2019年11月01日(金) 更新

履歴書の生年月日は西暦と和暦どちらで書けばよいのか

履歴書の生年月日は西暦・和暦どちらでもよい

明確な決まりはない

履歴書の生年月日を西暦と和暦のどちらで書くかですが、結論をいうと履歴書の書き方において明確な決まりはありません。ちなみに西暦とは、欧米を中心とした西洋の暦であり、「2015年」といった表記になります。和暦は「昭和」や「平成」といった、日本固有の元号による表記です。どちらの年号を使用するかは、自身がいいなと思った方を選びましょう。

外資系企業の場合は西暦のほうがわかりやすい

外資系企業の場合は、西暦で書いたほうがわかりやすいでしょう。外資系企業では、外国人の方が履歴書を見るケースがあります。前述したように、「昭和」や「平成」のような和暦は日本固有の表記です。そのため、西暦のほうがわかりやすく、無難だといえます。

履歴書は基本的なルールやマナーを守る

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でGETできるので、履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

西暦・和暦の年号は表記を統一する

企業から年号の記載に関して指定がないのであれば、西暦か和暦、どちらの表記を使用してもかまいませんが、年号の表記を統一する必要があります。例えば和暦を使うと決めた場合は、履歴書に記載する日付はすべて和暦で表記を統一するようにしましょう。同じ書類内で西暦と和暦の両方を混在させないように注意してください。

履歴書を書くうえでのポイント

文字を丁寧に書く

履歴書を書くうえでのポイントとして、文字を丁寧に書くことが挙げられます。いくら表記を統一していても、文字が丁寧に書かれていなければ、企業側に「見にくい」と思われかねません。字をゆっくり丁寧に書いたり、文字の大きさを合わせたりなど、工夫することできれいな履歴書が作成できます。どの欄も丁寧に書き、印象のよい履歴書を作成しましょう。

間違えた場合は書き直す

履歴書を書き間違えた場合は、修正ペンは使用せず書き直すようにしましょう。修正した履歴書を提出するのは失礼にあたり、企業側によい印象を与えられません。
また、【消せるボールペン】は履歴書では使わないようにしてください。書き間違えても消して修正できることから、普段使っている人は多いでしょう。このボールペンは、証書類や宛名書きには使用してはいけないこととなっています。60℃以上になるとインクが無色になったり、摩擦で文字が消えたりする可能性があるのです。また、修正できるからこそ、誰かが書き換えるケースも考えられます。修正ペンや消せるボールペンは、履歴書では使わないようにしましょう。

履歴書の生年月日は省略して記入しないよう注意する

「/」で省略せずにしっかり記入する

履歴書は、省略せずにしっかり記入するようにしましょう。例を挙げると「2015/1/1」といった書き方は省略にあたります。「/」や「.」などの記号は使用せず、「2015年1月1日」のように「年」「月」「日」を使って記入しましょう。

和暦をアルファベットで省略するのは避ける

和暦では、年号をローマ字1文字で表す場合もありますが、これも省略にあたります。履歴書では避けましょう。「S」ではなく「昭和」、「H」ではなく「平成」のように、省略せずに書くのが一般的です。「平成27年1月1日」のようにするのが、履歴書では適切な書き方といえます。

履歴書の経歴欄では「〃」の使用は控える

省略しないよう気をつけるべき箇所は、ほかにもあります。学歴や職歴などの経歴欄の場合、何行にもわたり、年次の記載をするでしょう。その際、「〃」で省略しないようにしましょう。書き方として以下は悪い例です。

悪い例

平成○年3月 学校法人○○学園高等部 卒業
〃   4月 ○○大学○○学部○○学科 入学

上の行と同じ年の場合も、省略せずに「平成○年」と記載するのが正しい書き方です。

学歴の入学・卒業年は「早見表」を活用すると間違えにくい

学歴を記載する際は、入学年と卒業年を間違えないようにしましょう。記憶だけに頼るのではなく、しっかり確認するほうが無難です。また、西暦はわかるけれど、和暦では何年になるのかわからない場合や、その逆のケースもあるでしょう。その際は、西暦と和暦を比べる早見表を活用するとよいです。そのほか、Web上には入学・卒業年を自動で計算するサイトもあるので、それを利用するのも一つの手でしょう。

履歴書はコピーを取っておくと便利

作成した履歴書はコピーを取っておくと便利です。ほかに履歴書を書くとき、入学・卒業年がわからないとしても、コピーした履歴書を見れば調べなおす手間が省けます。入学・卒業年や学校名など、書いたものをそのまま参考にできるため、おすすめです。

履歴書の生年月日は西暦・和暦どちらを使用してもよいが表記を統一する

本ページでは、履歴書を書くうえでのポイントや注意点などをご紹介しました。履歴書の生年月日では、西暦・和暦どちらを使用してもかまいません。ただし、和暦を使用すると決めたら和暦だけを使う、のようにしっかり表記を統一させましょう。また、和暦の年号をアルファベットにしたり、「〃」で省略するのは控えてください。本ページでご紹介したポイントや注意点を参考に、印象のよい履歴書を作成しましょう。

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