2021年10月07日(木) 更新

エントリーシートに書く「経験」と「印象に残ったこと」の書き方・例文

エントリーシートの書き方、本当に大丈夫?

人生で一番印象に残ったエピソードは人それぞれ

突然ですが、19卒のみなさんは就活は順調ですか?
本ページでは、エントリーシートの「経験」と「印象に残ったこと」の書き方や例文を見ていきます。エピソードは違っても、書き方のポイントはそれぞれに使えるものですので、ぜひチェックしてください。
まず、キャリアパークでは会員の就活生を対象にアンケートを実施しました。

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「エントリーシートで「人生で一番印象に残ったこと」を問われたら何を書きますか?理由もあわせて教えてください」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。


  • 留学。自分の価値観が変わったため。

  • 高3の合唱祭で優勝したこと。なにか大きな賞をもらうのは初めてだったから

  • 両親の離婚 人生観が変わったから

  • 努力が報われたため中学時代部活

  • 初めての海外だったので語学留学

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「エントリーシートで「人生で一番印象に残ったこと」を問われたら何を書きますか?理由もあわせて教えてください」

人生で一番印象に残ったことに関しては、人それぞれエピソードがあるでしょう。アンケートの結果を見ても、人生観が変わった出来事や、感動を得た出来事など、印象の残り方も人によって異なることがわかります。

エントリーシートの書き方~ポイントとなる項目~

一口にエントリーシートと言っても、その項目は、自己PRや志望動機、長所・短所、在学中の専門分野、特技や資格、苦労した事、印象に残った経験など多種多様です。その中でも特にポイントとなるのが「経験」と「印象に残ったこと」です。もちろん、エントリーシート内の全てにおいて全力を尽くしてほしいのですが、「経験」と「印象に残ったこと」においては一番個性が出るところで、差がつきやすい部分でもあります。

「経験」と「印象に残ったこと」では具体性とアピール内容が肝

エントリーシートにおいて、「経験」と「印象に残ったこと」が一番差がつくところ、と伝えましたが、だからと言って奇をてらった凝った内容にする必要はありません。むしろ変に小説みたいな書き方をすると、何が言いたいのか伝わりにくくなってしまいます。
エントリーシートの「経験」と「印象に残ったこと」を書く上で重要なのは具体的なエピソードとアピールポイントがどこかという点です。それが担当者にきちんと伝わる書き方をしなくてはなりません。では、「経験」と「印象に残ったこと」それぞれについてより詳しく説明していきましょう。

エントリーシートの書き方~経験~

エントリーシートに書く「経験」にはいろいろなパターンが考えられます。それこそ、自己PRや志望動機にも経験談は入りますし、具体的に「苦労した経験」や「力を入れた事」などを記載する項目もあるでしょう。
いずれにしろ共通して言えることは、「どんな経験をしたか」よりも「経験から何を学んだか」「経験をどう生かしたか、生かしていきたいか」がエントリーシートを書く際のポイントになってきます。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

経験したあとの考え方、行動をアピールする

エントリーシートで経験を伝える際は、経験したあとの考え方や行動をアピールするような書き方をするのがコツです。
採用側は、経験内容よりも、経験後の対応を参考に入社後どのように成長していくか、仕事に対する前向きな姿勢が期待できるかを図ります。社会人になればこれまで以上に多くの経験をすることでしょう。それをきちんと生かしていける能力があるという点をアピールするのです。

エントリーシートに書く「経験」の例文

参考までに、エントリーシートに経験について書く際の例文を紹介しましょう。これは「苦労した経験」についての回答例です。

例文

インターンシップで、半年間営業として小売店への〇〇の提案を経験しました。最初は、全く興味を示していただくことができませんでした。そんな中、一緒に参加した学生は成果を上げ始め、他の学生より大きく劣っている事実に直面し、挫折を味わいました。 ただ、営業という仕事を任されたからには、学生であることはいいわけにはならないと考え、少しでも売上を上げる責任がある思い、営業の方法を1から見直すことにしました。 効果的な営業活動として、店舗の状況を知った上で提案を行おうと考え、実際の店舗を訪問し、現状を把握した上で〇〇を提案するようにしたのです。 その結果、半年で12店舗での採用が決定し、今では社員の方々の標準的な営業活動にも取り入れられました。私はこのインターンシップの経験を通じて、仕事への責任感や企画の提案力を養うことができました。

エントリーシートの書き方~印象に残ったこと~

次は、エントリーシートに書く項目のポイントとして2つ目に挙げた「印象に残ったこと」について説明していきます。
「印象に残ったこと」というのは何だか漠然として表現ですが、注意してほしいのが誰かの行動において印象に残っている、というものではなく、あくまで自分が主体で行ったことに対して印象に残ったことという意味です。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

その出来事における目標と行動、結果、学んだ点を入れる

エントリーシートで「印象に残ったこと」を聞く意図は、問題解決力やコミュニケーション能力、行動力などを総合的に見るためです。エントリーシートを書く側からしてみれば自分の強みをいかようにでもアピールできる絶好のチャンスとも言えます。そこで、ポイントとなってくるのが、「印象に残ったこと」をどのように表現するかです。
ただ思いついたことをズラズラ書いても、要点がつかめない、まとまりのない文章になってしまいます。その出来事における目標と行動、結果、学んだ点を入れるのが書き方のコツです。次の例文を参考にしながら、内容を見ていきましょう。

エントリーシートに書く「印象に残ったこと」の例文

例文

私は、〇〇サークルの代表として、△△のイベントに注力しました。部員一人ひとりにとって忘れられないイベントにしたいという目的を設定し、全員参加で取り組むことを推進しました。【←目標】それに向け、お客様や部員にインタビューを実施してイベントに対する要望を集め、会場の場所やレイアウト、空調といった細かな点にも目を向け、改善を施しました。困難な仕事もありましたが、皆のイベントへの期待を励みに、一つひとつの仕事に対し使命感をもって取り組みました。【←行動】その結果、△△のイベントは、多くの部員やお客様から好評価を得ることができました。【←結果】私はこの経験を通じ、チームで目的意識を共有し、行動することで大きな成果を達成できることを学び、部員との意思疎通の過程でコミュニケーション能力も強化できたと感じています。【←学んだ点】

エントリーシートの「経験」と「印象に残ったこと」で強みをアピールしよう

エントリーシートにおいて「経験」と「印象に残ったこと」は、自分の強みのアピールにもつながります。そのため、しっかりとした構成で書くように心がけましょう。特別な経験を書く必要はありません。学生時代の体験を通して学んだことを筋道を立てて伝えましょう。

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