2021年09月02日(木) 更新

【履歴書の適切な文字数】志望動機や自己PRのまとめ方と紹介

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

履歴書やエントリーシート(ES)の文字数で悩む就活生は多い

調査方法:メールを配信して学生にアンケート
調査日時:2017年1月26日(木)~1月29日(日)
調査元:ポート株式会社
調査対象者:キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数:438人
質問内容:「志望動機や自己PRを書くときにどうしても長くなってしまうことがある」

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「志望動機や自己PRを書くときにどうしても長くなってしまうことがありますか?」という質問に対して、67.7%の人がYes、32.3%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)

履歴書やエントリーシートはあくまでも通過点かもしれませんが、ここで落選してしまったら面接にすらたどりつけません。

確実に突破するためには、できるだけベストな文字数・文字の大きさ、内容、構成の履歴書やエントリーシートを提出したいものです。今回の記事では参考になる文字量・文字数や志望動機のコツや文字の大きさなどをご紹介しますので、ぜひご自身の履歴書やエントリーシートに取り入れてみてください。

志望動機を履歴書・エントリーシート(ES)に書く適切な文字数・文字量とは?

志望動機を履歴書・エントリーシート(ES)に書くとき、文字数制限なしの場合の適切な文字数・文字量とはどれくらいなのでしょうか。

志望動機が思いつかない時は、ツールを使うのが一番オススメ!

志望度はあっても、上手い志望動機が思いつかいなくて悩んでいる就活生は多いです。「その会社じゃないといけない理由」なんてなかなか思いつきませんよね。

無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、熱意がなくても、強みが伝わり採用したいと思わせる志望動機が完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

志望動機を履歴書・エントリーシート(ES)に書く適切な文字数とは?

履歴書やエントリーシートに文字数制限がない場合は、300字ぐらいの字数を目安にしましょう。
300文字あれば、履歴書の空欄に見やすい文字の大きさで、きれいにおさまります。

長さも、300文字であればだらだらと同じ言葉の繰り返しで長くなることもありませんし、自分のことが伝えられない心配もない分量です。

企業からの指定があれば従う

志望動機や自己PRなど、それぞれの項目では基本的に300文字を目安にしますが、企業から指定がある場合はそれに従う必要があります。

例えば、各項目100文字と指定されているのに、300文字で書いてしまうと、指示が守れていないとして評価を下げられてしまうことも少なくありません。場合によっては応募基準を満たしていないとして、その時点で不合格になることもあるため注意が必要です。

優先順位として守るべきなのは企業からの指定であり、一般的な文字数は指定がない場合のみ適用すると考えましょう。企業によって指定は異なりますが、300文字よりも短くする場合と長くする場合の両方があります。それぞれのパターンに対応できるように、削れる部分と追加できる部分を考えておくことも大切です。

履歴書の記載で文字数以外に気をつけるべき点

文字は見やすさと全体のバランスが重要

履歴書やエントリーシートの志望動機・自己PRにおいて「適切な文字の大きさは何ミリ」と、言い切れれば簡単なのですが、志望動機などの欄はそれぞれサイズが異なるため、文字の大きさに関しては確実な答えはありません。

小さい字でびっしり書き込むと読みにくいですし、見やすくするためでも文字のサイズを大きくしすぎてもやる気のない印象を与えてしまいます。目安として、文字の大きさは、役員面接に進んだ時、年齢の高い役職者が履歴書をみても読みやすいサイズを意識するといいでしょう。

一文は60字程度で長くしすぎない

履歴書は読みやすいことが重要であるため、一文あたりの文字数にも注目する必要があります。

明確な基準はありませんが、読みやすい文字数は1分で大体60文字くらいです。これを大幅に超えてしまうと読みづらくなり、アピール内容も伝わりづらくなるため注意しなければなりません。

接続詞を多用すると長くなってしまうことが多いため、適当なところで切るようにして、長さを整えましょう。また、60文字以内で収まる分には問題はなく、一文が短くなったとしても読みづらいと思われることはありません。

ただし、短い文章ばかりでもリズムが悪く、印象に残りづらくなってしまうこともあるため注意が必要です。リズムよく読み進めてもらうには、一文あたり50~60文字程度を意識するとよいでしょう。

適度に句読点を使う

句読点は適度につけることが大切であり、少なすぎる、あるいは多すぎるのはNGです。同じ文章でも句読点のつけ方によって印象は大きく異なり、読みやすさも違ってきます。

例えば「大学時代は野球部に所属しておりポジションはピッチャーでキャプテンを務めておりました」という文章があったとします。例のように句読点が全くないと読みづらくなってしまうため注意が必要です。

また、「大学時代は、野球部に、所属しており、ポジションは、ピッチャーで、キャプテンを、務めておりました。」とするのも不自然です。自然でかつ読みやすくするには、「大学時代は野球部に所属しており、ポジションはピッチャーでキャプテンを務めておりました。」程度にするとよいでしょう。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

印象の良くない履歴書の志望動機・自己PRの書き方

志望動機・自己PRの欄は履歴書やエントリーシート、志望動機書などのフォーマットによってさまざまです。

大きめのものもあれば小さめのものもあるでしょう。では、どうやって悪い履歴書かどうかを判断するのでしょうか。どんな履歴書でもわかる悪い印象を与えるものの特徴です。

「志望動機」「自己PR」欄に隙間が多いor詰め込み過ぎ

• 自己PRや志望動機が一行や二行
• 文字が小さく余白が多い
• 自己PRや志望動機が小さな文字でびっしりと詰め込まれている

こういったものは、どれもマイナス評価の履歴書だと言えます。

自己PRや志望動機が一行や二行の履歴書は、空欄のある履歴書と同様に、意欲や熱意が感じられません。そもそも、志望動機や志願理由といった志望の動機には自身のエピソードを交えて具体的な文章を書こうとすると、短い文章にはなりにくいです。

履歴書の志望動機・自己PR欄がスカスカになっている人は、文章を練り直しましょう。基準として何割埋めるかというと、最低でも記入欄の8割以上を埋めるようにしてください。

このとき、薄い内容をごまかすように文字を大きさを変えたり、行間を広げたりするのではなく、内容を充実させて埋めるよう心がけましょう。

履歴書・エントリーシート(ES)の志望動機・自己PRの適切な文字数は300字前後!大きさはバランス次第

履歴書やエントリーシートの志望動機・自己PRについて1つ結論として述べると、それに対する根拠を述べる、展望を記載すると、短い文章にしても150文字くらいには到達します。

これは、論理的文章を書く事に慣れている人間でこの感覚ということです。つまり、文章の書き方を学んでいない人や書く事に慣れていない人では、重複や余分な表現・文脈が発生し、あっという間に字数が200文字をオーバーしてしまうのです。

まずは結論として1番言いたい内容を1つ伝え、その後に根拠を簡潔に2つ程度述べる書き方を意識するようにしましょう。 それができたら、一文の長さや文字の大きさを意識して一度書き込んでみて全体のバランスを見て最終確認をすると良いですね。

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