2021年06月18日(金) 更新

【証明写真を簡単にデータ化するガイド決定版】コンビニや自宅や写真屋で作れる【履歴書用に】

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

履歴書用の証明写真をデータ化するには?

履歴書用の証明写真をデータ化する方法の1つとして、スキャナーを使う方法があります。最初は面倒だと感じるかもしれませんが、データを取り込んでしまえば、後は楽チンです。また、さり気なくパソコンスキルをアピールすることもできます。

スキャナーで証明写真を読み込みデータ化しよう

履歴書の証明写真をデータ化するにはスキャナが便利です。スキャナを使用して証明写真のデータを取り込みます。これでデータ化完成なので、非常に簡単です。スキャナと聞いただけで敬遠したくなるITアレルギーの人も「履歴書を、スキャナで、データにする」のコンセプトだけ頭に入れておけば問題ないでしょう。履歴書にレイアウトするには下記の手順を参考にしてください。なお「スキャン」とはスキャナで読み込むことです。

① 証明写真をスキャンしてデータ化
② 履歴書をスキャン
③画像処理ソフト(Photoshop)で履歴書を読みこむ
④履歴書データの上に証明写真を合成して印刷

以上が手続きになります。読み込んだ画像を、画像処理ソフトで組み合わせる方法です。

スキャナの無い人は証明写真をどうデータ化する?

自分にはちょっと自力でできそうにない、スキャナーがないという人は写真屋さんに証明写真をデータ化してもらいましょう。今は、写真を撮影した後に、CD-ROMに焼いてくれるサービスをしているところもあります。

写真屋さんにデータ化してもらう

写真屋さんで履歴書用の証明写真を撮った時、少し料金を割り増しすれば、写真データをもらえます。写真のデータはCD-ROMで受け取れるはずです。写真屋さんなら、履歴書に貼る証明写真として綺麗に写してくれるのは、もちろんのこと、データで受け取ることもできるのでオススメです。

この方法は、写真屋で撮らなければデータ化してもらえませんし、プロに任せるので写真そのものは割高になります。しかしデータ化のオプション料も僅かなので、セルフサービスよりは割高とはいえ一番無難です。

スキャナ・写真屋を利用できない人はどうすればいい?

自宅にスキャナーがなくても、手元にデータがなくても大丈夫。日本中どこにでもあるコンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・サークルKサンクス)で、200円でささっと履歴書用の証明写真が作れてしまうのです。急に証明写真が必要になった人はぜひ試してみてください。

自分で撮影してコンビニでデータ化する

携帯電話でも履歴書用の証明写真が作成できます。まず、自分のスマホで写真を撮りましょう。そしてコンビニに行き、専用機器にデータを送れば200円ほどで、証明写真として印刷できます。

自分で撮るため気に入るまで撮り直しができますし、急いでいる時にも便利です。お手軽な値段も嬉しいですね。履歴書用の証明写真は自分で撮って、データを持ち歩き、いつでも印刷できる時代です。

コンビニ証明写真のメリット

コンビニ証明写真には、様々なメリットがあります。まず、料金が安いことが挙げられるでしょう。証明写真を写真機で撮ると1,000円程度お金がかかりますが、コンビニ証明写真は3枚200円で作ることができます。また、近くのコンビニでプリントすることができますので便利ですし、夜間利用も可能です。24時間利用できるというのが、忙しい人には嬉しいでしょう。また、スマホや携帯、デジカメで撮影した写真を使用できますので、何度も自分で撮り直すことが可能です。

自分で証明写真を撮影するコツ

では、証明写真を自分で撮影するコツについてみていきましょう。まず、証明写真なので背景が無地でなければなりません。自宅の壁などを背にして撮影しましょう。ピントがあっていない写真は証明写真としてNGですので、オートフォーカスを利用すると簡単です。また、なるべく顔や背景に影が入るのを避けましょう。鏡や白い紙を膝において撮影すれば、レフ版代わりになります。また、カメラアプリを利用して画像の明るさを調整するのもおすすめです。

写真をトリミングする方法

では、撮った写真をトリミングする方法について紹介します。まず、トリミングする画像をパソコンのデスクトップに保存し、右クリックしましょう。するとメニューが表示されますので、「プログラムから開く」から「ペイント」をクリックします。すると、ペイントが起動して選択した画像が表示されます。「ホーム」タブをクリックし、「イメージ」の項目から「選択」の▼をクリックし、「四角形の選択」をクリックします。そうするとトリミングする範囲を指定できるようになりますので、始点でクリックして選択しましょう。選択が終わったら「ホーム」のコピーをクリックし、ペイントの新規ファイルで「貼り付け」をおこなえば選択した範囲が表示されます。

証明写真のサイズ

履歴書等に貼る証明写真の一般的なサイズは4.0×3.0です。自分で撮影をおこなう際は解像度に気を付けましょう。VGA(640×480 4:3)以上の解像度で撮影します。一般的なスマホであれば解像度を気にする必要はないでしょう。サイズを変更する際は、カメラ画面の「サイズ」または「解像度」から変更します。

証明写真アプリの利用もおすすめ

スマホで証明写真を撮影するためのアプリもあります。「履歴書カメラ」というアプリを使えば、美肌補正やくま消し機能を使うことも可能です。初心者でも簡単に写真を撮るためにガイドをおこなってくれますし、顔の位置を示す目安の線をみながら調整ができます。実寸サイズで保存されるので、あとは写真を家のプリンタやコンビニで出力するだけです。何度でも取り直しができるので、納得のいく証明写真をつくることができます。

証明写真のデータをスマホに送れる写真機「Ki-Re-i」

証明写真機の「Ki-Re-i」は、撮ったデータをスマホに保存することができます。データは「再プリント用」と「Web用」の2種類があり、「再プリント用」はうまく撮影できた証明写真を必要な時に「Withスマホ」対応の「Ki-Re-i EX」で再プリントすることが可能です。

「Web」はインターネットで証明写真のデータを提出する場合や、SNSのプロフィール写真で使いたいときに利用できます。Webエントリーやパソコンで自由に画像データを利用できるので、便利です。

背景や肌質を加工できる

「Ki-Re-I EX」の写真機であれば、背景色を選択することができます。ブルーやピンクのグラデーションや、スタジオ撮影風の背景もありますので、自分の印象を色で演出することができるでしょう。また、肌質補正のほかに肌色まで選ぶことができます。色白から小麦色の肌まで自分好みで選べる上にシミやクマ、ヒゲが目立たなくなりますので、活き活きとした表情の写真が撮れるます。

カメラのキタムラは証明写真のデータ渡しもおこなう

証明写真を撮影するなら、「カメラのキタムラ」もおすすめです。光沢を抑えたマット仕上げの写真が撮れ、肌色や質感をプロに調整してもらうことができます。また、Webエントリーに必要なデータ加工もおこなっています。データ保存をしたCDを受け取ることもでき、その際はピクセル数やファイル容量の指定が可能です。また、スマホに撮影データを転送してもらうこともできますので、便利でしょう。その他にもシール加工など、料金はプラスされますが様々なオプションをつけることが可能です。

証明写真機の設置場所を検索できるサイト

証明写真が必要になったとき、どこにあるのかとっさに思いつかないものです。そこで、証明写真機のある場所をすぐに検索できるサイトを紹介します。「証明写真マップ」は、地図上から証明写真気を検索できるサイトです。近くにある写真機を20個まで表示します。つづいて、先程紹介した写真機「Ki-Re-i」を検索するなら「フォトイメージングジャパン」です。都道府県や住所から、写真機のある場所を検索できます。

証明写真を取る際は身だしなみに注意

証明写真を撮る際には、身だしなみに気を付けましょう。証明写真によって第一印象は決まります。清潔感のある服装や髪型を心がけましょう。茶髪など髪を染めているのは良い印象を与えませんので、染めている人は黒髪に戻します。前髪は目にかからないようにしましょう。また、スーツやシャツの汚れにも注意を払う必要があります。では、男女別に注意したい身だしなみについてみていきましょう。

証明写真を撮る際の身だしなみ:男性

男性は、サイドの髪が耳にかからないようにし、もみあげは短くしておきます。襟足を刈り上げる必要はありませんが、横から見えないように整えましょう。髪全体を立ち上げるようなスタイルも良くありません。また、寝癖にも注意が必要です。

ネクタイが曲がっていないか確認をして、証明写真を撮りましょう。色も、スーツにあわせて無難なものにし、柄のないものを選びます。

証明写真を撮る際の身だしなみ:女性

ロングヘアの女性は髪をまとめるようにしましょう。すっきりとした髪型で証明写真をとることが大切です。顔周りの髪はピンで留めるようにしましょう。

また、女性は化粧をすることも身だしなみです。ナチュラルメイクを心がけ、ファンデーション、眉毛、リップの化粧は最低限必要です。また、証明写真を撮る際に顔がテカっていないか確認しましょう。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

履歴書の証明写真はスキャナや写真機で簡単・手早く・安くデータ化&印刷できる

履歴書の証明写真はスキャナで簡単・手早く・安くデータ化&印刷できます。スキャナが無ければ履歴書用の証明写真を自分で撮影して、データ化、印刷するのがオススメです。

履歴書用の証明写真をデータ化&印刷さえやってしまえば、後は楽チンなので、いちいち写真屋さんに行ってそのつど証明写真を撮影していた人や、スピード写真にお金をかけていた人は、証明写真にはこういう方法もあるんだよ、ということを知っておいてください。肝心な証明写真の画質はそこそこですが、時間がない時には重宝します。

採用担当者が語る"通る履歴書の書き方"|フック→主張→理由→〆の流れで書こう

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

採用担当者が語るウラ話

履歴書は、採用担当が応募者のみなさんのことを知る大切なツールです。採用担当は、経歴だけでなく志望動機や自己PRをみて選考します。内容が充実した履歴書を作成するためには、作成時間の中の余分な時間をいかに減らせるかが重要になるでしょう。 特に写真の準備は、削減しやすいポイントです。データで管理することで再撮影の手間もなく、また、志望企業の応募フォーマットに合せての出力も簡単になりますよね。 その浮いた時間で、志望動機や自己PR文を考えることに時間を割けるはず。自分らしさを、企業が求める人物像に合せてしっかりと記載しましょう。 就職活動もしっかり効率化することで、志望企業の内定にグッと近づきますよ。面倒くさがらずに、目に留まる履歴書作成を心がけてください。採用担当として、みなさんの就職活動を応援してます!

採用担当者が言うように、履歴書は中身が重要です。証明写真は早い段階で用意してしまって、履歴書に記載する内容を濃くする作業に時間を割きましょう。履歴書を作成するときに参考になるのが、履歴書作成マニュアルです。基本的な履歴書の書き方はもちろんのこと、履歴書において人事が注目しているポイントやダメな履歴書の特徴などを解説しています。人事の目に留まる履歴書を作成する際に参考にしてみてください。

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