合同説明会に参加すべき理由とは｜企業が開催する目的を知ることで就活生の意識も変わる

合同説明会（合説）に参加すべき？時間の無駄？

就職活動が始まった頃、だいたいの学生が考えるのが「合同説明会に参加すべき？」という事です。合同説明会、いわゆる合説に参加することによって選考は有利になるのでしょうか？結論から言うと、参加したとしても選考が有利になるわけではありません。

そのため参加すべき会ではないのです。合同説明会の場合ですと、大体企業のホームページに記載されている内容しか聞けれません。短時間ですから、聞きたい話が聞ける可能性が低いのです。

参加したからと言ってプラスになる点はあまりない

企業が行う個別説明会などは、選考に関わってきます。むしろ選考の一部として考えないと、就活生はアピールできないかもしれないですね。しかし合同説明会に出たからと言って、選考を有利にするなんて企業は、ほぼありません。

プラスになる点はあまりなく、時間の無駄になってしまう可能性も否めないでしょう。意味がないとも一部ではささやかれています。では目的を持たずに合説に参加するなら、どのような心持で参加すべきでしょうか？

目的がないなら見聞を広げるくらいの気持ちでOK

合説には、無理に参加する必要はありません。自分の進むべき業種や業界が明確になっていて、その為の情報を仕入れたいという人には良いでしょう。目的がはっきりしているからです。あるいは、自分の第一志望の企業が合同説明会を開催するという場合は、積極的に参加するべきだと思います。

しかしそうでない場合、目的がないのであれば参加してもしなくても構わないでしょう。あくまでも見聞を広げるというぐらいの気持ちで良いかもしれません。

合同説明会（合説）は、あくまで情報収集の場という意識で

合同説明会の特徴としてよく挙げられるのが以下の例です。

■待ち時間が長い
■とにかく人が多くて混雑する
■身のある話がない

とくに、就活サイトなどが企画する大型の合同説明会の場合は、待ち時間が1時間以上でしかも参加人数も述べ、数百人と膨れ上がります。

人数が多ければ多いほど、目的を持っていないと混雑もします。また、うまく企業を回れないという可能性が出てくるでしょう。絶対に参加しなければならないというものでもありません。

目的を持って参加すると情報を仕入れて比較できる

合同説明会では情報を仕入れて比較する事ができます。たとえば自分と同じく就職活動をしている人はどういう人か？など、一度間近で見るため参加してみるのはアリだとは思います。上記でも紹介したように、参加したといっても企業からの評価がプラスになるわけでもありません。時間の無駄と感じるのは仕方がないでしょう。

しかし、複数の企業の採用担当が一堂に会する場では、目的さえ持っておけば時間の無駄ではないかもしれませんよ。同業界であればなおさらです。パンフレットなどももらえますし、疑問に思った事は質問することも可能です。ですので、複数の企業の比較という事であれば向いていると言えるでしょう。

合同説明会（合説）を開く企業側の目的は？

そもそも何もしなくとも、優秀な学生がエントリーしてくれる企業は、合同説明会に参加しなくても良いと言えます。

しかしながら有名企業も参加しているので、就活生は説明会へ行こうと思うのでしょう。蓋を開けば、企業側も客寄せの場合があるのです。

企業の目的は優秀な生徒からのエントリーが欲しい

一見、就職活動の学生のための合同説明会だと思われがち。実際は、企業のための合同説明会でもあるのです。

優秀な生徒をからのエントリーが欲しいと企業側は考えますから、多額の資金を投資してまで、合同説明会を開くのです。そのため企業の目的は、優秀な学生からのエントリーを獲得するためと言っても過言ではありません。

企業は自社の宣伝の場として合同説明会を使っている

有名企業は、企画者側から参加をお願いされているケースがあります。有名企業が参加することにより、就職活動を行っている学生も行ってみようという気になるのです。

しかし有名企業のブースは混んでいて、よく話が聞けません。すると違うブースへ行こうとなります。実はこれが企画者側、企業側の狙いでもあるのです。いろんな事情で開催されている合同説明会。参加して意味あるものにするのか、意味ないものにするのかは、自分次第でもあるかもしれません。

合同説明会（合説）は時間の無駄にしないためにも目的を持ってから参加すべき

合同説明会（合説）は、必ずしも参加しなければならないものでもないです。自分の時間を有効に使うために、時間の無駄にしてまで参加する必要もありません。参加してみて意味がないものならば、ただ時間の無駄ですよね。

一度、目的を自分の中で確認してから合説に参加すべきではないでしょうか？単純に意味ないと決めてしまうのは早計ですから、一度は参加してみて判断するのが良いでしょう。