付いてあるラバーとインクに秘密があります。文字をラバーでなぞると、65℃以上の摩擦熱が発生し、その熱によってインクが消える仕組みになっているのです。そのため履歴書に使用すると、重ね合わせた紙同士による摩擦が発生し、文字が消えてしまう可能性があるのです。
履歴書の間違えやすいポイント
では、履歴書で「間違えた!」となりやすいのは、どの部分でしょうか。ここでは、履歴書で間違えやすい部分をご紹介します。正しい書き方をチェックしておくことで、ミスする可能性を少しでも減らすようにしておきましょう。
①:日付
まず、間違えやすい点のひとつめとして上げられるのが、日付です。左上に記載部分のある日付欄は、履歴書を作成した時に書いている人がいるのではないでしょうか。正しくは、作成した日ではなく、履歴書を企業に提出する日かポストに投函する日を記載しなくてはいけません。
②:住所
履歴書で間違えやすい点2つめは、自分の住所の欄です。ほとんどの方は都道府県名からは記載しているでしょう。しかし、自分の住まいと同じ都道府県にある企業だからとの理由で、区市町村からついつい書き始めてしまう人も多いのです。同じ県に所在する企業であっても、自分の住んでいる市名がとても有名であったとしても、都道府県から始めなくてはいけませんので、気を付けてください。
③:学歴
3つめにご紹介する間違えやすい履歴書欄としては、学歴でしょう。こちらも、普段使っている言い方で履歴書を書いてしまいがちです。間違いやすい部分は下記の通りです。
【学歴】の間違えやすい部分
- 高校→高等学校
- 産経大学→産業経済大学
また、学部までは書いているのに、学科やコース名を書いていない人も多く見られます。「○○大学○○学部○○学科(コース)」までしっかり書いてください。
④:免許・資格
履歴書で間違えやすい部分4つ目が、免許、資格を記載する欄です。免許、資格は正式名称で記入しなくてはいけません。下記はその一例です。
免許・資格の正式名称
- 自動車免許→普通自動車第一種運転免許
- 宅建→宅地建物取引主任者
- 英検→実用英語技能検定○級
- 簿記→日商簿記検定試験○級
以上の4つは比較的書かれやすい免許、資格です。普段使っている話し言葉とは異なるので、気を付けましょう。
履歴書の書き方は作成マニュアルでチェック!
履歴書を作成するのが初めてという就活生は多く、どのような点に気を付ければいいのか把握できていない人も多いのではないでしょうか。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。
履歴書に修正液・修正テープを使って受かった・落ちたケース紹介
では最後に、修正液や修正テープをつかって訂正した履歴書で、受かったケースと落ちてしまったケースの例をご紹介します。
修正液・修正テープの利用で受かったケース
実際に、修正液を使用して1次の書類審査に受かった人も多数います。しかし、それでも1回の使用であり、複数回の修正液使用でも受かった人はなかなかいません。
また、修正液の使用は減点の対象になるかという人事に対する質問に対し、「はい」と答える人が全体の36%を占めているのです。(マイナビ調べ)つまり、修正液の利用で受かった例もありますが、人事の約3人に1人は減点の対象にしていると把握しておきましょう。
修正液・修正テープを使って落ちたケース
では、修正液や修正テープの使用で落ちた例についてです。これに限っては、「修正液を使用したことが原因で落ちた」と決めるのは大変難しいのです。しかし、例えば、同じような学歴、自己PRや志望動機も同じような印象の履歴書が2枚あります。そのうちの1枚には修正液で訂正した箇所がありました。この場合に、上記で説明した修正液の利用で減点とする約3割の人事が見たらどうなるでしょうか。おそらく、修正液を減点とし、もう1枚の修正のない履歴書を仕上げた人を採用すると思われます。
つまり修正液を使ったことで、絶対に「落ちる」ということが決められているわけではありませんが、間違ったら訂正をせずに、新しく完璧な履歴書を提出したほうが、受かる可能性が高まるのです。
就活で使う履歴書は間違えたら書き直しが基本!緊急なら二本線で消しその上に訂正印を押して修正
履歴書を書き間違えた時の正しい修正方法をまとめましたが、あくまでも緊急時に参考にしてください。手書きの履歴書を間違えたら、潔く書き直しましょう。どうしても、提出までに時間がないなどやむを得ない事情がある場合は、正しい訂正方法で書き間違いの箇所を修正してください。 修正方法は書き間違えた箇所を二本線で消して、その上に訂正印です。修正液や修正テープの使用はマイナスの印象となるケースがあるため、使わないことをおすすめします。履歴書は自分自身を紹介するものであり、正式な書類であることを再認識しましょう。
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