2021年09月16日(木) 更新
履歴書には絶対NGのワード3選と頻出単語TOP10【例文あり】
履歴書に書いてはいけない言葉とは?
履歴書に書いてはいけない言葉を使っている人は結構いる
調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/26~1/29
投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「履歴書に使う言葉がよく被ってしまいますか?」という質問に対して、77%の人がYes、23%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ) 履歴書は何枚も書くため、言葉が被ってしまうことも勿論ありますよね。実際、8割近い就活生も履歴書に使う言葉で悩んでいるのです。
就活生の大事なアイテムの一つである履歴書。そんな唯一にして一番大きな武器が、実は自分にとってマイナスだったなんてケースはあってはいけません。そんなことにならないように、事前に書いてはいけない言葉をしっかり把握しておく必要があります。
履歴書に書いてはいけない言葉を、就活にぴったりな言葉として使っている人は実はたくさんいるのです。知らないうちに、履歴書に書いてはいけない言葉を書いてしまい、評価を落とすことがないように、履歴書に書いてはいけない言葉を見ていきましょう。
履歴書に書いてはいけない言葉①頑張り屋・リーダーシップ
まず、履歴書に書いてはいけない言葉の一つ目は、自分がどれだけ頑張っているか、またリーダーシップを発揮できるかといった点です。そういった言葉のほとんどは形容が多く、具体的な話がないので、「ここを聞いてほしい」という前置きとしては機能しないのです。
例えば「学生時代はアルバイトとサークル活動に力を入れて、そのどちらでもリーダーシップを発揮しました」といった自己PRです。このような履歴書に目を通す際、会社の採用担当者が特にがっかりするのが「トラブル仲裁話」です。こういった話はとてもありきたりなもので、どんな経験をしても大切さでまとめようとしていると見られてしまいます。要は、もっと高い視点で物事を見ることができないのだろう、と判断されてしまうのです。
履歴書に書いてはいけない言葉②○○が好き
履歴書に書いてはいけない言葉の2つ目は、その物事が好きだというアピールに終始している点です。それでは、好きであるだけのファンになってしまいます。好きであるのは大前提ですが、それをどう活かせるか、というところまで思考を高めましょう。
例えば、「接客が好き」「調理が好きだ」の一言で志望動機を片付けるより、「その中でもなぜこの企業を選んだのか」「どの部分に惹かれたのか」というところまで書きましょう。先ほども述べたように、働く上で好きであるというのは大前提ですが、しかしそれは最低条件にしか過ぎません。ただ好きだという人を採用し続けると、企業は人で溢れてしまいます。好きと同時にこう活かして活躍できる、という理由をしっかりと記載しておきましょう。
履歴書に書いてはいけない言葉③業界用語
履歴書に書いてはいけない言葉の3つ目は、業界用語です。社内や業界内でしか使わないような言葉のほとんどは、履歴書に書いても伝わりません。仮に、その日常的に使うレベルだとしても、一般的かどうかは別の話だからです。
例えば、「○○のコンクールで金賞をいただきました」というような内容では、具体的にどれぐらいなのか分かりません。例え金賞をもらったとしても、内容が伝わらなければ意味がありませんので、言い換えるなどの工夫が必要です。また、正式名称でないものを履歴書に書くこと自体が好ましくありませんので、正しい言葉を使うように覚えておきましょう。
履歴書によく書かれている単語とは
履歴書に書いてはいけないとまでは言いませんが、あまりにも履歴書に書かれ過ぎていて控えた方がいい言葉というものはあります。頻繁に使われている=ほかの人との差別化が図れていない、という意味でもありますので、そういった単語を避けて履歴書を書く方が効果的です。
頻繁に履歴書で使われている単語TOP10
クリエイティブ
チームプレーヤー
効率的
やる気がある
豊富な経験
実績/業績
革新的
責任感
分析力
問題解決
ここで挙げた10個の単語は、履歴書でよく使われている単語です。どれも仕事を進めていく上で重要な能力ですが、それは誰にとっても必要な能力といえるのです。こういった能力はあくまでも社会人として必要前提であって、それ以外に何をもたらすことができるのか、履歴書では+αの部分について記載するのがより効果があります。
その他に履歴書に書いてはいけないNGワード
上記で挙げた以外にも、履歴書に書いてはいけない言葉がありますのでご紹介しておきます。
「御社の将来性と安定性に魅かれた」
「一生懸命頑張りたい」
「仕事への情熱は人一倍」
「御社の業務内容に興味をもった」
「御社で学ばせていただきたい」
「未経験なので自信はないが~」
「介護が必要な家族がおり、転勤や残業ができない」
「通勤に便利」
「どこまでお役に立てるかわかりませんが~」
「先見性に魅かれた」
こういったNGワードはしっかりと頭に入れておいて、人とは違う文章作成を目指しましょう。
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履歴書で書くべき良い文章例とは
これだけ書いてはいけないと言われてしまうと、いざ履歴書を書こうとなると困ってしまい書けなくなってくるもです。
しかし、必ずしも上記の表現は履歴書で書いていけない、という訳ではありません。要は、使い方に問題があるのです。履歴書に書いてはいけない内容にならない文章を書くためには、いい例文を見るのも大事な点です。そこで、履歴書のいい文章例を紹介します。
頑張り屋・リーダーシップを言い換えた例文
テニスサークル、新聞サークル、に所属し、特に新聞サークルでは、私の提案によって、学校の外のお店にも新聞を置いてもらう施策を実施することで発行部数を伸ばしました。
このような文章にすれば、いろんなことに興味をもって頑張っていると理解してもらえますし、実績も分かりやすく記載されています。
○○が好きを言い換えた例文
私は子供のころから映画が好きで、この映画館にも何度も通いました。もちろん、他の映画館にも通いましたが、他の映画館にはない○○という魅力があると感じています。そのメリットを○○という形にして、自分なりのサービスを提供したいと考え、応募いたしました。
こういった文章にして、○○が好きで、なおかつ自分で見つけた他と差別化できるポイントやメリットを見つけ、最後に自分に昇華してどう形にできるかが、しっかりと書かれています。
業界用語を使わない例文
私は小学校から高校まで野球をしていました。しかし、肩の故障が原因で野球を辞めざるを得なくなってしまいました。怪我の原因は、私が体のケアをいなかったことが原因だと分かったときに、自分のような辛い経験をする人を一人でも減らしたいと思い、スポーツトレーナーを志望いたしました。専門学校在学中に、理学療法士と柔道整復師の資格を取得しており、身体の仕組みやトレーニングの方法をなどは把握しています。
こういった文章で、自分の経験をどう将来に活かすか、また自分の持っている能力や資格を誰にでも分かるように書けば、より効果が分かりやすくなります。
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履歴書に書いてはいけない言葉とは誰でも考える自己PRの文章
今回は、履歴書に書いてはいけない言葉について見てきました。いろんな形で働ける時代になってきたからこそ、履歴書もマンネリ化をしてきている現状がありますが、その履歴書を自分のプラスにできるように書ければ、他の応募者に差をつけられます。履歴書は就職活動をするうえで大事なアイテムになりますので、今回の履歴書に書いてはいけない言葉に気をつけて、いい履歴書で面接に臨めるようにしてください。
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