2021年09月01日(水) 更新

Web履歴書に必要な写真データを用意する手段と貼り付ける手順

Web履歴書とは

Web履歴書とは、オンライン上で作成する履歴書のことです。大手の就職サイトでは、備えてある機能になります。
Web履歴書を作る場合、無料で利用できるテンプレートを活用するとよいでしょう。就職サイトの中に無料でダウンロードできるWeb履歴書があります。書き方は、手書きの履歴書とほとんど変わりません。しかし、WordやExcel、PDFなど様々な形式があるので、記入方法については必要に応じて調べなければならないでしょう。
どの履歴書を使うか迷ってしまった場合は、JIS規格の履歴書がおすすめです。JIS規格の履歴書であれば、どのような職種・業界であっても使えます。

Web履歴書の注意点は十分知られていない

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/18
投票数:1678

就活生1678名を対象に、「Web履歴書の注意点について十分に知っていると思うか?」
というアンケートを行ったところ、91.8%の人がNo、8.2%の人がYesと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)

履歴書は手書きのイメージがありますが、最近ではWeb履歴書を採用している企業も少なくありません。Web履歴書になじみがない分、作成時に注意すべき点をしっかり把握したいものです。とくに証明写真の添付に関しては、どうすればよいのか戸惑う人も多いでしょう。そこで、Web履歴書への写真の添付方法を紹介いたします。

Web履歴書も写真は貼り付ける必要がある

手書きの履歴書には証明写真を貼り付けますが、もちろんWeb履歴書にも証明写真が必要です。どうやってWeb履歴書に写真を貼り付けるのかがわからないという人もいるでしょう。しかし、わからないからといって写真を添付しないわけにはいけません。
不慣れなWeb履歴書であっても、必ず証明写真は貼り付けましょう。別途、写真だけをメール添付で送るなどして受け取ってくれる企業もあるかもしれません。しかし、基本的には指定の方法以外で写真を提出する、もしくは写真を貼り付けないというのは、応募書類の不備に該当します。そのため、選考で落とされる第一の要因になりかねません。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

Web履歴書に貼り付ける写真はデータ化しておく

きれいな写真データを作るなら写真館やフォトスタジオへ

Web履歴書に写真を貼り付けるためには、はじめに写真のデータを準備する必要があります。きれいな写真データが欲しければ、写真館やフォトスタジオで写真を撮るのがおすすめです。
最近の写真館やフォトスタジオの撮影サービスは、デジカメ撮影したデータまでくれる場合がほとんどです。写真館やフォトスタジオであれば、きれいに撮影したデータを貰えるので一番簡単で正確でしょう。
また、どのような媒体でデータをもらえるのかもチェックしておいてください。CDに保存してくれる店舗がほとんどですが、最近のパソコンはCDを取り込めないものも多いため、持参したUSBまたはスマートフォン内に保存してもらうことをおすすめします。

スタジオ利用しない場合は現物の写真をコンビニ等でスキャンする

証明写真を準備するのに、スピード写真を利用する人もいるでしょう。道端にあるスピード写真機などでは、写真のデータは貰えません。それをデータにするためには、スキャナ機能のある機器を使用する必要があります。家にスキャナがない人は、コンビニの印刷機を利用するのが一番簡単です。写真、小銭、USBやスマートフォンなどの記憶媒体を持って、コンビニへ行きましょう。
USBはそのまま印刷機の端末に刺して使えますが、スマートフォンへの保存は各種コンビニのアプリなどが必要です。事前に各コンビニのサイトにアクセスして確認するとよいでしょう。ただし、この方法は画質が落ちるケースもあるので、あまりおすすめできません。

携帯で写真を撮影するのは避けた方がよい

写真館などでの撮影が難しい場合は、デジカメ・携帯電話などで撮影したものを使用しても問題はありません。しかし、背景や光の当たり具合の調整など、撮影技術はプロにはかなわないでしょう。プロの使用する機材は高性能であり、シチュエーションに応じて専用の道具を使用するので、よりきれいな写真が撮影できます。それに比べ、携帯電話のカメラで撮った写真は品質が落ちるのです。
自分で撮影した場合、写真のサイズを証明写真用に加工するなどの作業も必要となり、手間や時間がかかります。携帯での撮影は避け、写真館などで撮影したほうが、よりきれいな写真が得られるのです。

写真データのファイル形式

JPEG(ジェイペグ)

写真データを取り扱う場合、そのファイル形式にも注意が必要です。代表的なファイル形式の特徴を以下にまとめました。
はじめにJPEGをご紹介します。
【拡張子】×××.jpg/×××.jpeg
【特 徴】
 ・最も一般的なデジタル画像データの保存形式で、静止画像データの圧縮形式のひとつ
 ・フルカラーの画像を多少の劣化を伴いながら高い圧縮率で圧縮できる
 ・圧縮率を自由に設定できるので、ファイル容量が大きな画像データでも非常に小さい容量に圧縮して保存できる
 ・圧縮率が高いほど、画像の劣化が起こる
【主な用途】デジタルカメラの画像保存やWeb画像やメールへの添付用など

BMP(ビーエムピー)

つぎにBMPをご紹介します。
【拡張子】×××.bmp
【特 徴】
 ・画像データのファイル形式のひとつで、Windowsが標準で対応している
 ・システムが使用するアイコンなどの画像でよく利用される
 ・モノクロ画像からフルカラーまでの色数を指定できる
 ・画像を非圧縮で保存するため、画像の劣化が起こらない
 ・他の形式の画像データと比べてファイル容量がかなり大きくなる
【主な用途】画像データの保存用など

TIFF(ティフ)

3番目はTIFFです。
【拡張子】×××.tif/×××.tiff
【特 徴】
 ・さまざまな符号化方式に対応した、ビットマップ形式の画像データを保存するためのファイル形式のひとつ
 ・基本的に非圧縮ファイルとして保存されるため、ファイルサイズは大きくなる
 ・記録方式によっていろいろな種類が存在し、同じTIFF形式でもデータによっては互換性に問題が生じる場合もある
 ・画像劣化のないデータ圧縮ができる
【主な用途】高画質での画像データ保存用

GIF(ジフ)

つづきましてGIFをご紹介します。
【拡張子】×××.gif
【特 徴】
 ・画像データを圧縮して記録するファイル形式のひとつ
 ・インターネット上で表示しやすいように、色の表現を256色以下にすることでファイル容量を小さく抑えた画像データの保存形式
 ・図やイラストなどの画像に向いている
 ・いわゆるGIFアニメーションや透明色の使用が可能
 ・劣化のないデータ圧縮ができる
【主な用途】Web画像用(ロゴやバナー広告用画像)など

PNG(ピング)

最後にPNGです。
【拡張子】×××.gif
【特 徴】
 ・パソコン上で扱う画像データのファイル形式のひとつ
 ・劣化のないデータ圧縮ができる
 ・写真のようなフルカラー表現の画像データの場合は、JPEG形式に比べデータ容量が大きくなる
 ・GIF形式よりデータの圧縮率が高く、半透明の表現が可能
【主な用途】Web画像用など

Web履歴書への写真データの添付方法

データをパソコンに取り込む

Web履歴書へ写真データを添付するには、はじめに写真データをパソコンに取り込まなければなりません
USBなど、パソコンに接続できる媒体に写真データを保存した人は、パソコンにそれを接続してください。媒体が接続されたことを示す表示がでますので、そこから媒体の中身を確認し、パソコンにコピー&ペーストしましょう。
スマートフォンに保存した人は、自分の携帯から自分のパソコンへメールに写真を添付して送れば、簡単にデータをパソコンで受け取ることができます。

貼り付ける写真データの大きさを調整する

写真を履歴書に貼り付けるときに気をつけたいのが、写真データのサイズです。自分で現物の写真をスキャンした人は、写真のサイズが大きすぎるはずですので、ペイントソフトで調整しなければなりません。
また、写真館やフォトスタジオでデータ作成したけれど、wordやExcelでは開けない形式だったり、データが大きすぎたりした場合は、同じく調整が必要になります。あまりに保存容量が大きいデータを縮小して貼り付けると、履歴書のデータが重くなり、アップロードやメール送信ができなくなる可能性があるのです。
後ほど詳しいやり方をご紹介します。

パソコンに取り込んだデータを履歴書データ上で開く

履歴書を作成しているWordまたはExcelのバージョンが2007以降の場合、写真館やフォトスタジオで写真データを作成してもらった方は、WordまたはExcelを開いて、上の「挿入」→「図」→「画像」をクリックして保存した自分の写真ファイルを選択しましょう。そうすると、作成中の履歴書の上に、自分の写真が貼り付けられます。
プロがデータ作成をしてくれていますので、写真の大きさは丁度よいでしょう。少しwordやExcel上でサイズ調整すれば終わりです。写真データの四隅に表れた白い丸をドラッグすると自由に大きさを調整できるので、証明写真の枠に合うように調整してみましょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

写真データのサイズ調整方法

サイズ調整が必要なら、パソコンのアクセサリからペイントを開く

サイズ調整が必要な人は、【ペイント】ソフトを開きましょう。【ペイント】はパソコンの【アクセサリ】の中に、はじめから入っているソフトです。もし【ペイント】がパソコンに入っていないなら、代わりになる画像編集ソフトをダウンロードしましょう。機能としては、【トリミング・リサイズ・回転】等の初歩的な機能があればよいので、Web上で無料のものが見つかるはずです。

ペイントソフトで写真データを表示する

Microsoftの「ペイント」における調整方法をご紹介します。ペイントを開いたら、ソフト上で写真データを表示しましょう。左上の「ファイル」→「開く」をクリックしてください。そして、「ファイルの場所」のデスクトップなどに保存してある自分の写真のファイル名を選択して、写真データを表示させます。

ペイントソフト上に表示させた写真を切り取り大きさを調整する

写真データが横になっている場合は、四角で選択する前に「ホーム」→「選択」の右下にある「回転」を押し、画像を回転させて直します。ペイントでは細かく角度調整できないので、微調整したい場合は他の角度調整できるソフトを探すか、まっすぐスキャンし直しましょう。

写真の縦横比率を整える

次に、「ホーム」→「サイズ変更」を押すと、上記のような窓が開きます。単位を「パーセント」から「ピクセル」に変えて「縦横比を維持する」のチェックを外し、「縦」を551、「幅」を413にします。
うまく証明写真のサイズ通りにトリミングできなかった人は、縦横の比率がおかしくなって顔の長さが変わっている可能性があります。トリミングを縦4:横3程度の大きさにやり直しましょう。

ペイントで調整した画像を保存する

ペイント上で大きさをある程度調整したら、左上の「ファイル」→「名前をつけて保存」で保存しましょう。このとき、「ファイル名」の下にある「ファイルの種類」のところは、「JPEG」を選択してください。写真ファイルがword・Excelで開けなかった人は、この方法で形式を変えましょう。
JPEGで写真データを保存できたら、word・Excel上でデータを開いてみてください。大きさはちょうどよくなったでしょうか。微調整が必要なときは、画像の四隅にある白い丸を使って調整してください。

適切な写真データを準備してWeb履歴書に添付しよう

Web履歴書に使用する写真データは、写真館かフォトスタジオで作ってもらうときれいで、パソコンに取り込むときにサイズ調整の手間が少ないです。なければ証明写真機などで撮影した写真をコンビニなどでスキャンしましょう。取り込んだデータは、サイズに気をつけて履歴書に添付してください。余分なところがあったり、サイズが大きすぎるときは、ペイントソフトで調整しましょう。これらの点に気をつければ、Web履歴書にきちんと写真が添付できるようになります。

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