初任給と基本給の違いとは｜【今さら聞けない】押さえておくべき就活の基礎知識について紹介

就活者の多くは初任給と基本給の明確な違いを把握できていない

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「初任給と基本給の違いは何か知っていますか？また、何だと思いますか？」

キャリアパークのアンケート調査から、初任給と基本給の違いやそれぞれの特徴をしっかり把握している就活生は少ないとわかりました。「最初にもらえる給料と、平均の給料」など、違いがあるのはわかるものの、しっかり説明するのは難しいようですね。そこでこの記事では、2つの違いはもちろん、それぞれどのような賃金なのかを分かりやすく解説していきたいと思います！就職前にしっかりと確認しておきましょう。

基本給と初任給との違い

基本給と初任給の違いが分からない就活生も多いでしょう。似ている名前なだけに、違いが分からなくて悩む方も多いのではないでしょうか。基本給と初任給の違いが実際にどのようなものなのかを、見ていきましょう。

基本給は「給与の基本」

基本給とはどういったものでしょう。給与には、残業手当・通勤手当・役職手当といったような手当てがあります。そういった手当などを除いた、基本となる賃金が基本給ということになります。簡単にいいますと、最低限貰える給与が基本給なのです。一般的には、年齢や勤続年数、職種、技能などを基準に決められるものであるため、多くの場合、その会社なりの基準となる独自の｢基本給表｣があり、決定に至ります。

初任給は各種手当を含んだ給与

基本給＝初任給ではないということです。基本給と初任給は、別物だと考えておきましょう。なぜならば、この初任給というのは、基本給＋各種手当で支給されるもののことを言いますので、基本給とは違います。

「基本給15万円」＋「住宅手当3万円」＋「交通費1万円」＝19万円支給
上記のように各種手当を含んだ、給与になります。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

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初任給において注意するポイント

初任給において、注意するポイントとはどういったものになるのでしょうか。初任給で注意すべきポイント関して紹介しますので、就活生の方は一緒に見ていきましょう。

基本給は賞与に影響する

これまでの説明でなんとなく、初任給と基本給の違いについて理解していただけたと思いますが、その点で注意するところは、賞与がある企業においては注意してください。賞与は基本給○○ヶ月分というように、基本給に関係してくるものなので、初任給が高いからと、賞与も高額なんてことにはなりません。基本給での計算になりますので、初任給を見る際には、こういったところも見るようにしましょう。

初任給が高いだけで決めるのは要注意

初任給が以上に高いというだけで、良い会社とは限りません。またその逆で、初任給が低いからダメな会社ということでもありません。この昇給も、基本給が上がるということです。ですので、初任給だけを見るのではなく、今後長く働ける環境なのかなどを見て加味して求人票をみるようにしましょう。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

就活生は初任給と基本給の違いを把握して長く働ける企業を見つけよう

初任給と基本給の違いに関して紹介しましたが。就活生は、初任給と基本給は一緒ではないということが分かって頂けたと思います。今回紹介させて頂いたように、初任給の給料が高いだけでその企業を選ぶのは、注意が必要ですので、その際に、初任給の内訳などがあれば、しっかりその内訳も確認しておきましょう。